通り魔に負傷させられたとき、犯人が精神異常とみなされると
無罪になってしまうということが多々有りますよね。
こういった場合、治療費請求とかで訴えるということは可能なのでしょうか?
それで勝てるのでしょうか?
精神異常者にやられた場合、泣き寝入りしかないのでしょうか?

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A 回答 (6件)

>「証明は難しい」とは、そういう判例は少ないということですか。



文字通り、「証明が難しい」ということです。 (^v^)

 通常の不法行為に基づく損害賠償請求をする場合、相手方の不法行為(この場合は「通り魔」という何らかの傷害または殺害行為)と、被害者の受傷とは直接の関連性があります。
 例えば、Aという人物が、たまたま通りかかったCという人物を刺してCに傷を負わせた場合、「AがCを刺す」という行為によって「Cが傷を受けた」といえるわけで、この証明はさほど難しくは無いことはお分かりになると思います。後は、賠償金額がいくらになるかの問題が残るだけです。

 ところが、監督義務者の監督義務を怠っていたことによる責任を問う場合、例えばAという精神障害者がいて、そのAを監督すべき精神病院長Bという監督義務者がいた場合、「Bが監督義務を怠っていた」ことによって「Cが傷を受けた」ということを証明しなければなりません。
 この「Bが監督義務を怠っていた」ことと「Cが傷を受けた」こととは直接の関連性はありません。あくまで、間にAという人物の「AがCを刺す」という行為があって初めて両者は関連づけることが出来るわけです。
 従って、「Aをそのまま一人で行動させていれば、いずれ人に危害を及ぼすであろうことが明白であるにも関わらず、Bが放置していた。或いはもっと別の適切な治療を施さなければならなかったのにそれを怠っていたためにAは人を刺した。」と言えるような場合でないと、Bの責任は問えません。

 現在、精神疾患から病院に通っている方はかなり大勢おられます。

 強制的に入院させたり隔離したりということは、患者の方にも基本的人権があるわけですから余程のことが無い限りできません。具体的には、入院させないと患者本人もしくは周りの人間の生命に危険が及ぶことが明白であると判断されるような場合で無い限り、現在、強制的に入院や隔離ということは出来ません。
 また、患者本人の早期の社会復帰を果たすため、なるだけ社会参加を保持した形で通院治療を施しているケースがほとんどです。そして、現に大部分の方が、何ら問題行動を起こさずに社会生活を送っております。

 ですから、精神病院長Bが、これまでの臨床例から判断して、「Aは通院治療で十分」と判断して通院治療を施している間にAが問題行動を起こしたというような場合、Bの判断がその時の医療水準から判断して不当とは判断されない場合には、Bの監督義務違反を問うことは出来ません。

 これらのことから、「監督義務者の義務違反」を基に損害賠償請求をすることは非常に難しいのです。
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現在、このように本人になにも過失がない人が通り魔に命を奪われたり怪我をしたりしたときには、政府が補償してくれる「犯罪被害者等給付金支給法」というのがあります。

犯罪被害者等給付金の金額は、被害者の年齢、被害者の当時の収入金額、 遺族の生計維持の状態や障害の程度により算定されますが、最高でも、1000万円ほどで見舞金的要素が高いものです。

参考URL:http://www.police.pref.osaka.jp/sogo/low/008.html
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この回答へのお礼

参考URL見てきましたが、最高1千万の一時金では
気休め程度でしかないですね。
通り魔事件で障害を負ったり働き手を失ったら
明日からも経済的ピンチとなり、それでいて犯人は罪を問われることもなく。
この質問をする前に犯罪被害者に関するWebをいくつか見てきたのですが、
結論は「殺され損」「生き残ったもの勝ち」でした。

