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水深100~200mの海底で堆積した地層があります。
砂岩の地層です。
これをを調べると、
「一つの地層の中で粒の大きさの変化が見られ」ました。

写真の右下の 図3 が、その地層です。
要するに、地層の下の方ほど、粒が大きいというやつです。
【それはなぜか?】
という問題が出されました。
4択なのですが、問題の2択のみを書き写します。
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■A 川によって粗い粒が先に運ばれ、あとから運ばれてきた細かい粒が次々に堆積した。

■B 大きさの違う粒が同時に運ばれてきて、粗い粒の方から堆積した。
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答えは、Bの方です。
コップにイロイロな大きさの粒を入れて、シェイクすると粒の大きい方から下に沈んでいきます。そういう話なのだと思います。

ただ、「どうしてAは違うのだろう」と考え始めると、分かりませんでした。これは、『自然界の常識』であって、Aのようなことはありえないのでしょうか?

それとも、何か他に、『Aは違うよ』 という理由はありますでしょうか?

「地層の問題 (中3入試)」の質問画像

A 回答 (3件)

1.粒子が細かい方が運搬に必要な力が少なくてすみます。


2.重い粒子ほど先に落ちます(堆積します)
3.水深100~200mの海底まで(いいかえれば運ばれる距離が長い)、より運ぶのに力がかかる(=運ばれにくい)大きな粒がなぜかしら選り分けられて先に運ばれるというのが不自然です。
というわけで、特に「川によって粗い粒が先に運ばれ」というのがおかしいのでAが不適なのではないでしょうか。
なお、粒子の運搬・堆積については参考URL図2.6に関係図があります。蛇足ですが、侵食の領域の中央が凹んでいるのは、一度堆積してしまったら再度運搬(=侵食)するのに必要な力(流速)は、粒径が0.5mm以下になるにつれて増大することを示しています。

参考URL:http://www.k4.dion.ne.jp/~kiseki/shinguu/book/ch …
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下で書き忘れました。

水の流れは陸地(岸)で明瞭な流路が作られる川であり、それのない海域(しかも水深100~200mの長距離の海底まで)では、確たる流路が形成されにくいので水流が次第に分散し、流れの先ほどどんどん流速が落ちてくるというイメージをしています。
という想定で、下記参考URL図2.6をみると、既に運搬されている粒子は、約9cm/secの平均流速では1mm以上の粒子は堆積を始め、平均流速が約0.9cm/secまで下がると0.1mm以上の粒子は堆積を始めてしまうということがわかります。これが重いものが(上記の流速が流末ほど減少するという想定で)先に堆積するとした理由です。くどくてすみません。
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この回答へのお礼

くどいだなんて、とんでもございません。
Aは、不自然だ。
・・というのは、なんとなく感じていました。

ただ、「なんとなく」なので、困っていました。
それを明確にしていただきました。

助かりました!どうもありがとうございました!

お礼日時:2009/12/26 07:12

この文を読む限りでは「A」でも間違いではないように思います。


「級化層理」か「級化成層」を調べてみてください。
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この回答へのお礼

調べてみました。
・・・なかなか難しかったですが・・・。
ですが、とても面白いと思いました。
中学生でやっている勉強のさらに先には、こんなにも世界が広がっているのだと思いました。

触るのが怖いので、「なるほど」以上の深入りはしませんが ̄∇ ̄。
そういう世界があるというきっかけをいただきました。

どうもありがとうございました!

お礼日時:2009/12/26 08:52

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