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小説を書いています。
ヒロインの空色の目を描写しようと思うのですが、ただ「空色」と書くのではつまらないので、もう少し凝った色名を使おうと思い、青系統の色について調べました。
そこで私が目を付けたのは、「深空色」と「アリスブルー」です。

ところが、「深空色」は調べても読み方が分からず(今は仮に「しんくういろ」と呼んでいます)、非常にマイナーな色のようでした。
ですが、漢字を見ればイメージはわくと思うので、個人的には有力な候補です。

「アリスブルー」は定義が曖昧で、サイトによって「『不思議の国のアリス』 の主人公・アリスをイメージした可愛らしい明るい青」「第26代アメリカ大統領テオドア・ルーズベルトの娘アリスが、官邸内でドレス等に好んで用いていた色」などと、違った由来が紹介されていました。
不思議の国のアリスの可愛らしさに肖ることができるならぜひ使いたい色名なのですが、問題はHTML用に定められた色では薄すぎるということです。
「水色」といった場合には濃さの範囲を広く考えていいと思うのですが、「アリスブルー」と具体的に示した場合には、やはりそのHTML用の色を示すことになるのでしょうか。
文章的な定義は「薄い青」なので、HTMLの決まりは無視して空色として使ってもいいような気がするのですが……。

「アリスブルー」がルーズベルトの娘のドレスの色だった場合、もしくは、ごく薄い水色としてしか使えない場合は、「深空色」を使おうと思います。
よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

補足です。


日本の伝統色名はごくごく一部の中国の物に関係する色などを除いて、ほとんど全部訓読みです。
http://www.nicopon.com/iro/ja/
他の色名をみると「空」は「そら」ですが「深」は「ふか」の場合と「こき」の時があって、たいていは「こき」のようです。要するに「濃い」の「濃き」ではないかと思います。
深縹 こきはなだ
深緋 こきひ
深支子 こきくちなし
そこから考えるに、「空色」は伝統色にもあって「そらいろ」ですから、「深空色」は「ふかそらいろ」または「こきそらいろ」ではないでしょうか。
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この回答へのお礼

丁寧に答えていただきありがとうございます。

これは私の見解なのですが、色名を紹介しているいくつかのサイトの管理人さんが、「deepskyblue」の訳に当たる日本語をしらなかったので「深空色」と名付けたのだと思います。
深空色は正式な伝統色名ではなく、創作色名だったのではないでしょうか。

kasuke2001さんのおかげでアリスブルーが私の求めるニュアンスと違うことがわかったので、小説では「○○色」ではなく、「青天の瞳」「蒼穹の瞳」などと表現しようと思います。
ご協力ありがとうございました!

お礼日時:2008/09/05 19:52

深空色は伝統色の中でもたしかにマイナーな存在のようですね。

私も初めて聞きましたし、あまり一覧にも登場しません。
http://minami-isle.hp.infoseek.co.jp/museum/colo …
ここにあることはあるので、管理人さんにメールでも出してみてはいかがでしょう。ヒントになるのは地名で、長野県北安曇郡白馬村大字北城深空(ふかそら)が有ります。ただし、このあたりにある「みそら野」という新興住宅地名などは近年になって深空(ふかそら)から創作された物です。
アリスブルーはルーズベルトの娘から来ています。不思議の国のアリスは関係有りません。
http://en.wikipedia.org/wiki/Alice_blue
ご存じでしょうがこの二つの色はかなり違います。小説は説得力だから定義を無視しても良いと思いますが、アリスブルーはミュージカルになったりアメリカ海軍の記章で指定されていたり、相当に有名な色なので具体的に思い浮かべることができてしまう人も多いかもしれません。そこがネックでしょうか。あなたが想像する目の色を表す言葉を創造してしまってはどうでしょうか。
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