お礼日時:2001/03/30 10:05

 未成年者もしくは精神障害者などにおいて、本人が責任能力を有していないという場合、それらの人に法定の監督義務者(親権者、未成年被後見人、親権代行者、後見人など)または監督義務者の代行者(小学校長、精神病院長など)がいる場合には、本人に責任能力が無いことを証明した上で、『それら法定の監督義務者・監督義務者の代行者が監督義務を怠っていた』ということを証明することが出来れば、それらの人に対して損害賠償を請求することが出来ます。


 実際には、これを証明するのはかなり難しいようですが・・・。
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この回答へのお礼

「証明は難しい」とは、そういう判例は少ないということですか。
この質問をする前に犯罪被害者に関するWebをいくつか見てきたのですが、
結論は「殺され損」「生き残ったもの勝ち」でした。
犯人は罪を問われることもなく人に迷惑を掛けるだけ。

お礼日時:2001/03/30 09:51

民事訴訟を起こして損害賠償を請求することは可能です


しかし、民事訴訟を起こした時点で犯罪被害者補償制度による給付金は受け取れなくなります
莫大な治療費、葬儀費用、遺族の生活費を賄ってなお慰謝料を支払う能力のある加害者であれば民事訴訟を起こす価値があります。

下に犯罪被害者のページがあります。
このページを読むと憤りを感じます

参考URL:http://www.campus.ne.jp/~zonozono/ane/
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この回答へのお礼

「~支払う能力のある~」が無い相手だと訴訟を起こすのも無意味ということですね。
この質問をする前に犯罪被害者に関するWebをいくつか見てきたのですが、
結論は「殺され損」「生き残ったもの勝ち」でした。

お礼日時:2001/03/30 09:41

訴えることは可能です。

なぜなら,刑事責任なしとされる要件と,民事責任の発生根拠となる故意,過失が認定される要件とは全く同じではないからです。

ただ,民事訴訟においても,その人が訴訟されていることの意味もわからないような状態であれば,訴訟が成立しません。そして,たいていの場合,そういう状態であるために刑事事件で責任がないとされいるのでしょうから,現実には民事訴訟も不可能だと思います。

こうした場合のために,下記の制度があります。

参考URL:http://www.npa.go.jp/kyuyo1/home1.htm
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この回答へのお礼

完全に「イッちゃっている」相手だと訴えることすら無意味ということですね。

お礼日時:2001/03/30 09:38

 おそらくは、その精神異常者の保護者を管理責任に問う形で賠償請求することになるのではないでしょうか。


 どうなんでしょう。うーん。
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Q【警視庁がレイプ事件を揉み消すことって可能なのか?】被害者女性がレイパーの山口敬之をレイプ事件として

【警視庁がレイプ事件を揉み消すことって可能なのか?】被害者女性がレイパーの山口敬之をレイプ事件として刑事告訴したのに警視庁刑事部長の中村格がレイプ事件を揉み消したって被害者が被害届けを出している以上は警視庁は事件を揉み消すのは不可能なのでは?

被害者女性が何らかの理由でレイプされても被害届けを取り消したから捜査が打ち切りになったのでは?

でもレイプは刑事事件の犯罪だから普通は被害届けがあってもなくても警察は動くべきだろうけど今時の警視庁はレイプであっても被害者が被害届け出さないとレイプ事件にはならないってことだろう。

だから警視庁刑事部長の中村格が被害者女性がレイプ被害届けを出したのに揉み消すのは無理だと思う。

この事件は被害者女性が取り下げてるよね?

Aベストアンサー

レイプというのは、強姦罪です。

強姦罪というのは親告罪なので、被害者が訴え出なければ罪にはならない特殊な犯罪です。
※現在ではこの法律を変更し、親告罪ではなく、被害届が無くても罪としようとする動きもあります。

なので、基本的には被害者の申告が無ければ罪に問われませんし、
被害者が訴えを取り下げれば、被害者の人権侵害を避けるべく、
加害者の罪も問われなくというのが基本的な流れと言えます。

警察がもみ消したかどうかという部分に関しては全く解りませんが。

Q罪を犯した者の精神状態の判断からの無罪、有罪。正当性のある復讐による犯罪の無罪、有罪。

殺人など重罪を犯す人をはじめ、罪を犯す人のほとんどが精神的に不安定であるからこその犯罪だと思うのですが・・・

時々、精神鑑定により「無罪」なんていうのを聞くのですが、どういった判断基準で無罪になるのですか?


