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ある音を聞いたときにその音の絶対音程を識別することができる能力は,絶対音感と呼ばれていますが,逆に複数の旋律が並行的に書かれているスコアを見て,その音を頭の中で鳴らすという能力-空で,ピアノなどの和音楽器を使わず-は,何と呼ばれ,どのようにして音楽家は訓練しているのでしょうか.またこのような能力をつけるには,絶対音感のように年齢制限があるのでしょうか.また作曲者や指揮者は完全にこの能力を備えているのでしょうか.音楽家によっては,この能力が十分でなくても音に対する特別に記憶力が優れ,その音を記憶しているということも考えられます.-この場合にはここでいう構成能力とは違うことになりますが.
最も単純な場合としては,和音を構成する音のそれぞれの譜面を見て,その和音を頭の中で鳴らすということだと思いますが,複雑なところでは,オーケストラのパート譜を見て,全体の音を頭の中で複合音として再現することになると思いますが.

A 回答 (2件)

> オーケストラのパート譜を見て,全体の音を頭の中で複合音として再現



「パート譜」じゃなくて「スコア(総譜)」だよね。パート譜というのは個々の楽器のための楽譜で「オーケストラのためのパート譜」というものは存在しないよ。

で、回答です。「相対音感」だよ。聞いたことあるんじゃないかな。これがないと音楽はできないって言ってしまってもいいだろうね。もちろん訓練は必要だし、音楽大学では「ソルフェージュ」という全学生必修の科目があるくらい重要なこと。要するに「歌える」がもっと奥深くなって心の中で歌い鳴らし芸術的な表現にまで高める、ってことかな。

実はお母さんの子守唄を聞いた時からこの訓練は始まっているワケで、その持続が大切。歌うことの勉強のようでいて実は「聴く」ことの勉強なんだと思う。実際には自分の声では出せないような音域にまで「歌」は広がっていくのだから。

普通は「コールユーブンゲン」などを教材にして始めるんだけど、指導者がそこまで考えてる人ならば楽器を勉強する中で積み重ねていけるはず。どちらにせよまずは自分の声を使わないと意味ないので、歌うことをいやがっていたら良い音楽家にはなれない。音大にはソルフェージュのクラスで歌うことが恥ずかしいという学生が一杯いるらしい。このことだけで音大出たってさあ・・って言われてもしょうがないね。みんな何が大事かを解っていない。(う、脱線)
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この回答へのお礼

早速のご回答有り難うございました.
私がお聞きしたかったのは,物理的な音を全く出さないで,頭の中で,例えば,今まで聞いたことのない音楽をそれぞれのパート譜をみて頭の中で鳴らすにはどうすればよいかということだったのですが.

お礼日時:2009/10/28 10:55

年齢制限はないと思います。

必要な素質も、そんなに厳しくないと思います。
私は、コールユーブンゲンの最初のほうを習った程度のド素人ですが、それでも、ごく簡単な和声であれば、確実に頭の中で想像できますし、もし実際の和音が1音でも狂っていれば指摘できます。
ですから、専門家が、オーケストラの音を聞いて、間違いを指摘するのは、きわめて容易なことだと思います。
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この回答へのお礼

早速ご回答有り難うございました.
例えば,聞いたことのないフーガの各声部をそれぞれ楽譜で読んで,それを物理的な音を出さずに頭の中で鳴らす能力の名前(あれば)とどのようにしてそのような能力を獲得できるかを疑問に思っていたのですが.

お礼日時:2009/10/28 10:59

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