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今、事情があって、英文をいくつか日本語に訳さなければなりません。
英文を日本語に翻訳するとき、英文の意味はわかっても、こなれた適切な日本語にするのはむずかしいことがよくあります。
たとえばpartnerという単語は、そのままかたかなでパートナーと訳せば、基本的には配偶者や、ペアでやる競技の際の相棒などの意味になるでしょう。「共同経営者」ぐらいなら、ふつうの英和辞典にも載っていますが、会社でもなく利潤を追求するわけでもない活動のパートナー、それも団体を、日本語でなんと訳せばいいのか、悩みます。
そういう単語がたくさん出てきて、訳した文章が日本語としてはしっくりこないのです。
それで質問なのですが、一つの英単語について、いろいろな日本語の単語が列記されているようなサイトはないでしょうか。元の英文の意味はわかっていることは前提として、その日本語の単語の中からいちばん適切な単語を選べるようになっているとありがたいのですが。
もし、ご存知の方がいらしたら、ぜひおしえてください。

A 回答 (3件)

まず、辞書ですが、プロ仕様で人気の英和/和英辞典は、「英辞郎」「リーダースプラス」「ランダムハウス」で、これに加えて広辞苑レベルの国語辞典があれば、たいてい間に合います。

ちなみに、「英辞郎」はオンラインが使いやすく、「リーダースプラス」は電子辞書が使いやすく、「ランダムハウス」は紙版かCDROMが使いやすいと私は感じますが、好みによるかもしれません。ご予算がなければ「英辞郎」だけでも、かなりイケます。

で、私などは、英和辞書を何に使うかというと、やはり「英語の意味はわかっているけれど、日本語の選択肢を知りたい場合」ですね。和英も同様です。特に例えば、「partner」で引っ張ってきた語義に満足できなかったら、その語義をさらに引いてみたりします。

さらには、英和辞書に出てきた日本語を広辞苑で引いてみると、語義の中に想像力をかきたてる日本語があったりしますよね。ふと思い浮かんだ日本語の使い方を、自分が正しく解釈しているかを確認するために広辞苑を使うこともあります。また、私はあまり使いませんが、類語辞典も役に立つかもしれません。

あとは、ネットで例文を検索することですね。例えば「配偶者としてのpartner」の訳し方をいろいろ知りたい場合は、「配偶者」とか""付きで「"ともに暮らして"」とか、関連しそうなキーワードをいろいろ検索してみるんです。文脈によっては、「別姓結婚」とか「事実婚」なんてキーワードで調べると、もっと“公式”な訳語が見つかったりするかもしれませんし、「"彼女がさ"+同棲」なんて感じで調べると、もっとしゃべり言葉に近い訳語が見つかるかもしれません。その文脈の「partner」を一語で訳しきれるとは限りませんしね。

それと並行して、めぼしい訳語が見つかったり思い浮かんだりしたら、自分だけの単語帳に書き加えておくのです。「home=古巣」とかね。

こんな感じで、やはり基本は優秀な辞書です。そのうえで、例文探しですね。ともにネットで無料でできますし、もちろん図書館に行けば、紙版の辞書も引けます。

参考URL:http://www.alc.co.jp/
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この回答へのお礼

早速に親切なお返事ありがとうございました。
英辞郎は愛用していますし、リーダーズ+プラス(電子辞書)もよく使っています。ただ、こういう辞書では足りないと感じて、なにか別の物をと思った次第です。
広辞苑や大辞泉もよく引きますし、日本語の類語辞典もいいと思いますが、日本語のある単語の持つ意味の幅でなく、英語のある単語がカバーする意味の幅を知りたいのです。
配偶者にあたる単語の違う言い方ではなく、英語のpartnerが日本語で言えばどんな単語をカバーしているのだろうかと思いまして。たとえば、あるNGOのパートナーとして「○○国政府」と書かれていた場合、NGOと政府とでは、日本語で「パートナー」と呼ぶのはちょっとためらわれます。
regional school with students from different countriesという文の中のregionalという単語は「地域の」では変ですよね。この場合は国名を入れるのがいいでしょうか。
そんなことがたくさんあったので、なにかいいサイトがあるといいなと思いました。こちらの日本語の豊かさが問われている面もあると思いますが、それぞれの英単語がカバーする意味については、やはり経験がものをいうのでしょう。

お礼日時:2008/10/26 22:12

お礼を拝見しました。

そのように解釈していたつもりなのですが…。

>たとえば、あるNGOのパートナーとして「○○国政府」と書かれていた場合、NGOと政府とでは、日本語で「パートナー」と呼ぶのはちょっとためらわれます。

「NGO ○○国政府」などで検索しているうちに、もとめる日本語表現が見つかると思うのですが、ダメですか? わりと根気の要る作業ではありますが。

>regional school with students from different countriesという文の中のregionalという単語は「地域の」では変ですよね。この場合は国名を入れるのがいいでしょうか。

国名? 「地域の学校」と「○○国の学校」は違いますよね。文脈にもよりますが単純に「地域の学校で、いろいろな国なら来た生徒が集まっているところ」ではダメなのでしょうか。でなければ、私なら、yahoo ukなどで「regional school」を検索して、文脈に合いそうな例文からニュアンスをつかむよう努力しますが。

