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アントニ・ガウディの天才の所以はどこにあるのでしょうか?

A 回答 (5件)

然るに。


詳細は、WikiPediaなど見ていただくとして。

「天才の所以」ですので。
・「他の人に無い」曲面空間デザインができていること。
・「他の人に無い」構造物の完成度のためには、工期が数百年と
 いった凝った、凝りすぎた設計を立てる事ができること。
でしょうか。

・両親とも銅細工師であり、「銅細工師の家」の意味をもつ
 マス・デ・ラ・カルデレラに生きた。
・幼少時期に兄弟が相次いでなくなった。
・自身もリウマチで苦しんだ。
あたり、貧しい生活と特化した環境が、彼の独自の世界を作ったの
でしょう。

「天才」というか、一部に凄い才能を発揮する者は、性格に偏りが
ある傾向が大いにありまして。
それが良いかどうかは二の次だと思います。

例えば、人間国宝と呼ばれる人も、50年ぐらいしかやってないの
だから、50年ぐらい同じ事をずっとやり続ければ、我々もなれる
…はずなのですが、普通は飽きて続かない。上達しない。
そこが天才と凡人の差でしょうね。(笑)

参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%B3% …

この回答への補足

私の質問の仕方が間違っていました。
ガウディはなぜ天才とされているのか、ということを質問したかったのでした。
しかし、詳しいご回答を頂きありがとうございました。


追記ですが、ジョセップ・マリア・ジュジョールという、ガウディ建築をタイルなどで装飾した人の存在がなかったとすればガウディの評価はどんな感じになっていたのでしょうか?

補足日時:2009/09/22 03:56
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この回答へのお礼

>「他の人に無い」構造物の完成度のためには、工期が数百年と
>いった凝った、凝りすぎた設計を立てる事ができること。

とありますが、他の方はできるけれどやっていない、のではなく、できないのでしょうか?


>「他の人に無い」曲面空間デザイン

建築について素人であり、かつガウディ以後の世界に生まれた自分は ガウディの曲面空間! と云われても釈然としません。。。。


>両親とも銅細工師

初めて知りました。



ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2009/09/22 03:48

「天才」と評価はされているのかわかりませんが。


建築家の中では、あまり評価が薄いと思っていますし、
ああいう装飾性が、一般の人がキャッチしやすい部類
というのが現実ではないでしょうか。

評価されているのは、構造手法と、その表現世界がクローズアップされていますよね。

建築というのは、少しおいといて、だれもやっていないという事はそれだけで価値がありますよね。

時代的なもの、直接意義なくても、それがベースになっていくもの。
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この回答へのお礼

こちらの質問にも客観的な回答をいただきありがとうございました。
いろいろ参考になりました。

お礼日時:2009/09/22 22:20

デザイン的に面白いからでしょう。

アートですから。好みは別れるとこですが。
まあ、そんな言い方をしたら、ヴォーリスもコルビジェも安藤忠雄も、みんな同じですけどね。そういうのが好きな人がいて、そういう建築家に依頼する、それだけの話です。
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この回答へのお礼

建築家による目について質問してみたかったのですが、質問がナンセンスなような気もしてきました。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2009/09/22 22:24

おどろおどろしいほどにとりつかれた執念、情熱、なのではないかと思うのです。


多分、人間は、表面の形のみならず、そこにかけられたそういったエネルギーや狂気(?)までも感じ取ることができるのだと思います。
数え切れない試行錯誤や、ひらめき(並々ならぬ集中力がもたらすもの?)、そして多くのそれに関わる技術者や職人の思いが、好き嫌いやデザインがどうのをいうことを超える。
芸術も建築も、その他多くの創造も、結局そういったことなのかと漠然と思っています。
ずれた回答ですみません。
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この回答へのお礼

よくわかります。
しかし建築家の目はそこでとどまってはいないのではないかと思いました。
ご意見ありがとうございました。

お礼日時:2009/09/23 10:07

まず絵画なんかの場合、写真なんかでもそれなりにつぼを押えた評価が出来ると考えます、多少の知識があれば。


現物を見なくともその善し悪しがある程度は推察出来る。
音楽をcdで聴くのも似た様な物。

ところが建築となると全く別ですね。
鑑賞とは違う、空間に身を置いて得られる「経験」とか「体験」なくしてまともな評価は不可能でしょう。

私は残念ながらガウディの建築を経験した事がありません。

画学から転向し建築の道に進もうと考えた20代を中心に、日本の有名建築に限っては建築マップを片手に結構気合を入れて見たものです。
そんなある時、建築マップには載ってないのですがなんか気になる建物が目に留まりました。
入ってみてびっくり、あまりにも官能的な空間に圧倒され思わずのけぞりましたよ、と同時に恐るべき才能をその背後に感じましたね。
背筋に寒気を感じながら、胸に迫る興奮を押さえながら建物内を陶然たる足取りで歩いていましたよ。(ちと大げさかな)
さて、帰郷して調べてみると案の定超有名建築家の手によるものでしたね。

上記は一例に過ぎませんが、
>アントニ・ガウディの天才の所以
を、知る為には先の方々の書かれる様な「言葉による説明」に加えて実際見る事、経験する事が必須となるでしょう。
なかなか難しい話ですが、建築である以上宿命の様なものかと思います。

ちなみに彫刻やオブジェなんかもそうかな。
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この回答へのお礼

とても参考になりました。




今日、図書館でガウディの本を見ていましたら、真面目な事しか書いていない年表の、45歳ごろのところで

『断食により著しく体力を落とす』

とあり、噴き出してしまいました。

お礼日時:2009/09/27 19:54

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