(1)レイプされそうになる→その場に落ちていた金属バットでレイプ魔を殺害→自己防衛で無罪、又は軽罪?

(2)レイプされる→発狂→次の日にレイプ魔を殺害→精神判定で無罪、又は軽罪?

(3)レイプされる→10年に及ぶ精神疾患→務所から出てきて、幸せな生活を送っているレイプ魔への計画的な復習殺害→計画的殺人で重罪?

(3)は長い年月苦しんだ末の、唯一、自分が幸福になるための犯行なのに、(1)、(2)よりも重い罪になるのですか?

Aベストアンサー

(1)は正当防衛なら無罪。過剰防衛なら殺人だけど減免あり。
反撃行為に違法性があるかどうかってこと。
だから、反撃の程度や情況しだいでは過剰防衛になることもある。
(正当防衛)
第36条
1項 急迫不正の侵害に対して、自己又は他人の権利を防衛するため、やむを得ずにした行為は、罰しない。
2項 防衛の程度を超えた行為は、情状により、その刑を減軽し、又は免除することができる。

(2)は殺害時に心神喪失なら無罪、心神耗弱なら減軽される。
これは、犯人に責任を問えるかどうかってこと。
問題は、犯行後、精神鑑定をやった時点で心神耗弱でも、
犯行時にそういう状態にあったとは限らないということなんだよ。
だから、ふつうは精神鑑定と犯行前後の行動を考慮して裁判官が総合的に判断する。
明らかに証拠を隠滅しようとしたなんて場合は心神喪失にはならないだろう。
(心神喪失及び心神耗弱)
第39条
1項 心神喪失者の行為は、罰しない。
2項 心神耗弱者の行為は、その刑を減軽する。

(3)は情状酌量の余地があるというなら減軽されることもある。
(酌量減軽)
第66条 犯罪の情状に酌量すべきものがあるときは、その刑を減軽することができる。

「唯一、自分が幸福になるための犯行」であれば相手を殺してもオッケー!とはならないからね。

(1)は正当防衛なら無罪。過剰防衛なら殺人だけど減免あり。
反撃行為に違法性があるかどうかってこと。
だから、反撃の程度や情況しだいでは過剰防衛になることもある。
(正当防衛)
第36条
1項 急迫不正の侵害に対して、自己又は他人の権利を防衛するため、やむを得ずにした行為は、罰しない。
2項 防衛の程度を超えた行為は、情状により、その刑を減軽し、又は免除することができる。

(2)は殺害時に心神喪失なら無罪、心神耗弱なら減軽される。
これは、犯人に責任を問えるかどうかってこと。
問...続きを読む

Q被害者の保護と情報開示について

犯罪の情報を開示すると、被害者も必然的に世間にさらされます。小さな地域では、被害者の情報を開示しなくても、被害者探しも起こりうると考えられます。しかし、犯罪抑制のためとか、被害者にならないように気をつけると言う場合には、情報の開示は必要です。被害者の保護と情報の開示、どちらを大事に考えれば、良いでしょう。皆さんの意見をきかせてください。

Aベストアンサー

今回の長崎県の事件の話では無くて、junnositiさんの住んでいる地域に限定される『情報公開』の話ですネ?

例えられてる「どこどこに痴漢出没(PTA新聞)』が今後の痴漢の出没を抑える効果があるか、否か? の件ですネ。

その新聞は、貴方の学校に通学している方の家庭のみに配布されて、読まれているのでしょうか?

