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食品中のヒ素と重金属が食品衛生法で基準が定められていますが、ヒ素(As2O3として)とヒ素、重金属(Pbとして)と重金属はそれぞれ違うのでしょうか?「~として」と表記があるものは換算値か何かでしょうか?

A 回答 (4件)

試験方法で濃度の基準物質として亜ヒ酸と鉛を使うからだと思います。


重金属でしたら、酸性で硫化ナトリウム試液によって呈色する金属性混在物となっていますが、この金属は数種類あると思います。これを鉛を基準とした液と比較して濃度を出すので、(いろいろ金属はあるが鉛と考えた場合に)「鉛としての濃度は~μ/μg以下である」との表現になります。
意味的には#2さんの回答に近いです。

最終的には食品衛生法で「~として」表すと書いてあるからだと思います。最近の原子吸光度法などではどのように表すかは知りません。
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ほとんどの答えは書かれていますので、「まとめ」として書かせて


いただきます。

Q.ヒ素(As2O3として)とヒ素は違うでしょうか?
A.基本的に同じものを指します。
  濃度値は、「ヒ素」濃度を1.32倍(As2O3=197.84/As2=149.84)する
  と「As2O3として」の濃度になります

Q.重金属(Pbとして)と重金属は違うのでしょうか?
A.基本的には、同じものを指すはずです。
  但し、「重金属(Pbとして)」は、明らかに重金属試験法(硫化物とし
  ての呈色をPbSに濃度換算した値)の結果を言いますが、「重金属」は
  重い(原子番号の大きい)元素全般を指す言葉として使われます。
    ※重金属試験法では全ての重金属を完全に検出することは
     出来ないようです。

ヒ素試験法・・・実際の測定は、ヒ素を測定する(As2O3でないAsも
        入っていれば検出される)が、Asとして得られた
        結果をAs2O3濃度に換算しているため、
         「As2O3として」
        と表現します。
重金属試験法・・「4500rpmさんの書き込み」の通り、硫化物として
        の呈色をPbを標準とした際の濃度で表すため、
         「Pbとして」
        と表現します。
        
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「として」という言葉が使われる場合には.次の可能性があります。


分析方法の関係でコンタミ(汚染)が避けきれず他のぶしつの影響を受けてしまうため.全体の濃度で規定する場合
例.全硬度では.カルシウム濃度とマグネシウム濃度を合わせたモル濃度を求め.カルシウム濃度で表記
含まれている化学種が複数あり.それぞれを個別に測定しているのではないから.特定のぶしつがあると仮定して全体の濃度をあらわす。
砒素がこの例でしょう。酸化砒素の形態で存在するのはまれで.多くは水と反応してあひさんの形に変化している場合が多いですから。
訛りも金属鉛として存在するのではなく.リンサンポリペプチド(コレステロールリン酸塩と結合した鉛)とか.(名称忘却.赤血球内に特異的に存在するぶしつ)とかの形で存在しますから。
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同じ元素でも、ヒ素単体と亜ヒ酸では毒性が違いますので、


そういう意味での但し書きが「~として」ではないでしょうか?

重金属のほうは鉛が「例」として出ているように思われますね。
鉛と他の重金属の毒性の換算が可能かどうかはわかりませんが…
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