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ある細胞培養の本に、継代後1,2,3,4日後のMEL細胞を用いて凍結・融解を比較してみると、継代後2,3日の細胞を用いた場合に起きる率が高くなったとありましたが、その理由は書いてありませんでした。理由をご存知の方教えてください。細胞周期が関係あるんでしょうか?

A 回答 (3件)

ほとんどの場合は,結果がひっくりかえるほど変わることはないと思いますが,研究者としてのモラルがあるのなら,正常な対数増殖期にある細胞を使うでしょう.



死にかけのヘナヘナした細胞で実験したデーターは,やはり信用度は低いです.


たしかに論文で「継代何日目の細胞を用い・・・」という表記は見たことないですね.継代何日目かを考慮する必要はないと思いますし,あまり極端ことをしなければ実験結果も変わらないとは思います.でも,健康な,いい状態の細胞を使いましょう!
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
継代をする日と祝日が重なると、継代日をずらさないといけないのでちょっと心配だったんです。うちの学校は祝日には鍵がかかって校舎に入れなくなるので。

お礼日時:2003/07/26 20:43

大学時代にMDBKcell(牛腎細胞)を扱っていた記憶があります。

ちょっと質問の答えとはずれますが、細胞凍結時に使うDMSO(ディムソー?)の量で失敗した記憶があります。
細胞融解は失敗が許せない場合があるので、くれぐれも慎重にやってくださいな。
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細胞の調子が一番いいときに凍結したから,融解したときのバイアビリティが良かったのでしょう.



細胞を凍結するときは,対数増殖期にある旺盛に増えているフェーズで保存しないと,起きが悪くなります.

継代後1日目では,細胞はまだ新しい培地に対応できていない停滞期です(継代は,実は細胞にとってショックでもあります).2・3日目が対数増殖期で,4日目はすでに増殖のプラトーか,培地の栄養を消費したことなどに起因する死滅期に入っていると思われます.
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
もう一つ質問なんですが、細胞実験を行う場合も継代後の日数によって結果が変わりますか?これは自分で実験をやってみたんですけど、実験結果にはあまり影響はないようでした。一般的にはどうなんでしょう?論文では、「継代何日後の細胞を使用した」という表記は見たこと無いので、実験に用いる場合には継代何日後で使うというのは、考慮しなくてもいいんでしょうか?
お願いします。

お礼日時:2003/07/24 18:47

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