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プーアル茶と魚の油(不和脂肪酸)の相性について

プーアル茶は油分を体から排出・分解すると聞きますが、お肉から出る油とは違って体に良いとされる魚の油も体から排出されてしまうのでしょうか?

うちでは、健康のことを考え魚を食べるよう心がけているのですが、もしせっかく採った不和脂肪酸が排出されてしまうなら、食後に飲むプーアル茶は採らない方が良いのではないのか悩んでいます。

食べ物は、分解されて初めて吸収されるとのことなので、プーアル茶の油を分解する効果はいいのかな?と思っているのですが。(あまり詳しくないのでもし間違ってたら訂正していただけるとありがたいです)

どなたか詳しい方が居たら、よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

補足に対する回答が遅くなり、申し訳ありません。



まず、食品や飲料で「○○に良いとかダイエットに効果が…」と言う物は医薬品などと異なり効果が立証されている物ばかりではありません。
医薬品であれば有効成分が効果のある濃度が含まれていますが、上記の様な文言を謳った食品や飲料は「□□と言う食品には○○に効果がある(もしくはそう言われている)△△△を(効果があるかどうかわからないほど薄い濃度でも)含んでいる」から「□□は○○に良いと言われている」とかになります。

まさに補足にあるような「プーアル茶 には、摂取した脂肪分を体外に排出する作用があり、また、体脂肪を減らす効果のあるカテキンが含まれているため、肥満防止やダイエットに効果的といわれています。」と同じですよね。

医薬品じゃないので肥満防止に効果があるとか、痩せるなどの効果を謳うことはできませんし、そんな効果も無いでしょう。

逆の例になりますが、「おみそ汁には高血圧の原因になる食塩が多く含まれている」だから「おみそ汁は体に悪い」とはなりませんよね?
ただ、どちらの場合もプーアル茶ならカテキン、おみそ汁なら食塩を摂取する量が一定以上の場合には効果が出ると言うだけで、良くも悪くも日常の摂取量ではそれほど影響しません。

他の方がプーアル茶には油を分解する効果が無いと言われていますが、ウーロン茶やプーアル茶は菌を使って発酵しているのですがこの菌がリパーゼを産生するため、ウーロン茶やプーアル茶にはリパーゼがわずかではありますが含まれます。

リパーゼがダイエットに良いと言われている時期もありましたが、先の質問にもあるように最近はリパーゼ抑制の方が良いと言われており、私も「リパーゼ摂ったからと言って痩せるかよ」って思っております。


ちょっと最初の回答に対する良いわけですが、当初の質問では脂肪に対する分解の話が出ていたのでリパーゼの話をメインにしましたが、補足があったので吸収に関する話を。

最初の回答にも書きましたがプーアル茶にはカテキンが含まれており、このカテキンは脂肪の吸収抑制効果があります。
なぜカテキンが脂肪の吸収抑制効果があるかというと、脂肪を吸収できる大きさまで分解するリパーゼという酵素の働きを抑制することにより、分解されなかった脂肪は吸収されないのでそのまま排出されると言うことです。

ただ、ここで一言、ややこしいのですが先ほどから言っているプーアル茶に含まれるカテキンですが、化合物名のカテキンではありません。
他の方が言っているようにプーアル茶に含まれるカテキンは茶カテキン(コレもカテキンと言う化合物ではありませんが…)が重合してできたポリフェノール(俗に言う重合カテキン、この名称も…)が含まれています。
プーアル茶やウーロン茶はお茶を発酵して作っており、この発酵の際にお茶に含まれる茶カテキンが重合して重合カテキンと言われているポリフェノールができます。

メーカーによってこのポリフェノールのことを、ウーロン茶ポリフェノールとかプーアル茶ポリフェノールと言っています。
これらポリフェノールの薬効については↓
http://www.suntory.co.jp/news/2006/9466.html
これらの効果でプーアル茶はダイエット良いと言われています。

この効果は脂肪に働くリパーゼですので肉の脂肪だろうと魚の脂肪だろうと分解を抑制します。


それで結論なのですが、リパーゼやカテキン(ポリフェノール)等のそれぞれの成分には確かに生理活性があるのでしょうが、おみそ汁の例えに書いたように健常な人が通常の摂取量で飲食する分にはそれほど気にしなくても良いと思います。