痴漢が仮に生徒の親御さんであれば、行動を慎むでしょうが、全くの無関係な人間なら引率者や監視の目を盗んで同じ行為をするか、仮に『PTA新聞』での己の情報を掴んだなら、別の地域に移動するか、「更に過激な行為」をしかねません(同じ地域での場合) → 自らの潔白性(ばれる事を無くす為の徹底性)を固めようとして痴漢程度では終わらせず、訴える事を恥じる(届出の際に具体的に調書を執るので恥かしがる場合も有り、)と思うまでに至る行為にまで展開するかも知れないので。

誰も気付かない振りをして、捕まえるのが良いと思うけど。



 

Q昔からの疑問、精神異常者が無罪になる正当性はどこにある。

タイトルの通りです。
罪を犯しても(殺人でさえも)精神異常と認められれば
無罪、というのが昔から素直に納得できていません。

一般に、法律におけるその正当性というのは
どういう論理で示されていることなのでしょうか?
よろしくお願いいたします。

Aベストアンサー

>このような状態で仮に人を殺したとして、それは罰するに値する行為といえるでしょうか?
ここで罰するべき、と思ってしまうのは明確に誤りなのでしょうか?
特定の価値判断が常に“誤り”であるというのは非常に困難です。
本例の状況でも、それを“罰する”とする考え方も可能です。

小学生の例は、その判断能力が劣っている状態で行った行為について処罰を行わないあるいは軽減するのに、その能力が完全に失われている状態で行った行為を処罰するのは理にかなわないと思います。
よって、夢遊病の例を処罰するなら、この小学生も処罰するのが一貫性のある考え方だと思います。

但し、前回言及しなかったことに、“原因において自由な行為”という考え方があります。前回の例では“夢遊病”であり、本人に責任がないことを前提にしていますが、仮に大量の飲酒や麻薬などの薬物摂取によって自分の意思で“心身喪失乃至心神耗弱”に陥って行った行為は処罰するという考え方です。そして現在はこの法理により、実行時の心身に問題があっても罰せられています。例としては飲酒運転での交通事故では刑法第39条によって罪を免れることはありません。
しかし、仮に強制的に酒を飲まされ、薬物を摂取させられた場合は、話が違ってきます。

“実際に罪を犯した異常者を隔離”については、すでに
心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者の医療及び観察等に関する法律
があり、刑法第39条が適用された場合や、そもそも心身喪失等を理由に起訴されなかった場合においても、指定医の診断をうけ、それによる審判で入院、治療が強制されたり、その後も、知事や市町村長の観察下におかれ、住居の指定、旅行時の届出や面接が義務付けられます。
それが、質問者の意図している“隔離”に相当するか否かはわかりませんが、“全くの野放し”となるわけではありません。

>このような状態で仮に人を殺したとして、それは罰するに値する行為といえるでしょうか?
ここで罰するべき、と思ってしまうのは明確に誤りなのでしょうか?
特定の価値判断が常に“誤り”であるというのは非常に困難です。
本例の状況でも、それを“罰する”とする考え方も可能です。

小学生の例は、その判断能力が劣っている状態で行った行為について処罰を行わないあるいは軽減するのに、その能力が完全に失われている状態で行った行為を処罰するのは理にかなわないと思います。
よって、夢遊病の例を処罰す...続きを読む

Q拉致被害者を救出できますか?いい方法はありますか?

今、北朝鮮人権週間で拉致被害者の救出のキャンペーンをしていますが、
北朝鮮は被害者を返す気が無く、救出は行き詰まっていると思います。

拉致被害者が全員帰れるようにするために、北朝鮮に被害者を返す気にさせる、
返さざるをえない状況にするために、なにかいい方法はないんですか。

北朝鮮の体制は今後も続きますか、それとも崩壊しますか。
崩壊するならいつごろどんな形ですか。
北朝鮮の体制が変わったら拉致被害者の救出は進展しますか。

拉致被害者の救出のために私たちに何かできることはありますか。
拉致被害者の救出のための国際的な協力を受けるために日本が何かできることはありますか。

Aベストアンサー

>中国が本気になれば、拉致被害者全員の解放は可能でしょう。中国は、北朝鮮の命綱(食料・エネルギー・安全保障)を握っているからです。日本は中国が本気になる方法は何かを真剣に考えるべきでしょう。

