プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

振動測定の為の、加速度センサの仕様についてです。 例えば TEACの600シリーズの周波数応答の仕様に、 ”Fc ~ 12,000Hz” とありますが、 この Fcとは何を意味するのでしょうか?

http://www.teac.co.jp/industry/measurement/piezo …

10Hzから40Hz近辺の床振動を測りたいのですが、 この600シリーズで測れるかが直接知りたい事です。

メーカーに問い合わせれば良いのですが、 土日は受付窓口が閉まっており、急ぎで知りたい為、ここで質問させてください。月曜以降でも教えていただける方、お願いします。 

A 回答 (2件)

お使いの加速度センサは『圧電型加速度トランスデューサ 600シリーズ(電荷出力タイプ) 』となっていますので、加速度に比例した電荷を発生しますので、


>感度;5±10%(pC/m/s2)
>周波数応答(±3dB) fc~12,000Hz ← 電荷の変換方法とローノイズケーブルに左右されます。
の様な表記になるのです。
このセンサ単体では使えません。チャージアンプと組み合わせて電圧として出力して測定します。
通常1Hzから10KHz程度までは楽に使えますので心配ありません。

加速度に比例した電荷を発生します。それを電圧の形にするのには2つの方法があります。1つは、その電荷をコンデンサに充電し、その両端の電圧を読みとる方法です。電圧(V)=電荷(pC)/容量(pF)の関係がありますのでセンサ、ケーブル及びアンプの入力容量の合計により出力電圧が決まります。逆に言えば、ケーブルの長さ(ケーブル容量)が変われば出力電圧が変わるので、その都度の校正が必要となります。

圧電型加速度トランスデューサ用アンプ
http://www.teac.co.jp/industry/measurement/amp/s …
チャージアンプ
http://www.nec-avio.co.jp/jp/products/industrial …
Q&A参照 Q6が・・・・・・
http://www.showasokki.co.jp/qa/qa_02.html
 

この回答への補足

早速のご回答ありがとうございます。
かなりの部分 理解し納得しました。
追加で質問させてください。

>このセンサ単体では使えません。チャージアンプと組み合わせて電圧として出力して測定します。
>通常1Hzから10KHz程度までは楽に使えますので心配ありません。



チャージアンプは TEAC SA-630を使用しています。

http://www.teac.co.jp/industry/measurement/amp/s …

上記 ご回答の ”通常1Hzから”というコメントで安心しましたが、他の人に示すのに何か書き物があると良いのですが、 上のURLの仕様に、周波数特性 0.2Hz ~ 50KHzとあります。
ケーブルの長さが変われば変わるとの事ですが、メーカーの加速度センサに付いているケーブルをこのチャージアンプにつなげ、かつ校正も正しくやれば、 0.2Hzから測れるという理解で良いでしょうか?  そこで、誤差も見込んでも、1Hzからは大丈夫という理屈になるでしょうか?
よろしくお願いします。

補足日時:2010/02/06 23:42
    • good
    • 0
この回答へのお礼

補足に対するコメントも含め、ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2010/02/28 11:00

ANo.1 です。


>メーカーの加速度センサに付いているケーブルをこのチャージアンプにつなげ、かつ校正も正しくやれば、 0.2Hzから測れるという理解で良いでしょうか? 
>そこで、誤差も見込んでも、1Hzからは大丈夫という理屈になるでしょうか?
その通りです。
チャージアンプに周波数特性 0.2Hz ~ 50KHzとありますので、センサーがfc~12,000Hz ですから、周波数応答(±3dB); 0.2Hz(fc)~12,000Hz となります。
 
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。疑問に対し、的をえたコメントをして戴き、大変よく分かりました。
また、急ぎで知りたかったので、すぐの回答、非常に助かりました。 ありがとうございました。

お礼日時:2010/02/07 22:06

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!