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理論物理学系統でアメリカの一流大学院に日本の大学から留学する難易度は、高校卒業後に現地の一流大学に入学するのに比べた時、どちらが高いでしょうか。また、現地では「書類審査」が非常に重要視されるときいていますが、どういった内容が審査されるのでしょうか。超一流大学の院でしたら、高校・中学の時の成績も提出しなければならないのでしょうか。また、アメリカの一流大学院に進学するのであれば、日本の一流大学を卒業しなければならないと厳しいでしょうか?(京大・東大レベルの大学を優秀な成績を収めて卒業していないと、現地の院には留学できませんか?)

院によって多少は異なるとは思いますので、「一般的には~」というのを教えてください。

A 回答 (2件)

類似の質問がありましたので参考に。




あと、
*難易度:院入学>学部入学
*院入学の場合の書類審査:推薦状、GPA、GRE、TOEFL、statemnet of pupose
*成績:学部以上の成績書のみ
*日本の大学:一流大で成績優秀であればベター。だが必須条件ではない。

参考URL:http://oshiete1.goo.ne.jp/qa4596165.html
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以前の質問の方に回答した者です。


>理論物理学系統でアメリカの一流大学院に日本の大学から留学する難易度は、
>高校卒業後に現地の一流大学に入学するのに比べた時、どちらが高いでしょうか。

この2つの難易度は全く違う性質のものです。前者では出身国を問わず国際的な物理分野での真の研究実績が評価され、後者ではアメリカ式の中等教育において優秀とされる基準で成績や課外活動、志願エッセイ、そして一流私立の場合は親族に卒業生がいるかどうか、家族の社会的地位や経済力、そういったものまで全て総合的に判断されるのです。

広いアメリカ、少し探せば中高の成績が全教科オールA、SATも満点、国際数学オリンピック参加で上位入賞、複数の運動部のキャプテンとして州大会で優勝、海外での国際親善試合大会にも参加、その上ディベートチームのメンバーとしても活躍、バイオリンもセミプロ級、夏休み(3ヶ月間)には教会のボランティアとして中南米の貧困地域で慈善活動に従事、などというスーパー高校生はいくらでもいます。そして全米の一流学部の入試担当部署にはそのような高校生の願書が溢れています。しかし日本の進学校での生活では、このような実績をつくることは無理ですね。また、あなた(の家族)が実際に学費を払えるか、大学にはどれくらい寄付をしてくれるか、という問題も出てきます。日本の一中学生であるあなたにはコントロールできない部分が多い、そういう意味で難しいです。

出身国や大学のレベルを問わず、アメリカの一流院に進むためには、学部の卒論をまとめた時点で少なくとも指導教授などとの共著でしっかりした国際専門誌に1本くらいは論文がある(あるいは出版予定である)ことが理想的です。また大きな学会での発表経験も必要です。そのレベルの結果を出すことは難しいですが、あなたに物理学の素質があり、東大・京大レベルの大学で自分に会った指導教授を見つけることができれば十分達成可能です。また、地方の旧帝大や私立大学でも立派な成果を出し国際的評価を受けている研究室は多数存在します。しかし物理研究の素質がなければ、いくら前述のようなスーパー高校生であっても、これを達成することはできません。つまり、これは物理学者になるための本質的な関門で、前者をクリアしても院出願時にはこれをクリアしなければお話になりません。

ちなみに、東大や京大の理学部で物理を専攻すれば海外の一流院に入れる確立が高くなるのではありません。あくまでも、研究センスがある学生が東大や京大「レベルの」環境で真面目かつ積極的に研究をすれば、一流院に入れるレベルの実績を作れる可能性が高くなる、ということです。院生を取ろうとしている教授にしてみれば、東大・京大がどうこうというよりも、「あのやり手日本人研究者のラボで鍛えられた学生か、面白そうだな」という印象がポイントなのです。いくら東大卒でも日陰の存在的なラボで他人の二番煎じの卒論を書き、どこにも発表していないのではお話になりません。
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