>北朝鮮の体制は?
金正日体制の事ですね。これも、中国次第でしょう。

>崩壊するなら・・・?
中国が決断すれば、いつでも崩壊するでしょう。

>体制が変ったら・・・?
体制が変る変わらないに関わらず、日本との国交が結ばれれば進展するのではないか。

>私たちに何かできる事・・・?
救出運動を国内外で展開する事です。

>国際的な協力・・・?
国連を含めたあらゆる国際会議の場を活用する事です。

Q通り魔にやられたとき・その2

「通行人」が「通り魔」に襲われている。
少し離れたところにいた「私」は何らかの手段で「通り魔」を
押え込んだ。
この時「通り魔」が怪我をした。

こういう場合、「通行人」が反撃しての怪我なら正当防衛になるが、
「私」は傷害罪に問われるなんて話を聞いたのですが、
そうなのでしょうか?

Aベストアンサー

>刃物を振り回して危険だから遠くから物を投げつけたとか
>取り押さえても暴れて危険なので1発くらわせて気絶させたとか、
>・・・これが過剰防衛とかになるんでは?

防衛行為の程度についてですが、
一般的な言葉を使って言いますと、
「侵害(相手の攻撃)を排除するための合理的な範囲内のもの」
ということで、一言で言えば、ケース・バイ・ケースということです。

 この『正当防衛』は、相手方の不正な侵害行為に対する防衛行為であるということから、momasさんやmickjey2さんが間違えておられた、相手方に落ち度(不法行為、侵害行為)が無いにもかかわらず認められる『緊急避難』と異なり、防衛行為の範囲はかなり緩やかに判断される傾向があります。
 但し、判断基準の境界部分においては非常にあいまいでして、明確に「こうだ!」と言えるものはありません。個々のケースごとに判断していくしかありません。

 例えば、Aという人物がサバイバルナイフを片手に、今にもBという小学生の背後から迫ってそのBを刺し殺そうとしていたような場合、それを離れていた所から見ていたCという人物が、とっさにたまたま持っていた猟銃を使ってAに向かって発砲し、Aが死んでしまったような場合でも、Cの行為は『正当防衛』として殺人罪に問われることはありません。

 ところが、例えば、Dが大切にしている本をEが燃やそうとしていた場合、それを見つけたDがEに対して棒で打ちかかってEに全治1ヶ月程度の怪我を負わせた場合、過剰防衛となる可能性が高いでしょう。

 ご質問の「刃物を振り回して危険だから遠くから物を投げつけた」ような場合、
「刃物を振り回して」いる相手にやたらに接近するのは危険です。
 そこで、凶行を止めさせようと「遠くから物を投げる」という行為は、社会通念上合理的範囲内の行為といえると思われます。それによって、当たり所が悪く、たとえ犯人が死んでしまっても『正当防衛』とされるでしょう。

 同様に、「取り押さえても暴れて危険なので1発くらわせて気絶させた」場合、
「取り押さえても暴れて危険」ということは、いまだ自己又は他人の権利が侵害される危険性が存続している状態であるといえ、自己又は他人の安全の確保のため、「1発くらわせて気絶させ」るのは、社会通念上合理的範囲内の行為といえると思われます。

 従って、上記のご質問のいずれも、「侵害(相手の攻撃)を排除するための合理的な範囲内のもの」と考えられ、『正当防衛』が成立すると思われます。

 なお参考までに、防衛行為が『正当防衛』とはみなされず『過剰防衛』と判断された場合はどうなるかといいますと、裁判所の判断で、その刑を減刑または免除することが出来ることになっております(刑法36条2項)。防衛行為というものは、突発的に発生するものであることから、とっさに防衛の程度を超えた防衛行為を行ってしまった場合であっても、極力防衛行為を行った者を保護しようとする趣旨の規定です。

>刃物を振り回して危険だから遠くから物を投げつけたとか
>取り押さえても暴れて危険なので1発くらわせて気絶させたとか、
>・・・これが過剰防衛とかになるんでは?

