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ものすごい基本的なことをお尋ねして恐縮です。
人は(人に限りませんけど)ガンにかかって治癒できないと、なぜ死ぬのでしょうか。
「出血多量」「窒息死」などですと、素人でもわかる死因ですが、ガンにかかると死にいたる理由(経緯)を教えてください。

A 回答 (4件)

既に回答があるとおりですが、ガン細胞はテロメアと呼ばれる分裂の回数を決める(制限する)因子が欠如しています。

また、遺伝情報に不整合があり本来なら細胞それぞれにあるはずの役割の情報が壊れ消え暴走してしまっているのです。

例えば、臓器に発生する癌は、その臓器としての役割を十分に果たせないか、失ったもので、ただエネルギーを消費し、分裂するだけの機能しかない穀潰しになります。しかも、分裂の速度が他の細胞に比べると速く分裂寿命(回数)がとにかく長いため、早期に自己免疫機能(後述)による除去や医療行為による治療によって処理しなければ、一定以上にガン細胞が増殖すると他の細胞を押しのけて短期間で広がる傾向があります。

もし、これが広がるとその臓器の能力は失われます。
また、癌が血液、リンパなどに転移し体内循環経路に載ってしまうと他の臓器や体細胞に転移するのです。最終的な死因は癌の転移による多臓器不全や免疫療法(ガン細胞を壊すということは正常な免疫や細胞もそれ相応に破壊します)などによる衰弱死、または免疫不全による感染症や各種間接疾患などとなります。特に、免疫療法中は感染症に極めて弱い傾向がありますから、普通の人であれば大したことないような風邪であっても、死に至る場合があります。

ちなみに、健康な人でもガン細胞は一日に数千個単位で生まれていますが、NK(Natural Killer)細胞と呼ばれる特殊な免疫細胞が中心となってその不具合のある細胞を見分け破砕しています。このバランスが崩れると癌は急速に体をむしばむようになります。年齢を重ねると癌になりやすいのは、細胞の老化や疲労によってコピーの失敗が発生しやすくなることと、この免疫細胞の数などが減少するためです。
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この回答へのお礼

詳しいご説明をありがとうございました。

お礼日時:2009/09/23 11:42

解りやすく言えば、細胞破壊による機能の停止ですかね。

 テレビでたとえれば配線一つの機能が止まれば音が出なくなったり画像がおかしくなったりしますよね。 そしてガンは血流などに乗り、体の他の場所へ広がって行きます。 ガンは病気というより実は 全ての人間が元々持っている因子なんですよね。 つまり人は生きていれば必ずガンになるらしいです。 ただその前に寿命や他の病気や自己で死んでしまうだけで。 人間の寿命が300年くらいあるなら皆 ガンになるらしいです。 それとガンと言ってもおよそ200種類あって 性質も全て違うそうです。
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この回答へのお礼

機能の停止、ですね。
ガンは誰でもかかりうるもので、それ以外の原因で死ぬ人は、ガンより先に、別の死因ができただけだと聞いたことがあります。ありがとうございました。

お礼日時:2009/09/23 11:40

癌とは、肉体をつくっている細胞になんらかの発癌因子が作用して分裂を不規則に生じさせ、その細胞自体が肉体を構成している制御から離れて、無計画的、かつ一方的に増殖して、周囲にある組織を侵します。


さらには血管、リンパ管などを通じて他臓器に遠隔転移し、ついにはもとの肉体に障害を与えるために、体の臓器が正常な働きを果たさず死に至ると考えてください。
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この回答へのお礼

「体の臓器が使い物にならなくなっていく」わけですね。
ありがとうございました。

お礼日時:2009/09/23 11:38

癌にかかるのではなく


正常な細胞が癌化するのです
本来必要な機能が働かなくなるので生命を維持できなくなる
ということです
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この回答へのお礼

どうもありがとうございました。

お礼日時:2009/09/23 11:36

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