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炎色反応について、3つ質問があります。

炎色反応の実験で白金線を洗浄しますよね?
その手順は{濃塩酸で洗う→酸化炎であぶる→純水につける}だと思います。
酸化炎であぶったとき、色がつかなかったからといって最後純水につけずに実験を行ったら、
上手くいかないことってありますか?

試薬を熱すると、なぜ色を発するのですか?
ウィキペディアなど見てみましたが、いまいちよく分かりません。

試薬を塩化物にする理由は反応をしやすくするためだと聞いたのですが、
なぜ塩化物にすると反応しやすくなるのですか?

聞いてばかりで申しわけありません。
回答はどれか一つでも構わないです。
回答お願いします。

A 回答 (2件)

学年などわかると説明しやすいかもしれません・・。



1)「同一条件にする」と言うことで、とことん、洗浄することが求められます。
純水につけるのは、まずは、塩化物(塩)を溶かして
2)熱エネルギーを原子の電子が吸収して、高エネルギー状態になる(外側の電子軌道に遷移する)が
すぐに 元のエネルギー状態に戻る(外側から内側の電子軌道に落ちてくる)ので、
高エネルギー - 元のエネルギー=差 となり、これが 熱ではない光として出てくる。
原子によって、固有の電子状態なので、「差」が異なり、これが放出される光の波長に影響する。
3)原子が固まっていない状態(原子化されている状態)でないと、炎色反応は起こりづらいので、
塩化物(イオン化されている)状態で実験します。

あとで、高2のこどもにも質問・説明してみます。
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この回答へのお礼

なるほど。
炎色反応を起こすには、原子化されていることが重要なんですね。

参考にします!
有難うございました。

お礼日時:2010/05/16 18:59

>酸化炎であぶったとき、色がつかなかったからといって最後純水につけずに実験を行ったら、


>上手くいかないことってありますか?

 洗浄をできるだけ完璧にするために 濃塩酸につける→あぶる→純水に浸ける という操作を繰り返す、ということであり、炎の中で完全に色が出ない状態になれば特に最後に純水に浸けなくてはならない、ということはないと思います。


>試薬を熱すると、なぜ色を発するのですか?

 原子の周りにある電子が回ることのできる場所は飛び飛びになっており、電子がエネルギーを得ると、回る場所が変わる、と考えてください。その結果、電子の持つことのできるエネルギーも飛び飛びの値になります。
 電子が高いエネルギーを持った状態からもとの状態へ戻るとき、そのエネルギーの差に応じた電磁波を出します。エネルギーの飛び飛びの状態がどんなふうになっているかは、原子の種類によって決まっており、炎色反応を示す元素では、エネルギーの差がちょうど目に見える光を出すようなものになっているのです。


>なぜ塩化物にすると反応しやすくなるのですか?

 塩化物でなくても、硫酸塩でも硝酸塩でもかまいません。水溶液で実験するので、試料が水に溶けやすければいいわけです。
 塩化物を使うことが多いのは、単に入手しやすいからではないでしょうか。あと、塩化物は揮発しやすいということもあるかも知れません。
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この回答へのお礼

塩化物でなくてもいいんですか?!
それは初めて知りました。

ウィキペディアに書いてあったのはそういうことだったんですね。
回答有難うございました!

お礼日時:2010/05/16 21:02

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