防衛行為の程度についてですが、
一般的な言葉を使って言いますと、
「侵害(相手の攻撃)を排除するための合理的な範囲内のもの」
ということで、一言で言えば、ケース・バイ・ケースということです。

 この『正当防衛』は、相手方の不正な侵害行為に対する防衛行為であるということから、momasさんやmickjey2さんが間違えてお...続きを読む

Q交通事故の被害者請求に関して教えて下さい。

交通事故の被害者請求に関して教えて下さい。
追突事故で相手責100%です。症状固定ということで後遺障害認定という話になっていますが、知人より被害者請求の方が良いとの話を聞きました。
自分の任意保険会社(三井住友海上火災)に話を聞いたところ「人身障害」扱いとすれば、
三井住友海上火災経由で、被害者請求が出来るとのことです。
(1)全て自分で被害者請求
(2)自分の任意保険会社を通しての被害者請求
の、どちらにすべきか、また、両者のメリット・デメリットを教えて頂けないでしょうか?

Aベストアンサー

被害者請求は被害者自身が行います。

加入保険会社経由?というのが良く判りませんが・・・。

※被害者請求については相手自賠責が教えてくれます。
通常、加入保険会社はノータッチです。

デメリットは多少の手間ですが、メリットを考えれば自身でされるべきです。

Q精神病の人は無罪!?

こんにちは。

単刀直入に質問です。

精神病患者と鑑定された人が殺人等をおかしても無罪とニュースに出ています。

なぜですか?同じ殺人に、本人が精神病を患っているかどうかなどは関係ないと思うのですが。

納得のできる説明、お願いします。

Aベストアンサー

>精神病患者と鑑定された人が殺人等をおかしても無罪とニュースに出ています。

本当ですか?
いくらマスコミが法律用語に無頓着だとはいっても、
この件に関しては、最近はきちんと
「心神喪失」「心神耗弱」という言葉を使っていると思いますが…

さて、刑法39条については何度かこのサイトで解説を書いたことがありますので、参考にどうぞ。
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa1286288.html
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa2638383.html
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa2724534.html

以上の回答でも一部示していますが、
「精神病、精神障害」と「心神喪失、心神耗弱」は全く分野の異なる用語です。
この両者を区別していない論評があるなら、そんな奴は法律を語るに値しないと切り捨てていいです。

で、心神喪失ですが、要するに(少なくとも応報刑思想においては)刑罰というのは
悪いことに対する非難を体現化したものなわけですが、
行為を非難するからには「その行為をせずにいられたはずだ」という前提が当然に必要なわけです。
で、その前提が成立しない状況の1つが自分で自分の行動を心神喪失ということです。

これに反論するためには、
『その人自身が』どうすればその行為を避けられたか、を説明できなければなりません。
(『周囲』とか『社会』ではだめです。周囲や社会が代わりに刑罰を受けてくれるわけじゃありませんからね)

>こんな私は裁判員になる資格はないですね。

別に資格が無いことはないと思いますよ。
裁判員だって適用できる法律を変えられるわけではありませんから。

>精神病患者と鑑定された人が殺人等をおかしても無罪とニュースに出ています。

本当ですか?
いくらマスコミが法律用語に無頓着だとはいっても、
この件に関しては、最近はきちんと
「心神喪失」「心神耗弱」という言葉を使っていると思いますが…

さて、刑法39条については何度かこのサイトで解説を書いたことがありますので、参考にどうぞ。
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa1286288.html
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa2638383.html
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa2724534.html

以上の回答でも一部...続きを読む

Q被害者の事情による量刑

こんにちは。
被害者の状況・人格などによって量刑が違ってくるという事はあるんでしょうか?

