大人になっても苦手な食べ物、ありますか?

投資信託は素人です。最近、シティバンクの投資信託で、「ヘッジファンド連動元本確保型ファンド」の100%~130%の元本確保というチラシを見て興味が湧き、購入を検討中です。
これだけ見ていると、損はしないように受け取れるのですが、このファンドに関して注意すべき点など教えてください。

A 回答 (4件)

参考URLに入れたファンドですよね。

まず注意して頂きたいのは、あくまでドルベース、ユーロベースでの元本確保であって、円ベースでは為替で損をする可能性がある、という事です。(あくまで念の為です。)
日本風に言えば「商品ファンド」と言われる、様々な商品を対象に売りも買いも相当程度自由にリスクをとって高い利回りを要求する商品(≒ヘッジファンド)の中には、「元本確保型」というものは、かなり昔からあり(私が知る限りでも10年ぐらい前)、それ程珍しいものではありません。

考え方としては、例えば7年でドルベースの元本確保型ファンドをつくるなら、7年もの米国債利回りを3%と仮定すると、ファンドスタート時に投資元本の81.31%を7年ものゼロクーポン米国債に投資し、残りの18.69%でリスクの高い運用をします。すると、7年後には、ゼロクーポン米国債は、投資元本の100%になって帰ってきます。(1.03の7乗を81.31%にかけて見てください。)ですから、当初18.69%だったリスク運用部分がたとえゼロになっていようと、元本100%を投資家に返せる訳です。

すべてのファンドがこのような仕組とは限りませんが、このように考えておくのが、一番分かりやすいと思います。(どんな仕組みだろうが、元本確保型にしてリスクを減らした代償は、期待利回りの低下という形で支払わねばならない、と考えておくべきです。)
実際に、参考URLの後のほうのHPの「商品ファンド・データ」⇒「運用成績」で確認して頂いても、設定以来の年平均利回りは、元本確保型は±とも小さいのに対し、積極運用型はかなりばらつきが大きい事がお分かりいただけると思います。

で、元本確保型のリスクを、約8割ぐらいのドル債投資+約2割の積極運用型のファンドのセットと同じ、と理解した場合、「なんで8割のドル債投資をしているんだ」と悩んでみる価値はあると思います。ファンドへ投資する以上、積極運用部分からのリターンを期待しているのが普通で、とりたてて、ドル債は買いたくない事が多いでしょうから。
別の言い方をすれば、100万円を投資に回す場合、それを全額元本確保型ドル建ファンドに投資するのと、80万円の円預金と20万円相当の積極運用型ファンドのセットを比べると、違いは、元本確保型が80万円相当の為替リスクを余計に取っているので、その分リスクも大きくなっている、という事です。(為替で余計に儲かる可能性も勿論ありますが。)
あまり元本「確保」という点に拘らない方が、かえってリスクが少なくなる、という事です。

質問者の方が興味をもたれているファンドの仕組みは、情報が少なすぎて推測すら全くできないので、直接尋ねられたらどうでしょうか?ポイントは、運用先の過去の実績(*)、積極運用部分のレバレッジ(投資元本に対して何倍までのリスクをとるか、倍数が大きいほどリスクも期待リターンも高い)に加え、実質的にどういう仕組みで元本が確保されているのか、それの代償は何か(「期待リターンの低さ」ではないのか)、という事だと思います。仕組みと代償については、企業秘密で教えてもらえないかも知れませんが、もしそうだったら、私なら買いません。
尚、この手のヘッジファンドの運用成績は、為替なり、債券なり、原油等の商品なり、とにかく市場に明確なトレンドが出ている時は、高い利回りを叩き出し、反対に小刻みな動きを続ける場合は、悪くなる、という傾向があると言われています。相場付きが変わってしまうと、過去の運用成績はあまり参考になりません。(動かなきゃ儲け様がありませんから。)
大変長くなり失礼しました。
ところで、「100~130%の元本確保」というのは、元本は100%は割らないが、130%も超えない、って意味でしょうかね。

(*)ヘッジファンドという以上、少なくとも、投資対象が何かについては、相当自由度が高いのが普通で、「日経平均がいくらになったら…」といったわかりやすい指標はありません。

参考URL:http://www.citibank.co.jp/invest/topics/0303lyxo …
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この回答へのお礼

みなさま、いろいろとご教授ありがとうございました。もちろん、私もリスクが無くてリターンが大きいなどと言ううまい話があるとは思っていません。もう少し、勉強して考えることにします。

お礼日時:2003/06/08 09:59

投信に素人の方が、投信を購入するなど無謀です。

チラシなどではなく、目論見書が理解できるよう自助努力をしてくだい。リスクをとるのは、投信会社、あるいは販売会社でなく、購入者です。チラシのどこかに、小さくそう記されているはずです。記されていなければ、金販法違反です。どのような資産であっても大切にしてください、ご自愛のほどを…。
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このファンドの特徴として、


◆償還時100%元本保証
ただし、
1.円建て
2.米ドル建て
3.ユーロ建て
の3種類の通貨があって円建ては元本保証がされません。
従いまして円建てで購入する場合には、損することがあります。

◆ファンドからの追加収益がもらえる
投資するファンドがヘッジファンドと連動するような仕組みになっており、その連動によって収益が上がる可能性があります。

ヘッジファンドとは株式・債券などを単に買うといった運用だけでなく、様々な資産・投資戦略を組み合わせることで、市場全体の動きに左右されず絶対利益を追求する投資手法です。

その意味では通常の株式投資信託と違い、株式が値下がりするような状況の中でも利益が出るような運用をしています。


◆手数料後払い方式
~1年未満 4%
1年以上2年未満 3%
2年以上3年未満 2%
3年以上4年未満 1%
4年以上 0%
従いまして長期保有すればするほどメリットが得られます。

金融機関を批判するつもりはありませんが、
ファンドが仕組みによって作られている場合、必ず金融機関が手数料を得られるような仕掛けが組込まれていることを考慮しておくべきです。

ということは連動するヘッジファンドに大きな利益が出てもファンド購入者には大きなリターンが分配されない可能性があるのではないかと疑っておく必要があります。

基本的に元本保証かつ大きなリターンが得られるというようなうまい話はありえないと思っておいたほうがいいです。それを認識した上で購入する分には問題はないと思います。
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そのFは、知らないのですが、



基本的に、元本確保Fは無いと思ってください。
と言っても、わずかですがあります。
ただ、配当型のファンドに限られています。
とりあえず、目論見書に書いてある

往復手数料
F維持管理費
リスク説明
条件  たとえば、日経がどれくらいになれば、その    利率が約束される、とかいったこと。
設定目的

を見て決めていただくしかないです。

あくまでも自己責任ですし。
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