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受託開発された基幹業務システムの権利関係について助言を頂きたく投稿しました。
以下の概要を元に、どうか教えていただけないでしょうか。

一昨年、当社は新しい基幹業務システムを導入しました。
以前から世話になっているIT関連会社(以下、受託先)に依頼をして
ハードウェアの選定からソフトウェアの開発まで一括でおこなわれました。
現在も運用・保守をその会社に任せています。

最近、その受託先との間で深刻なトラブルが発生しまして
当社の意向で一刻も早く縁を切って、既存の基幹業務システムを
別の会社に運営・保守を委託したいと考えているのですが
それによって受託先がソフトウェアなどの権利を
主張して使用の差し止めをおこなうのではないかと懸念しております。

契約書にはシステムの権利保有者に関する記述はなかったので
一般的な事例で判断することになると思うのですが
当社が受託先に以下の要求をした場合にそれは通るものでしょうか?

・受託ソフトウェアの権利・所有権は発注元である
 当社にあること

・システムの運用・保守を他社に切り替えるため
 内部資料及びソースコードの全てを当社に提供すること

・開発や設計段階で重大な問題が規定の保証期間内に
 発見されれば、受託先が責任を負うこと

その他に、この件に関して何か注意点・留意点などがあれば
ご教授頂けると幸いです。

なお、補足情報と致しまして…
当社は従業員20人規模の中小企業です。
システムの導入費用は約2億円の支払いは済ませました。
開発元により現在も運営・保守を定期的におこなわれており
それに伴う費用は別途発生しています。

A 回答 (1件)

「一般的な事例」ということであれば、


特に規定がない場合は、著作権は受託先に帰属します。
内部資料、ソースコードについても公開義務はありません。

基幹業務システムを恒常的に手がけている会社であれば、
おそらくスクラッチの開発ではなく、既存コンポーネントを使用した、
顧客に合わせたカスタマイズを行う という開発手法だと思います。
この場合、カスタマイズ部分の提供・公開であれば、
交渉次第で何とかなるかとは思いますが、
「既存コンポーネント」にあたる部分の開示は難しいです。

もし開示可能であったとしても、
当初の契約の成果物に含まれていなかった以上、
資料の作成・提供にかかる費用を請求されることになります。
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この回答へのお礼

早速のご回答、ありがとうございます。

そうですか…著作権は受託先、ソースコードの公開義務なし
ということで、少し落胆してしまいました。参考になっています!

請負による開発ケースの中で、特に契約や取り決めがなければ
著作権は外注先に帰属されるということを聞いたことがあるのですが
その類で弊社に著作権があるのではと考えていました。

既存コンポーネントによるカスタマイズというのは仰るとおりです。
私は立場上、詳しい事情は分からないのですが拝見した限りでは
Windows ServerにMS-SQLなどを含めたシステム構成でした。

カスタマイズ部分の提供、公開の交渉が必要ということで
そのように進めていくことを検討してみたいと思います。

貴重なご意見をいただき、ありがとうございました。

お礼日時:2009/07/25 19:12

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