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初めて質問します。
よろしくお願いします。
私は2008年3月にクモ膜下出血により倒れ、2010年10月にやっと退院したのですが、
数多くの後遺症が残り、今もリハビリを続けています。
後遺症の中で目の焦点が合わない複視のリハビリについて、
医師や作業療法士が分からない(リハビリ方法がない?)らしいのですが、
何か効果的なリハビリはないでしょうか?
目が疲れて本を読んだり、PCの画面を長時間見ることができません。

A 回答 (1件)

ご質問は、ネット質問で正しい答を期待できる内容では到底ありません。


でも偶然、私が見たために正しいことをお答えすることができます。

後遺症により、外眼筋を動かす神経(動眼神経、滑車神経、外転神経のどれか)が不全麻痺になっている状態です。
少し専門用語を使わなくてはなりませんがご容赦ください。

リハビリというより治療の領域です。

病名としては「斜視」なのですが、大学レベルの眼科で、(1)どの神経および筋がどの程度の麻痺あるいは不全麻痺になっているのか、(2)単純な麻痺なのか「痙性麻痺(けいせいまひ:とても簡単に言うと、麻痺に引き続いておきる筋肉のこわばりのようなもの)」なのか、を調べます。

麻痺の程度が明らかとなってから:
単純な麻痺の場合、筋力が戻れば複視が改善される種類のものなのか、手術で眼球に筋が付着している部分や長さを修正することで改善するものなのかどうか、を判断します。

痙性麻痺の場合、外眼筋に少量の麻痺薬(ボツリヌス毒素)を注射して、改善・修正できる程度なのか、などが判断されます。

可能な選択ができれば治療となります。
もちろん、一般的な眼鏡(プリズムの入ったレンズ)で対応できるなら今までにもそうしていると思います。

どの段階も極めて専門的なので、市民病院レベルの一般的な総合病院では対応が困難です。大学病院、それも斜視の専門研究者がいる大学でないとなかなか治療には踏み切らないでしょう。というより相手にしてくれないでしょう。

治療が可能な場合には技術的にはそれほど難しいものではありません。けれども「診断・評価」が複雑で並の医者ではできないのです。

リハビリも単純ではありません。単純な麻痺の場合には動かない方向に眼を努力して動かすことで改善することもありますが、麻痺した筋の運動を行うことで痙性麻痺(こわばり)が進んでしまうことが稀ではありません。そうなると逆効果です。
全体として眼の動きや麻痺がどのようであるのか、は通常の作業療法士では対応はできないのです。
つまり「医師や作業療法士が分からない・リハビリ方法がない」という返事しかできません。

日本の医療の現状は上記のとおりです。
これは他の病気にも言えることですが、限られた専門家による特殊な治療で直すことのできる症状は多いのです。でも、患者さんの数は膨大で、医者の数は数人、実際そんな状況なのです。

日本では「治療法がある」ことと「治療を受けられる」ことをほぼ同じレベルで考えてしまいますが、実際はそうではないところが難しいところです。

この回答への補足

2011.1.26(水)に大学病院を受診しました。
結果として眼底が揺れているため焦点が合わないようです。
治療・リハビリ方法もないそうです。
また、何カ月か経ったら揺れが止まったかどうか検査してもらうつもりです。
今回回答ありがとうございました。

補足日時:2011/01/31 20:00
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この回答へのお礼

早急な対応ありがとうございます。
おっしゃる通り医師は「慣れるしかない」と素っ気ない返事でした。
近くの大学病院の医師も同じような診断でしたので治療は諦めていたのですが、
違う大学病院に専門家がいるかどうか確かめてみます。
本当にありがとうございました。

お礼日時:2011/01/14 21:13

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