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手術室看護師をしています。12誘導心電図の所見コメントに反時計回転、QT延長、左軸偏位、平低T、陰性T、異常Q波、上室期外収縮という言葉をよくみます。しかし「放置可」「経過観察」となっており、心エコーとらないことがよくあります。つまり異常なしってことでしょうか?術前訪問をして、これらのコメントを申し送る必要があるのかどうか悩んでいます。

A 回答 (2件)

これらは機器の自動判定の所見と思いますが、実際の診断には循環器専門医などによる判定が必要です


たとえば陰性T波と異常Q波が接近した誘導で存在すれば問題視することがありますが、
多くのものは特別な心疾患がなくても出現しうる心電図所見ですから、
それだけで追加検査の必要性の根拠とはなりません

手術時に問題となりうるので想定しなければならないのは狭心症などの虚血性心疾患ですが、
重要なのは日常生活で行動が人並みに行えているか?
その時に胸が苦しくなるようなことが無いか?などの診察時の所見です

何にかの訴えがあるようならば虚血性心疾患のための検査である
心筋シンチグラフや冠動脈CT、トレッドミル負荷試験などを行うことは意味があります

すでに心筋梗塞になっているものを除けば通常の心エコー検査では特別な所見を得られないことが多いものです

心エコー検査は手術とは関係なくても検査したほうがいいほどの
診察時の聴診所見や心電図異常、血液検査でのBNP値の異常があれば行うべきですが、
そうしたものが無い場合に手術前検査として行っても有用である根拠はありません
BNPが年齢以上の値、NT-proBNPが年齢の5倍以上が目安でしょうか


詳しくはリンク先のある
「非心臓手術における合併心疾患の評価と管理に関するガイドライン」
を参考になさってください

参考URL:http://www.j-circ.or.jp/guideline/
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます(*^_^*)

お礼日時:2011/03/07 01:06

手術に直接、関係するのは、期外収縮などの不整脈所見、QT延長、異常Qくらいで、ST変化関係は心エコーした症例だけ、エコー結果と一緒に申し送ればいいのかなと思います。

反時計回転とか軸偏位は申し送る必要はないかと思います。

異常であっても、病的でないのは多いです。問題にするのは病的な場合のみです。
とはいえ、普通の右脚ブロックは病的ではないですが、モニターであれっと思うので、モニターに反映されるような異常は病的でなくても申し伝えしたほうがいいかもしれません。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます(*^_^*)

お礼日時:2011/03/07 01:05

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