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人間の体の熱(体温)はどのようにして生まれるの?
一般に、運動などによって体温は上がりますが、同じ環境条件で就寝中の人間でも体温は違うようです。私は毛布一枚でスヤスヤなのに、家内は布団をかけても寒いという時もあります。この体温差はどうして起こるのでしょうか?

A 回答 (2件)

先の回答者さんがお答えになってるいるように、体温の元になるエネルギー源はいわば発電所としてのミトコンドリアの働きによるものです。

体温はミトコンドリアの働き如何ということになります。

ミトコンドリアが働くには酸素が必要ですが、この酸素の供給は自律神経によって行われています。交感神経と副交感神経のバランスが良いほど酸素の供給も増えます。
しかし、自律神経がどちらかに偏り過ぎると酸素の供給が減りエネルギーの産生に支障でて体温の低下を招き体調を悪くしていきます。
自律神経の偏りには原因があります。例えば過重労働、睡眠や休息不足、過激なスポーツ、辛い心労、あるいは薬の飲み過ぎ、深酒などは交感神経を緊張させますので呼吸が浅くなって酸素の供給量自体も減り尚且つ血流が悪くなって酸素がうまく運べません。また肥満も適応力を超えるほどになると体重そのものがストレスとなって交感神経を緊張させます。これらが体温低下の原因になります。
一方副交感神経が優位になっても体温の低下がおこります。運動不足、過食などで太り過ぎると心身があまりにもリラックスし過ぎてしまいます。これは副交感神経が優位な体調ですが、血管が拡張し過ぎて血圧が低くなったり血流が滞るようになります。これも酸素不足になって体温を下げます。

エネルギー源にはミトコンドリアの多い心筋や脳などがありますが、忘れてならないのが筋肉です。筋肉(中でもミトコンドリアの多い赤筋)が多いほど持続的なエネルギー産生力は増します。
もともと男性より女性の方が筋肉が少ないので女性の体温が低目のことも多いのです。上記のような自律神経の偏りの条件が加わると、さらに体温は上がりにくくなります。
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こんにちは。



「ミトコンドリア」を、ご存知でしょうか。
ヒトの細胞に寄生している「細胞内構造物」です。
これが体温調整することができるのです。

ミトコンドリアは細胞の中で呼吸をしてエネルギーを生産しているのです。 
我々が肺から吸い込んだ酸素は、血液によって体内の細胞に運ばれ取り込まれ、
ミトコンドリアによって糖や脂肪を燃やす燃料として使われていることになります。 
燃やすといっても生化学的に糖などを分解していく過程でエネルギーが発生するわけで、
我々はそのエネルギーを利用して体温を保ち運動をして生きていることになります。

個人的に寒さの感じ方が違うのは体脂肪率とか、「冷え性」などの個人差が
あると思いますよ。

お役に立ちましたでしょうか。

失礼致します。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2010/06/03 08:24

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