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言語の臨界期というものがあって
子供の時点で外国語に触れていない限り
大人になって勉強しようとしても
その外国語を母国語のように操ることはできない
としばしば聞きます。
それは本当なのでしょうか?
ここでの母国語とは
ネイティブ並の発音(どんなものを指すか中々難しいですが)
でしゃべれたり
思考する際にいちいち頭の中で母国語→その外国語といったように
変換せずに、その外国語だけで考えたりできたりすることです。
五年や十年留学しても、やはり本格的に学び始めるのが大人であったら
その外国語を母国語のように操るのは不可能なのでしょうか?
大人からですと子供からに比べて吸収するのに時間や苦労が
かかると思いますが
可能性があるか無いかというと、どっちなのでしょうか?
説明が下手で不明瞭な点もあるかもしれませんが
もし理解して下さってご存知の方は教えて下さい。
お願いします。

A 回答 (7件)

こんにちは



>大人になって勉強しようとしても
>その外国語を母国語のように操ることはできない
>としばしば聞きます

これは、俗説にすぎません。

そもそも、言語というのは、
まず伝えたいイメージや情景、概念などがあって、
それを言語化して相手に伝えたり、自身が客観視するための道具。

つまり、最初にイメージがあって
そのイメージを各々の言語に翻訳しているようなもの。

日本語や英語、フランス語、ドイツ語...と
いろいろありますが、本質はまずイメージです。

極端に言えば、この世に言語がなくても
頭の中でイメージで理解できるもので
自然は成り立っていますよね。

さらに言えば、手振り身振りだけでも、
相手に伝えることもできますし。

で、イメージしながらの語学練習をすれば、
母国語のように話せます。

母国語→その外国語といったように
変換するやり方ではないからです。

いきなり、イメージからその外国語、という過程です。

母国語→その外国語といったように変換するやり方は
旧態依然の古い、悪い習慣でしかないんです。

学びたい言語の音声を聞きながら、
その言語が意味する情景をイメージしながら
音読で口まねしていくという方法なら、

幼児が言語を覚える過程を踏襲しながら、
さらに効率的に学習できますよ。

結論は、外国語は大人でも
母国語のように話せるようになります。
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「厳密な意味での母語と同じ」は、大人になってからでは無理だと思います。


が、

>ネイティブ並の発音(どんなものを指すか中々難しいですが)でしゃべれたり
>思考する際にいちいち頭の中で母国語→その外国語といったように
>変換せずに、その外国語だけで考えたりできたりすることです。

ならば、大変だけれども、やり方次第では可能だと思います。
ただ、そうできる人たちも、母語と同じとは思っていないようです。
上手くなるほどネイティブと自分との違いが分かるらしいです。
TOEIC800点ぐらいでも、「厳密な意味の母語並み」が非常に困難っていうか無理・・・というのは判ってきます(私はこのレベル)。

発音がどこまで上達するかは人によるようです。
○○語的な発音、というレベルなら若いうちなら習得できるでしょう。
嫌いでなければ。
日本育ちなのに「日系アメリカ人?」と言われたという人がいる一方、発音をあまり気にしなていない(としか思えない)人々もいるんです。
意思疎通のためなら、発音がネイティブ並みでなくてもいいので。
やる気がないか・センスがないか・気にしていないか。
やる気になれば現状よりベターにすることは出来ると思います。
発音を教える専門の先生だっていますし。

ちなみに、理解力・発信力の高低と、発音のヘタウマはイコールではありません。
私はスペイン語っぽく・英語っぽく文を音読することなら多少は出来ますが、じゃあ喋れるのかというと、そうでもないです。
(スペイン語を始めたのは19歳のとき。英語は中学校から高校まで公立学校で)

また、小さい頃から始めても、ずーっと継続しない限り大人として使える言葉にはならないそうですよ。日本語と同じで。

「厳密に母語並み」は無理でも、「ノンネイティブとして充分に使える」レベルになれれば、普通の人なら万々歳でしょう。
ストレス無く使えるレベル・・・・
仮に英語であれば、TOEIC900点レベルでいいんじゃないでしょうか。
そこまで行くのも大変ですが。努力や時間が。
どこまで行けるかどうかは別として、大人も、現状レベルより上達することはできます。
http://www.hbs.ne.jp/home/saso/toeic%20item2.htm
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こんにちは。



