プロが教えるわが家の防犯対策術!

 58歳の父からの質問です。去年の9月頃から症状が出始め、今は左手、左足の機能が低下しており、歩行速度も遅く、頭が重い等といった症状が見られるようです。医学書で調べたり、病院にも通っているのですが、もっと情報が欲しいと思っています。もし何かこの病気について知っていることがあれば何でも良いので是非教えて下さい。よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

 頚髄症(正確には頚椎症性脊髄症といいます)は、頚椎の加齢的変化によって神経(頚髄)が圧迫を受ける病気です。

ほとんどの場合、整形外科で治療します。症状としては、腕や手にかけて(上肢)のしびれ感や痛み、知覚障害(触った感じが鈍くなる、皮膚が分厚くなったような感じ)から始まることが多く、症状の重い人は、握力が弱くなったり、お箸が持てなくなったり、痙性歩行といって歩く時に思ったところに足が出せなくなったりします。もちろん頚椎の病気なので、首の痛みやそれによる頭重感なども出現します。まず最初は、お薬とリハビリで経過を見ますが、症状が進行性で日常生活にも支障を来たす程度であれば入院の上でのリハビリなどをします。しかし、病院によっては治療に長期間を費やすよりも、病変部がハッキリしている場合は手術を勧める場合もあります。必要な検査としては、頚椎のレントゲン撮影、頚椎のMRIやミエログラフィー(髄液内に造影剤を注入する検査)などをします。これらの検査結果を見ていないのでなんとも言えませんが、お父様のように症状が左半身に集中している場合、脳の方も鑑別してもらう必要があるかもしれません(例えば脳梗塞の場合は症状が半身に出ることが多い)。簡単な説明なのでまだまだ分りにくいところがあると思いますが、ご参考になれば幸いです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

父より、「誠にありがとうございました。ご回答を考慮し、主治医の先生に従い、治療を続けて参ります。」とのことです。
 ありがとうございました。
 

お礼日時:2001/04/14 14:37

 himeroさんが詳しく書かれておりますが、診断はどのようにしてなされたのでしょうか?もしも確定的な診断(CT,MRI,MRA,ミエログラフィーなどで診断がなされた)だとすれば症状的には、保存的治療なら頚椎の牽引を中心とした理学療法とビタミン剤(B1、B6、B12やE)、筋弛緩剤などの内服薬での治療が一般的です。

ただ症状が重く上肢ではマヒや筋萎縮、下肢では歩行障害などを来すようになれば手術を考える必要があるかと思われます。診断が正しければ現在の年齢からすれば、いずれ手術適応となりそうな気がします。いずれ手術なら早くやればいいかと言えば一概にそうとも言えません。決して安易にやるべき手術ではありません。どうしても必要になったときにやるべきです。確率的な話で申し訳ありませんが80%以上は手術適応になるだろうと想像してるだけです。5分の1は手術は必要ないとすれば宝くじの末等に当たるより手術しないですむ確率のほうが倍も高いのですから。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

父より、「誠にありがとうございました。ご回答を考慮し、主治医の先生に従い、治療を続けて参ります。」とのことです。
 ありがとうございました。
 

お礼日時:2001/04/14 14:35

以下の参考URLサイトは参考になりますでしょうか?


「頚椎症性脊髄症」
さらに
http://www.jichi.ac.jp/usr/publ/publsemi/makio/s …
(変形性頚椎症性脊髄症)
専門的ですが・・・?

ご参考まで。

参考URL:http://www.medj.net/clinic/qa/c_spine/mye.html
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!