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関連会社ではない会社の株式を購入するのですが、現在の発行株式数が200株で購入株式数が300株の為、発行株式の過半数を取得することとなります。
過半数を取得するという事は完全子会社となるようですが、この場合今回株式を取得する会社が倒産した場合、親会社としてなんらからの不利益を被ることがあるのでしょうか。
会計(?)に疎く株式取得によるリスクについて判断が出来ず困っております。
ご助言下さいます様お願い致します。

A 回答 (1件)

>現在の発行株式数が200株で購入株式数が300株の為、発行株式の過半数を取得することとなります。



結果として、発行済み株式総数 500株、御社の持ち株数 300株
ということでよろしいでしょうか。

>この場合今回株式を取得する会社が倒産した場合、親会社としてなんらからの不利益を被ることがあるのでしょうか。

<原則論>
子会社と親会社は別人格(別法人)です。会社が倒産した場合、債権者は倒産
した会社の財産から債権を回収するのであって、株式所有者の財産から債権を
回収することはできません。
つまり、子会社の債権者は親会社から債権を回収することはできません。
 ※株式を過半数保有するだけで、何ら経営に参画していなければ成り立ちます。

<実務>
実際には、下記の場合には親会社に責任が発生します。
  ◯親会社の故意(過失)で子会社に損失を与えた場合
  ◯子会社が親会社の名義で商取引をしている場合
  ◯そもそも一体化している場合
     親会社の不採算部門を独立させて子会社としている場合
     経営陣を親会社から派遣して、実質上支配している場合

一般論としては、上記の問題点を回避すれば親会社に責任は及びません。
(この場合、保有する株式が紙切れになるリスクのみ)
しかし、実際には完全に責任を回避することはよほどの注意をする必要が
あります。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

非常に助かりました。

お礼日時:2010/06/10 13:11

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