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様々な女性が登場する「源氏物語」ですが、あまり登場回数もなく目立たない存在なのに物語の進行に大きく関わった女性の登場人物を教えていただきたいです。

もちろん独断と偏見をもって回答いただいて結構です。

A 回答 (1件)

> もちろん独断と偏見をもって回答いただいて結構です。


ということなので。

桐壷帝の妹の女五宮…かな。

「姉である三条の大宮よりも老けて見えるし、ゴツゴツした印象」と、光源氏に思われているのが気の毒ですが。

『朝顔』では、朝顔前斎院と同じ屋敷内(故桃園式部卿宮邸=桃園邸)に住んでいるため、光源氏は女五宮のお見舞いにかこつけて桃園邸に頻繁に通ったり、和歌の贈答をしたりしています。
そして、女五宮も光源氏と朝顔前斎院を「似つかわしい」と思ったりしていることから、対の上が不安がり、嫉妬したりしています。

対の上の嫉妬をきっかけに、光源氏が「昔がたり」をしたことから、光源氏の枕もとに故薄雲女院が立ったり、その供養をしたりというのが『朝顔』の内容です。

源典侍まで登場して、コミカルな部分もあり、結構好きな巻でもあるんですよね。

「名脇役」と言えるかどうかは分かりませんが、
> あまり登場回数もなく目立たない存在なのに物語の進行に大きく関わった女性
ではあると思います。

北山の尼君、明石の尼君、横川の僧都の妹あたりは、登場回数がけっうこ多いような気がしてしまいますので除外しました。
靫負命婦、近江の君は、「目立たない存在なのに物語の進行に大きく関わった」というのはちょっと違う気がしました。
桐壺帝の麗景殿の女御も、この人がいなければ夏の御方も登場してこない訳ですので、1票を投じたいところですが、やはり、私は「桐壷帝の妹の女五宮」に1票です。
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