この人頭いいなと思ったエピソード

海外(英国)で8年ほど生活していますが自分の貯金の大部分を現地通貨(ポンド)で所有しています。円高が進行すればするほど日本円に換算した時の自分の貯金総額も目減りしていくことになります。後1,2年は英国に滞在予定ですがいずれ日本に帰ることが前提なのでもしこのまま円高が続く様ならば多少でも今の内に円に換金しておいたほうが良いのでしょうか。でももしこの先再び先円安に向かう可能性があるのなら今はまだ預金の金利が高いポンドで所有しておきたいと思っています。ここ1,2年の主要通貨対円の為替の動きがとても気になる所ですがどなたか詳しい方教えてください。

A 回答 (4件)

イギリス経済にも為替投資にも詳しくありませんが、まあ冗長な参考程度に。


為替レートは、双方に動く要因のバランス次第になります。
一二年位だと振れ幅も大きいので、
断定的なことはいえません。
外貨建て資産を持つ人の多くは、異常事態に危機感を持つでしょうが、
パニクって火中に手を突込むと損失を広げる可能性もあります。
この判断が安全だと断言するのは憚られます。

■ポンド高要因
★★★突然の円・米ドル同時暴騰現象は平常ではない
(一時的な混乱で米ドルや円の資金需要が高まっているが、
経済指標の芳しくない米ドルの高騰が続くとは限らない)
★★★長期的にはポンド安は進み過ぎかもしれない
(対複数通貨の実質為替レートが長期平均に戻ると
仮定すると、長期ではもっとポンド高が妥当)
★★イギリスの金利は高い
(為替レートは中期的には金利差によって動く。
高金利の通貨にマネーが流入)
★日本経済の不況が悪化する懸念
(不況が長引く見通しが高まる。まだ不透明なリスク要因は、
円高で輸出不振、中国経済のハードランディング、デフレなど)

■円高要因
★★★海外資本の巻き戻しラッシュ
(これまで高金利で海外資本を集めていた通貨であるほど
ショックで激しい撤収を起こし、低金利の円や米ドルが逆流で高騰。
例えば高金利の豪ドルはポンド以上の下落。
引き揚げパニックが続く限り戻らない)
★★イギリスなど諸外国の利下げ
(景気浮揚のため、さらに金利を下げる可能性が高い。
金利を下げた通貨は下落する)
★★日本のデフレ
(物価が上がらない通貨の為替レートは増価する)
★円の回復
(2000年以降に対複数通貨で円安が続いていた。
その反動だと考えることもできる)
★円バブルリスク?
(あまり円高が続くと、円も原油や金のような
逃避的投機対象にならないかという悪い冗談)
★ヨーロッパの不況が悪化する懸念
(不況が長引く見通しが高まる。まだ不透明なリスク要因は、
金融機関の米国関連損失拡大、欧州住宅バブル崩壊の加速、
東欧経済の大混乱など)
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。わかりやすく説明していただき経済に疎い私にもよく理解できました。つい最近まで£1=¥230程まで上がったのが今では¥150円台まで下げました。在英8年でここまで大きく下げたことはないので正直パニック気味です。今後も政府が金利を下げればポンドを手放す人が増えそうですね。ただやはりここは我慢時、1,2年で何が起こっても不思議でないのでもう少し全体の動きを観てから行動した方が良さそうですね。

お礼日時:2008/10/24 00:59

欲をかきさえしなければそれほど損はしませんよ。


現時点でそれなりの損を出しているようですが、基本的に主要通貨を均等に分けて持っておけばよいのです。例えば、ユーロ3、ドル3、円3、ポンド1といった具合です。ドル円ユーロは基本的に天秤上に通貨価値が移動します。なので一方の通貨が下がっても一方の通貨が上がり、総合的には大した損はしないという事です。今後長期的には人民元の切り上げなど新興国の台頭で多少価値は目減りするとは思いますが。

