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今年の1月に都合があって退社し、今は無職です。(33歳・既婚・女性)
正社員だったので今までは会社の健康保険(会社が半分負担してくれていた)に入っていました。

先日区役所に国民健康保険の加入手続きに行きました。全額自己負担で毎月9,370円をずっと(次の転職先を見つけるまで)払うことになるみたいです。
今手元に今年の1月から今月3月まで3ヶ月分の国民健康保険料の納付書(請求額28,110円)があり早く納めに行かなくちゃいけないのですが、そこで疑問。

国民健康保険って、会社を退職した人間は全員入るものなんでしょうか? 私はなんとなくそんなものなんだろうと思っていましたが、もともと体は丈夫な方だし、唯一心配なのは今通っている歯科医(歯周病のチェックと治療)くらいなものなので、歯科くらいだったら国民健康保険に入らなくても(全額負担したって)1年間でかかる費用は50,000円くらいかな、と思っています。もちろんこれは今の私の歯の状態が予想以上にひどくなったり、他にも思わぬ事故に遭わなかったらでですが。

でも国民健康保険に入ったら、3割負担の受診費用と、年間112,440円の国民健康保険の掛け金が必要になるわけです。

もし国民健康保険に入っていなくて治療費が全額自己負担でも、個人で入っている生命保険(医療保険)から保険料が支払われる(んですよね)のですから、国民健康保険には入らないほうが経済的な気がするんです。

どなたかお詳しい方がいらっしゃいましたら、どうぞ教えてください。宜しくお願いします。(ちなみに現在は失業保険受給期間のため、夫の会社の扶養に入れません。)

A 回答 (4件)

まず民間の医療保険の内容を良くご覧下さい。


大抵は金額は限られており、どのような病気に対しても支払われるというものではありません。
日本に居住する住民は全員健康保険に加入する義務が法律で定められているため、民間の保険はあくまで自己負担分や、健康保険でまかなわれない保険外治療をカバーするためのものしかもともとありません。
つまり民間の医療保険で健康保険の分をカバーされると考えるのは大きな間違いです。

たとえばインフルエンザにかかったとしましょう。治療費は保険適用で1万円ほどかかったりします。
でも健康保険がない場合は非常に高額になります。その上民間の医療保険でカバーされるかといえば大抵は出ないはずです。

これはこの程度の病気まで民間の保険でカバーしようとすると非常に高額になるからです。
アメリカでは医療保険は民間が主流ですが、どれも掛け金は非常に高額です。(完全に全部の病気をカバー、全国の病院どこでも受信可能とすると20万円/月になるものまであります)
日本の医療保険はそんなに高額ではありませんね?これはカバーされる範囲とその内容を限定しているからです。

もう一つ大事なことは、健康保険適用の場合は医療にかかるコストが細かく決められており、病院はその範囲で行わないといけません。
しかし、健康保険適用を受けない自由診療の場合は病院では自由に価格を決められますので、同一の治療内容でも割高となります。
つまり単純に自由診療の治療費の3割が保険診療での治療費ではなく、自由診療のほうがずっと高額となるのです。
(つまり健康保険が治療費の抑制になっているのです)

日本に一年以上にわたって住む人は外国人であっても全員何らかの健康保険に加入しないといけません。逆にいうと加入しないと自由診療となり非常に高額な費用を支払わないといけなくなります。
このようなことから病院によっては自由診療の場合は前金を支払わないと診療を拒否されることがあります。

民間の医療保険に入って健康保険に入らないのはあべこべです。

さて、ご質問の答えですが、
>国民健康保険って、会社を退職した人間は全員入るものなんでしょうか?
そうです。まったくそのとおりです。
ごく普通のことです。別の方法としては、「任意継続」といって会社に入っていたときの健康保険を2年間継続することが出来ます。
これは退職から20日以内に手続きします。通常は国民健康保険とどちらが特になるのかを国民健康保険料を試算してもらい、退職時の健康保険料×2倍と比較して安いほうにします。

>唯一心配なのは今通っている歯科医
自己負担が5万円位というのは見通しが甘いです。自由診療だともっと高額でしょう。
健康保険による治療費の自己負担が2万円とすると、治療費全額では6.6万円ほどですが、自由診療だとこれが8万、10万はあたりまえで、15万円以上でも構わないのです。(各病院が好きなように値段を決められます)

なお、保険というのはご存知の通り何かあってから加入ということは出来ません。
健康保険の場合、全員加入が原則ですから、民間の医療保険のように加入を拒否されることはありませんが、変わりに過去に遡って保険料を徴収されます。
この過去に遡った分を完全に支払わないと保険証はもらえませんので、滞納期間中は加入手続きをしても、一度全額治療費を支払い、後日保険から支払われるという形を取ります。

あと健康保険の場合、自己負担額は7万円/月までで、それ以上は治療費の1%しか払わなくて良いという高額療養費という仕組みもあり、医療費が高額になった場合でもそれほど心配はいりません。
このような仕組みを備えた健康保険に対して、民間の医療保険で健康保険の替りにしようとしても結局途方もない掛け金となってしまいますので、どこの会社もそんな商品は出してないのです。

民間の保険では支払われる病気、条件、金額が限られていますから、掛け金も安く済んでいるということです。

もう一つ、国民年金も忘れずに加入してください。
こちらは年をとってからもらえる老齢年金のほかに民間で言うと後遺症障害保険にあたる障害年金なども含まれています。
(一級に認定されると年100万円をそれから一生涯もらえます。30歳で障害をもち、80歳まで50年間生きると5000万円の保障ということです)

