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困っています、、、
よろしくお願いします。


ラクトースを酵素で反応させ、ガラクトースとグルコースに加水分解します。
それぞれ三つをTLCにスポットし、
展開液(1ーブタノール:ピリジン:水=8:1:1)で
展開したところ、

Rf値が大きい方からグルコース、ガラクトース、ラクトースになりました。

私の考えだと、
グルコースはガラクトースよりも親水性(極性)があるので、シリカゲルとも吸着しやすく、Rf値が小さくなると思うのですが、
そうなりません。

どうしてなのでしょうか?
どなたか教えていただけないでしょうか?

A 回答 (2件)

クロマトグラフィーのRf値についての理由は、所詮、後付けしかありません。

別名屁理屈といいます。
 展開剤(移動層)の配合や種類や、固定相(担体)のちょっとした表面処理で順番が逆転したり、分解能の差が出たり。
 クロマトグラフィーの原理は、分配、吸着、イオン交換、分子排斥などがかかわり、とても複雑です。観察結果を元に後で理屈をつけるしかない部分が多々あります。あまり悩まないように・・、新しい混合物を分離するときは、経験とわずかな理論によって試行錯誤して固定相と移動相を決めているのですから・・。これだけに数日費やすことも(^^)
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ブタノールもピリジンも水も、どれも極性が高い溶媒なので、シリカゲルよりも強く糖類を引きつけたと考えるのがいいでしょう。


単糖類のクロマトは実際何が主な要因で別れてくるのかよくわかりません。
参考になるかどうかわかりませんが、こちらの島津のサイトをご覧になってください。
http://www.an.shimadzu.co.jp/hplc/support/lib/lc …
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この回答へのお礼

ありがとうございました。大変参考になりました。

水酸基の位置の違い
しかないですから
ほんと難しいです。

ありがとうございました。

お礼日時:2011/05/19 21:55

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