ちなみに金利の高い国というのは、その分インフレ気味で物価高騰しているため、その分通貨価値は下落する事がほとんどです。その国に暮らす人にとっては高い金利を受け取ってもその分物価が高騰しているし、外国から見れば高い金利を受け取ってもその分通貨価値が下落しているのです。なので短期で売買して上手くやらない限り、外貨預金などでは得はしません。相当の労力をかけても一か八かに近い事になります。
金融危機やその他の経済要因で少々変化しますが、職業にでもしていない限り読み解くことも大きな変化に巻き込まれないことも至難の業でしょう。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。そうですね、たしかに主要通貨を分散させて持っていれば全体的にはさほど損していないことになりますね。この機会にFXについて勉強しようと思います。
今の私の状況はポンドでお給料を貰っているのでいずれは帰るだろう自国の通貨である円に対しての含み損が気になっています。ただ今回のような急激な円高の場合は後ほど急激な巻き返しもあるように思えますがいかがでしょうか?それとも本来のポンドの価値は現状位が妥当なのでしょうか?今までのイギリスの好景気が金融業に支えられていただけに今後が心配です・・・。

お礼日時:2008/10/28 20:41

今回の金融危機は規模的に過去最大でこれから何が起こってもおかしくないといわれています。

ポンド円であれば100円ぐらいまで行く可能性も排除できないとおもいます。ドル円なら世界各国が為替介入すでしょうが、ポンドや豪ドル、ユーロでさえ醜いことが起こる可能性があります。1,2年ということであればまだまだ混乱は収まっていないのではないでしょうか。しかしいつかは必ず収まります。それがいつかが分からないだけです。しかし日本の金利が上がってしまえば元に戻らないこともありえます。従いまして為替は株と違って神のみぞ知るといわれるほどに予測困難です。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。£1=¥100ですか!!もしそうなれば相当な貧乏帰国になりそうです・・・。でもthiup61さんが仰るようにこの先本当に何が起こっても不思議でないムードですね。4年後にオリンピックを控えている英国ですがそういうこともプラスの要因になるのでしょうか?ポンドの巻き返しを願って止まない今日この頃ですが運命は神に委ねるしかなさそうですね・・・。

お礼日時:2008/10/24 01:20

私は逆にいつドルを買おうかと判断に迷っています。



アメリカの経済危機に端を発して世界中の経済が混乱しています。 今日は99円程度の為替がつきましたが、この先、95円程度まで上がるかも知れないし、逆に105円程度に戻るかも知れません。

ただ、アメリカの大統領選挙があるまでは小刻みな動きはあっても、大幅な変動は無いだろうというのが、銀行マンと意見を交わした私の感想です。

要はアメリカ新政府の金融政策が見定まるまで、どこも 「様子見」 の状態が続くだろうという事ですね。

今日の報道では1ユーロが126円台ですか ・・ これも随分下がりましたねえ。

日本の金融界はサブプライムローンの被害が比較的少ないという事で、諸外国に比べてまだ安定しているという見方がされているようです。 

ただ、円が高く評価されているという事より、ドルもユーロも相対的評価が低くなっている事なんでしょうね。

私は少なくともアメリカ大統領選挙までは今の円高基調が続くのではと思います。 それまでに頃合いを見計らってドルを購入するつもりです。

今、ポンドを日本円に換えても高いだけかも知れませんし、それよりも預金金利が相変わらずゼロに等しいですから、時期尚早のようにも感じます。

また、日本も自民党政権が終焉する可能性が大と言われていますので、総選挙の結果しだいでは今後の日本経済も流動的だと思います。

あと1~2年はロンドンにご滞在という事ですから、私ならもう少し様子を見るでしょうね。 あるいは、換えるとしても全額ではなく、資金の半分程度でとどめた方が無難なような気もします。

基本的に、今、手を出すのはギャンブルに等しいのではと思います。 
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。たしかに今の円高は円が評価されているのでなく一時的な逃避の場という見方が強いようですね。為替レートを見るたびに凹む毎日ですがここはもう少し辛抱してみようと思います。FXなどにお詳しい方はこの機会に一稼ぎできるのかもしれませんが私のような素人は大人しくしていた方が良さそうですね(苦笑)。

お礼日時:2008/10/24 00:29

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!


おすすめ情報