補足のもう一つの質問についてですが、リパーゼはお茶から摂取しなくても食事を摂れば体内で出てきます(じゃないと消化できませんよね?)。
お茶飲んだくらいじゃそんなに変わらないと思いますよ。


参考URLにもありますがお茶飲んだだけでダイエットなんて事はちょっとあり得ないですね。

参考URL:http://allabout.co.jp/gourmet/chinesetea/closeup …
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この回答へのお礼

とても詳しく説明いただきありがとうございます。

つまり、メーカーやサイトで言われてるダイエットに良いというのは、プーアル茶の中に入っている重合カテキンの話であって、プーアル茶自体に入っているカテキンの量がどれほど体のダイエットに効果を表すかはまた別の話なのですね。

が、大して効果があるかわからないとはいえ、不和脂肪酸まで体に排出してしまうのはやはり驚きました。
質問してみてよかったです。

ありがとうございました。

お礼日時:2010/05/21 21:39

プーアル茶のカテキン(より正確には重合カテキン、緑茶のカテキンとは違います)は油に作用するのではなく、油を分解する酵素に作用します。



なので、不和脂肪酸であろうとなかろうとその酵素が分解、吸収に関係しているのであれば吸収を阻害するのではないかなと思います。

また、プーアル茶自体に油を分解する効果はありません。
プーアル茶を飲むと、体内で脂肪を分解する際に必要な酵素「リパーゼ」が分泌されます。

この際とはよくまとめてあると思います。
http://www.puer-cafe.com/knowledge/healthy/h_die …
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この回答へのお礼

返事が遅くなってすみません。

重合カテキン、リパーゼ。

私の中では、この二つの効果が良くわかっていませんでした。

リパーゼによって脂肪が分解されたら吸収されるだけじゃないのかな?っておもっていたのですが、サイトを見る限りではリパーゼが分解して燃焼するのは、すでに体についている脂肪のようですね。食事で摂取した脂肪、油ではなくて。

つまり、プーアル茶の効果は
重合カテキンで脂肪の吸収を押さえ、なおかつすでに体についてしまった脂肪をリパーゼによって燃焼しやすくするということなんですね。

とてもわかりやすいサイトでした。
ありがとうございました。

お礼日時:2010/05/21 21:47

プーアル茶が体内の油を排出したり分解する事は残念ながらありません。


もしそんな作用があったら怖くて飲めない…

では何故プーアール茶がダイエットに良いなど言われているかと言うとリパーゼやカテキンを多く含んでいるからです。
まぁ、多くと言っても他のお茶と比較してなだけで「だから?」と言った感じなのですが…

リパーゼは脂肪を分解する酵素なので、プーアール茶は脂肪を分解と言われてます。
リパーゼは脂肪を分解し吸収しやすくするため、最近ではリパーゼの働きを阻害して脂肪の吸収を良くするなんて物もありますよ。

ちなみにリパーゼはお茶で摂るレベルなら消化の際に体内で分泌されてます。

なので、肉だろうと魚だろうと、お茶を飲もうと飲まないであろうとも、脂肪は体内のリパーゼで分解するし、吸収されると言うことです。

カテキンについては検索してみてください。カテキンは緑茶にも入ってます。
食後にお茶ダメ?なんて聞かないでしょ?

結論を言うと、お茶レベルではそんなに変わらないから、好きな物を好きなときに飲んでください。と言うことです。

この回答への補足

回答ありがとうございます。

私が見たウェブサイトでは「プーアル茶 には、摂取した脂肪分を体外に排出する作用があり、また、体脂肪を減らす効果のあるカテキンが含まれているため、肥満防止やダイエットに効果的といわれています。」
と書いてあり、私はこれを「食事で摂取した油、脂肪分は一部吸収されないで排出されてしまう」と考えていたのですが、どうでしょうか?


もうひとつ疑問なのですが、脂肪を分解して消化を助けてしまったら、逆に脂肪が体に吸収されやすくなって、太りやすくなるということは無いのでしょうか?
なぜ、脂肪を分解し吸収しやすくすることが、ダイエットにつながるのでしょうか?

質問が増えてしまいましたが、よろしくお願いします。

補足日時:2010/05/15 00:00
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