大前提:被害者と加害者はお互いの事を全く知らない。(通り魔殺人や、事故等)

以下の場合はどうでしょうか?
被害者は死亡しているものとします。
被害者A:皆に好かれていて、将来の夢は医者になり人々を助けたいと思っていた。
被害者B:現在・将来に絶望し、自殺したいと周りの人に話していた。
被害者C:非常に悪辣で、周囲に多大な被害を与えていた。

マスコミはAについて報道しますよね。私はそれを聞く度に「被害者の事は関係ないだろ」と思っていました。
ところが最近、ある事故(飲酒による死傷)の裁判で検察側がこのような事を言っていたようなのです。
そのため「裁判でプロがわざわざ言うなら、関係あるのか?」と思い、この質問をしました。

長文で申し訳ないですが、宜しくご回答下さい。

Aベストアンサー

 説例の場合にどうかとは,簡単にはいえませんが,被害者がどのような立場にあったかは,当然量刑には影響します。

 交通事故であっても,人の命に軽重はないといいつつも,被害者が一家の大黒柱である場合と,単身者である場合とでは,量刑に差がつくことは十分あり得ることです。

 理屈上どうかということですが,刑罰は,法益の侵害に対して責任を取るというのが原則です。すなわち,結果の軽重が量刑に大きく影響します。一人の人の命を奪うことによって,その周囲にいる人たちにも大きな影響を与えた場合と,そうでない場合には,結果の重大性が違うといえます。ですから,そのことは当然量刑に反映することになるわけです。

 被害者のことだから関係ないだろう,という考え方の根拠として,刑罰は,結果に対する責任ではなく,人間の悪性に対する処罰であるという考え方を基にしている場合がありますが,これは日本では余りとられていない考え方です。

 被害者のことだから関係ないだろうという言い方を徹底すると,例えば,財布を盗ったときに,財布の中が空っぽか100万円かで量刑に差はないということになりますが,そのような結論には誰も賛成しませんね。

 説例の場合にどうかとは,簡単にはいえませんが,被害者がどのような立場にあったかは,当然量刑には影響します。

 交通事故であっても,人の命に軽重はないといいつつも,被害者が一家の大黒柱である場合と,単身者である場合とでは,量刑に差がつくことは十分あり得ることです。

 理屈上どうかということですが,刑罰は,法益の侵害に対して責任を取るというのが原則です。すなわち,結果の軽重が量刑に大きく影響します。一人の人の命を奪うことによって,その周囲にいる人たちにも大きな影響を与え...続きを読む

Q通り魔に対する精神的損害賠償額を教えて

二十歳の長男が通り魔に殴られ下顎骨折1か月入院。相手は無職。民事裁判前に入院費用など、一覧にするようアドバイスを受けました。大学も遅れ、本人も私たちもどんなに泣いたか、不安だったか。精神的な損害賠償額はいくらぐらいなものでしょう?このあと、また手術します。後遺症の額や請求できる項目はなにかなどもわかりません。なにをどう、基準を何に合わせ、算出するか教えてください。

Aベストアンサー

交通事故における弁護士基準を参考にして下さい。
弁護士なら理解してる筈です。
貴方がしなければならない事は、入院日数、実通院日数、総治療日数、入院介護が必要であったならその日数、
入院時に必要とした物の領収証、通院交通費、通院に必要とした物の領収証、後遺障害が残っていれば後遺障害診断書、
診断書料、文書料、休業損害、警察に出向いた交通費及び日当、裁判所で刑事事件の傍聴したのならその交通費及び日当等。
これ等の日数や金額をリストアップして下さい。
後は弁護士が慰謝料等の計算をしてくれます。
そして傷害事件という事から増額を要求してください。
凡そ3割増額でも良いでしょう。

問題は相手に支払い能力が有るかです。
これも良く調べてください。
また、犯罪被害者給付金制度の利用も検討されるべきです。
損保ジャパンの人身傷害保険に加入されていれば、犯罪被害にも対応できる場合があります。


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