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BTB溶液の吸光度のpH依存性の実験をして、最大吸光度の半分の吸光度を示すpHが解離定数pKinとなるのはわかったんですが、なぜこうなるか理由がわかりません。詳しく説明してください。お願いします。

A 回答 (2件)

Lambert-Beerの式によると、吸光度は、



log(I_0/I) = εcl

で、ここでε、lはそれぞれ物質と測定器に固有の値となり、
濃度cに比例しています。だから、ある物質が半分の濃度になれば、
吸光度も半分になります。

表題の手法が使える前提として、表題の物質の特性吸収が、
プロトン解離後の特性吸収と異なることが必要です。
解離後も同じ位置に吸収を示す物質なら、この方法は使えません。
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この回答へのお礼

おかげさまで何とか理解できました
ありがとうございます

お礼日時:2003/10/07 02:11

濃度がそれほど濃くなくて、活量係数を無視できるとすると


ある酸HXのpKaは以下の式で表されます。

pKa =-log([H+][X-]/[HX]) = - log[H+] - log[X-] + log[HX]

pH = - log[H+]なので、pH = pKa が成立するときは、

[HX] = [X-]

つまりHXという物質が半分解離している状態の時は、
pKaとpHは一致します。

あとはLambert-Beerの式と突き合わせば、
吸光度との関係が分かりますね?

この回答への補足

pKaとpHが一致するところまでは理解できるのですが、ランベルトベールの式とどうつき合わせればよいかがわかりません。
お手数ですが、そのあたりをもう少し詳しく教えてください。

補足日時:2003/10/06 22:15
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