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府中の語源は、当時の政府の建物があったからでしょうか?

A 回答 (3件)

  府中(ふちゅう)とは、令制国の地方官庁(国衙・・国司の役所)を中心として成立した都市域である国府の別称。


 例えば、東京都府中市は、律令時代には武蔵国の国府が置かれた都市であったため、武蔵国の国府という意味で府中と付いた。

※ただし、府中の中には、守護所(鎌倉時代・室町時代の守護または守護代が統治の本拠とした場所)が置かれたことに由来するものもある。
甲斐府中→甲府。甲府は国府所在地ではなく、守護大名・戦国大名の武田氏の館が置かれた事に由来する。昔の正式な甲斐国府の所在地は笛吹市域に推定されている。)
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>府中の語源は、当時の政府の建物があったからでしょうか?



「府」とは「广(いえ)」に音符の「付」が付いた形で、物がびっしりと詰まった庫を表します。そこから、財貨や文書をしまってある建物・庫に転じ、役所、政府の意味になります。
「府中」は府の意味を引き継ぎ、大臣などが政治を行う表向きの建物、役所を表しており、日本の大奥に当たる「宮中」と対にして用いられることも多くあります。孔明の「出師の表」にも「宮中府中倶-トモ-に」の表現が見られますし、戦前の日本でも同様の表現はよく見られます。中国ではそれ以外に、軍中の役所=幕府の意味にも使われます。
この府中の語が日本に入ると、中国での用例以外に、「府」の派生した意味である都や政府のある都市、地方政府のある都市をも表すようになります。

以上、参考まで。
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現在の静岡市も本来は”府中”ですね。

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