では。
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この回答へのお礼

アドバイスありがとうございます。

>日本に居住する住民は全員健康保険に加入する義務が法律で定められているため
 え!そうなんですか! 国民年金が国民の義務だということは知っているので、国保に加入したとき一緒に国民年金にも加入しましたが・・・・知らなかった。

健康保険適用を受けない自由診療って、今国会で論議している「経済特区」や「病院の株式会社化」のことかと思っていました。今も健康保険の適用か不適用によって自由診療というものがあるんですね。

今掛かっている歯科医通院の資産も甘いようですし、反省しきりです。
国民保険のしくみ等について、本当に丁寧なご説明ありがとうございました。専門的な分野なのにとてもわかりやすかったです。どうもありがとうございました。

お礼日時:2003/03/11 13:04

私は昔入っていなかったときがあります。


そのときはかなり収入があったので、払う金額があまりにも高額で、にもかかわらず誰も扶養家族がいなくて、で私自身まだまだ若く健康だったので(病院には数年くらいお世話になっていなかったので)すごく損に感じました。
で、それなら最悪病気になったときに入るか、これだけ保険料を払うのなら自己負担で行った方がいいやと思ったので入りませんでした。
そのときは思惑通りでお世話にならなかったのでよかったのですが…。

>個人で入っている生命保険(医療保険)から保険料が支払われる(んですよね)

もちろん支払われますが、それだけじゃあ全然足りないと思います。
入院保障で1万、通院保障がついていてもぜんぜん足りませんし、ただの診察だと対象外だったりという保険も多いと思いますので、保険内容を確認されたほうがいいと思います。

ちなみに以前某大病院で診察を受けたとき、海外での障害で帰国後の診療のために行きました。
そのときは海外旅行保険を掛けていて、で、海外での障害の継続診療だったのでその保険を使えたので、健康保険証を持っていかなかったのです。
で、自己負担で払いますと言ったら、なんと「100%ではなく200%頂きます。」って言われてしまいまして。
「どうしてですか?かかっている金額は100%ぶんでしょ?残りの100%は何なんですか?」って聞いたら、「ここの病院はそのように決まっています」の一点張りでした。
さすがに200%を建て替えるお金もなく、また保険を持っているのならそれを使ったうえの自己負担分しかだせませんと保険会社からも言われたので結局、後ほど保険証を持っていきました。
でも、いまだになんで200%も払わなければならないのか分かりません。
やっぱ医者や病院は法律的に優遇されているなと感じました。
最悪もっていなかったら保険から払われたようではありますが。
でもそれはかかった金額を支払うという海外旅行保険だったからで、普通の入院保険や、自分が加害者の交通事故の場合はダメですからね。
保険証をもっていないと突発的な病気や自分が加害者の事故の場合は大変かもしれません。
自分の病状と通院状態で考えればいいと思いますが、年間10万強くらいなら、私は入っておいても損はないと思います。
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この回答へのお礼

アドバイスありがとうございます。
後付けになりますが、私もsorasorasoraさんと同じことがありました。
実は1月に退職したものの、国保に加入することをウッカリ忘れていて、ある日ちょっとケガをしてしまいました。「我慢すればそのうち治る」と思っていたのですがケガの状態がどんどんひどくなっていき、ついに病院(某大学付属病院)の受付で「100%じゃなくて200%の自己負担です」と言われました。「100%じゃないの?!」って驚いたのですが、何言っても200%払わなきゃ診て貰えないことには変わらないだろうと即座に諦め、黙って200%分払いました。(あまり良くないですね、こういう諦めって)
それであわてて「国民保険に入らなきゃ」ってあわてて区役所に行ったら、「月額10,000円弱掛け金を支払うべし」と言われ、こんなに高いことに疑問を持ってここで相談させていただいた次第です。(それにしても本当に私ってバカ・・・)

そうですね。国保に入っておく方で考えようと思います。
どうもありがとうございました。

お礼日時:2003/03/11 12:52

たとえば、生命保険ではただの病気通院のみではでませんよ。


入院がからんでいないと個人保険からは給付金はでませんよ!(入院前・退院後通院)
国保は絶対に入っていたほうがいいです。
わたしは経験あります・・「後悔先に立たず」です。

生命保険をやめて、国保に入っておいたほうがいいですよ。
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この回答へのお礼

アドバイスありがとうございます!
実は今、生命保険に入っておらず医療保険に早く入るべくいろいろチェックしているところだったのですが。入院がからまないと給付金出ないんですか?! 知らなかった・・・。
しかも経験者とのこと。ものすごく重みがあります。
ケチらずに考え直そうと思います。
ありがとうございました!

お礼日時:2003/03/11 12:42

保険ですから、考え方でしょうね。


元々、保険は、火災保険、自動車保険でも何でも、何も起こらないと入る必要はありません。

車でも事故を起こさなければ、火災保険でも火事がなければ、保険金は無駄です。
でも万が一、何かの時に、って保険があるわけですから。
でも、あなたの場合、いつまでご主人の扶養に入れないかがわかりませんが、多分半年とか、最大でも1年とかの有限期間でしょうから、その間は頑張って、病気をしない、しても市販の投薬でどうにかできるって、自信を持って、やって行けるなら、限られた期間ですから、もったいないって言えばもったいないですよね。
期間の長さと自信度、後はご主人の扶養に入れればすぐに入れてもらうって事が、確信できれば、見送るのも、一案とは思いますが・・・
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この回答へのお礼

レスありがとうございます。
もうakubihime212さんの仰るとおりのこと思っていました。
今年の8月頃には夫の扶養に入れるので、その間月10,000円近くももったいないなーっと思っていたんです。
その間の期間は賭けですが。
どうもありがとうございました!

お礼日時:2003/03/11 12:29

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