プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

理系に限定して質問したいと思います。
博士号取得後は大学教員か独法研の研究員を目指す人は多いとおもいます。
私の少ない知識では、大学教員は憧れですが独法研の研究者のほうがメリットは多いと思いました。
(1)大学教員は研究に専念できず、入試関連や講義や営業活動も多そうです。独法研は研究に専念できそう。
(2)大学教員は、出来の悪い学生がいたらめんどくさそう。実験器具壊されないか不安。「研究している大学」の教員なら良いが、研究室さえ無い大学の教員になったら悲惨。独法研は、研究員・テクニシャンみんな選ばれた博士なので優秀^^
(3)大学は科学研究費補助金とかがすごいことでしょうか?でも旧帝大の教員になるのは難しいでしょうし。理研の研究員になるほうがまだ楽かな?????わかりません(笑)
以上は私の偏見です。詳しい方は、大学教員の素晴らしさは何でしょうか?

A 回答 (4件)

おっしゃる通りです。

知人・親戚に関係者がいるのでは,と思われるくらい事情通だと思います。なお,科研費は重点分野にはガバチョと出ますが,基礎研究には渋いです(何千万円も不正使用したなどというニュースもありますが,これはごく特殊例です)。

すばらしさをあえてあげれば,自分の判断で研究テーマを決められることと,人間を育てるという教育者の誇りです。

大学教員としてまともな研究環境がほしければ,旧帝大クラスか,付置研究所に所属するほうがいいでしょう。
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独法研の実情:


最初は「下働き」。ポスドクはいますがそれは「偉い人の手足」、最低五年は自分の手で「与えられたテーマ」をこなすのに必死に働くしかないでしょう。
さらに、設備は超一級だが、それならそれだけのデータが取れて「当たり前」、論文数が少ないとボスや研究統括者に白眼視される。
さらに五年目ぐらいから「自分のテーマ」でプロジェクトを「建てる」事を要求される。早い話「自分でお金を取ってこい」になる。
昇進できない。上が詰まっている。大学以上に上の人の数が多い。
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独法研研究者に対する大学教員のメリットは「先生」と呼ばれることです。



冗談はおいといて、大学のメリットは労働力がタダどころか、お金を払ってくれるという点にあります。おまけに労働関係法規に縛られません。笑

独法研はその点、何をするにも人を雇わなければならない・・・、そこは大学の大きなメリットだと思います。若手が取ってくる研究費程度じゃ人は雇えませんから、細かい研究をするか、結局は上司のぶち上げたプロジェクトの下請けをするしかありません。大学のメリットは、助教でも、教授さえ許せば、学生を割り当ててもらって、自分自身の研究を進めてもらう事ができる点です。

質問であげている独法のメリットですが、総じてその通りだと思います。
(1)に関しては、まったくその通りですが、独法だって偉くなると、会議だらけで大変ですよ。

(2)ですが、研究していない大学の教員と研究している大学の教員は別の職業だと思えば良いと思います。独法研は博士だから優秀と言いますが、そんな事は無いと思いますよ。結局は、元いた大学で良い実験設備を持っていたが為に、何となく論文になる数値を得て、それで博士号をとった人というのも沢山いますからね。

(3)旧帝大のポスドク・特任も、理研のポスドクも、同じぐらいの楽さじゃないかな。そこで教授や主任研究員とかになるのは同じぐらいの厳しさじゃないかな・・・。たぶん。
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独法研は試験採用組みが多く、総じて優秀という感じです。


ただし、大学と違い他人と接するという機会が乏しく、変な人が
多いです。たとえば挨拶をしないとか、話しかけても反応がないと
か。
研究に関してですが、根本的に進めかたが違います。
お金のある研究所はお金を使って効率的に研究を進めます。
お金のない大学の研究室はお金を使わずに工夫をして研究を進めます。
具体的にいえば、研究所は試験装置の開発を外注したり、派遣社員を雇ったりしますが、大学の研究室はそれができないので、学生といっしょに手作りで装置を作ったり、学生にお金を出して研究を手伝ってもらったりします。
研究所は研究者は研究の経営や管理に専念できますが、大学ではそれ以外の雑務もこなさなければなりません。
研究所は大企業の仕事の進めかたに近く、大学は中小企業の仕事の進めかたに近いです。
若い学生たちと話をしたり、教えたりするのが好きな人であれば
大学を選ぶでしょうが、そういうことが嫌いな人であれば研究所
を選ぶでしょう。
どちらの環境をよいと思うかは好みではないでしょうか。
社会的な地位という観点で見ると、大学の教員は生涯「先生」である一方、研究所の研究者はそう呼ばれる人はあまりいません。
「先生」への憧れを持つ人は少なからずいます。
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この回答へのお礼

皆さん回答ありがとうございます。
参考になりました。

お礼日時:2009/06/11 22:55

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