ちなみに、NGO関係のものをたくさん訳しておられるのでしたら、とにかくNGO関係の日本語のウェブサイトをたくさん閲覧してみることだと思います。NGOなので技術的に怪しい和訳文が載っていることも多いのですが、特定な分野で頻繁に使われる表現というものはありますから、できるだけ権威のあるNGOのサイトを選んで閲覧してみると参考になります。

一方で、その分野特有の表現でないとわかれば、できるだけ万人に通じる、噛み砕いた訳にするのが好ましいので、文脈にもよりますが、どこかの国の政府がNGOの「パートナー」でもいいと私は思いますけどねえ。ただ、前回の繰り返しになりますが、「訳語」にこだわらず、「NGOが○○国政府と手を携えて」という表現にしてもいいと思うのですが。

すみません、見当違いな回答をしているのかもしれません。よろしければ、また補足してください。
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この回答へのお礼

さっそくのお返事に感謝します。
たしかに「根気の要る作業」ですね。覚悟が必要なようです。

>「地域の学校で、いろいろな国なら来た生徒が集まっているところ」ではダメなのでしょうか。
今わたしが訳している文の場合、「この学校は地域の学校で、いろいろな国から来た学生が集まっているところです。」では変だと思います。意味がよくわからないと思いませんか? かなり意訳すると、「この学校は○○国の人々のための学校だが、他国からの学生たちも受け容れている」のようになるでしょうか。実は自信がありません。

>「訳語」にこだわらず、「NGOが○○国政府と手を携えて」という表現にしてもいいと思うのですが。
すみません。説明が不十分でしたが、これは文章ではなくて、項目名なんです。1 Background, 2 Impact(これも訳しにくいです), 3 Inclusion などとあって、8 Partnersとなっているんです。そこに他のNGOと並んで○○国政府も書かれています。提携団体というのが近いかもしれませんが、○○国政府が提携団体、というのもなあと思ったんです。あるいは協力者かなあ、後援団体も変かなあと考えていて、こちらへの投稿を思いついたというわけです。

そういう便利なサイトをさがすより、一文一文、「こういう英文に対し、こういう和訳をつけたのだが、変だろうか」とか、「この英文のこの単語は日本語でどういう訳にしたらいいだろうか」と質問したほうがいいのかもしれませんね。それでも、やはりその一文だけでなく、このNGOがどういう団体なのかとか、前後の文脈とかも記さないとわからないかもしれませんが。

ご親切、ありがとうございました。

お礼日時:2008/10/27 09:37

>>regional school with students from different countries



>「この学校は地域の学校で、いろいろな国から来た学生が集まっているところです。」では変だと思います。

もちろん「この学校は地域の学校で」は変です。ただ、英文の前後がどうなっているのかわからないので、何とも言えませんが、そこだけを読むと、例えば日本で言うなら、「地域の、つまりいわゆる学区の公立小学校に、いろいろな国籍の児童がたまたま大勢通っている」という状態なのかなと勝手に想像していました。そうだとすれば例えば英文が「This is a regional school with students from different countries.」だとしたら、「そこは一般的な地域の学校だが、児童生徒の国籍はさまざまだ」などという訳文が考えられます。いずれにせよ、文脈によりますので、そこだけを取り出して訳すということに、そもそも無理があると思います。

>これは文章ではなくて、項目名なんです。1 Background, 2 Impact(これも訳しにくいです), 3 Inclusion などとあって、8 Partnersとなっているんです。

ああ、なるほど。私なら「Partners」という単語は、いったん忘れて、その「項目8」の中で書かれていることを要約する日本語を適当に作りますね。例えば「協力している各種組織」なんていうのも考えられます。いずれにせよ、単語1つでなくてもいいと思います。「項目2」も書かれている内容によりますが、例えば、書き手がおこなった事業がどんな効果をもたらしたかをあれこれと書いてあるのだとしたら、「さまざまな影響」とか、もっと平易な文章にするなら、項目1を「ここに至ったわけ」、項目2を「それが何をもたらしたか」などとしてもいいと思います。

>「こういう英文に対し、こういう和訳をつけたのだが、変だろうか」とか、「この英文のこの単語は日本語でどういう訳にしたらいいだろうか」と質問したほうがいいのかもしれませんね。それでも、やはりその一文だけでなく、このNGOがどういう団体なのかとか、前後の文脈とかも記さないとわからないかもしれませんが。

まあ、そうなんですが、結局は試行錯誤して、ご自分が納得できる日本語を編み出すのが近道なような気もします。とにかく「訳語、訳語」と考えず、意味はおわかりになっているし、他の部分は訳せているのでしょうから、訳せている部分を読んでみて、「自分が翻訳者でなく、日本語を書くライターなら、ここにどんな言葉を埋めるかな」と考えていけばいいような気がするのですが。というか、私はそれでうまくいっています。

腑に落ちない点などあれば、いくらでも補足してくださいね。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなりまして、申し訳ありません。

今回の翻訳はとりあえず終わりました。訳語を考えるにあたり、アイディアを参考にさせていただきました。ありがとうございました。

過去に約30年間、日本語に関する仕事(書くことも含め)もしてきたのですが、いい訳語をみつけるのはなかなかむずかしいものだと痛感しました。

お礼日時:2008/11/12 07:07

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