私は大人になってから英語をやりなおし、今はスペイン語を習っています。
英語に関してはある程度母語の干渉なしで理解することが出来ますし、スペイン語は英語に比べればまだまだですが多少は日本語なしで理解することが出来ます。
現地生活をおくったことはありません。
つまり、私自身の経験で言えば、外国語を母国語を介さないで使えるようになるには、時間と努力と多少の環境が整えば可能ではあると言えます。
発音に関しても個人差はありますが訓練次第ではその国の人と同じ程度に出来るようになると思います。日本語を話す外国の人の中には耳で聞いただけでは日本人が話してるのかと思うような人もいますよね。


しかし、大人になると思考方法や育ってきた文化、経験が子供以上に母国語に反映するのでどこかにその影響はあるでしょう。
例えば、突然火の粉が降りかかってきたら「ouch!」と「あつっ!」のどちらを言うでしょうか。子供の時に火の熱さ経験をしてそのときの感覚や感情がouchだったら、その人にとっては「あつっ」ではなくて「ouch」なのだろうと思います。しかし、「あつっ」というのと実際に経験したことが結びついていたら、そのとき発するのは「あつっ」なのではないでしょうか。
私の場合、外国語で思考することはあっても、どこかそれはしっくりこない、本当の感情や感覚とか結びついていない感じがします。そして思考回路そのものは日本的ですので、日本語ちっくな外国語です。


可能性があるかどうかで言えば不可能とは言えないと思います。
私は大学の英語の先生に言語の臨界期のことを教わりました。当時はどうせ学習するならネイティブスピーカーのようにならなければと肩肘張ってしまっていましたが、そうならなくてもいいんだ、言語学習の最終目標はそこではなく大切なことは別のことなんだと気分が楽になりました。
普通の学習者ならそれでいいと思いますが、どうしてもそのようにならなければならないという強い動機(例えばスパイになるとか、生き死にに関係するようなこと)と努力次第ではないかと思っています。そして洗脳に近いくらいの教育も必要かもしれませんね。
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旧日本兵で当時のソヴィエトに抑留され、ロシア人と結婚して、戦後60年近くロシアで暮らした人が”日本語は殆ど忘れた”とインタヴューで話しえいるのをテレヴィで見たことがあります。

極端な閑居におれば
そのようなことがありうると思います。私の弟は30年以上オランダで仕事をしており(オランダのオーケストラ)日常仕事では殆どオランダ語で過ごしている筈です。しかし、妻は同僚の日本人ですし年に一回は日本へ来ます。また、現地の日本人の方々とも付き合いがあるようです。従って、日本語は忘れていませんし、オランダ語やドイツ語にはそんなに苦労していないようです。
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やる気の問題だとおもいますよ。


"大人になって勉強しても外国語を母国語のように操ることはできない”という人は多いのですが、『それは言いわけにすぎない』と自分を戒めています。

私の経験で言えば、音を聞きわけるのが最も難関です。会話をしている分には、文脈で理解するのであまり困りませんが、特定の音を『これはどれだ』と言われる練習が私はとても苦手です。
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当社のアメリカ工場の現地採用の日本人の経歴。
日本で生まれ日本で大学を卒業し海外とは縁の無い企業に就職。
運悪く3年でその企業が倒産・・・何を思ったのかアメリカに渡り数社の企業を経験して当社に来ましたが、米人が驚くほどの早口で喋り返事もタイムラグは全くありません。
本人も英語で聞き、英語で理解し、英語で考え、英語で話すそうです。

私も30を過ぎてから英語圏の国に駐在しましたが英語で理解できました、所が英語で理解するので頭の中で日本語に翻訳がうまく行かず、日本にメールするのに頭の中で理解してる英語をどのように日本語に表現するのかで苦労しました。
現地人の言ってる事が殆ど判らない状態から英語で理解できる状態になるのは3ヶ月かかりました。

 
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言葉を日本語に置き換えなくても、その国に生活しているうちに自然と定型文として定着していきます。



しかし発音に関しては、日本語にない発音"th","v"や、"r"と"l"の使い分けなどは、舌が完成されてしまった大人には一生正確に発音することができません。
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