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就職・転職の話題で「面接官」という言い方を聞きますが、官は役人の意味ではありませんか。
なぜ「面接官」という言い方になったのでしょうか。
なら物を売る人は販売官なんでしょうか。

A 回答 (2件)

本当のところは知りませんが、適当な言葉がないので「面接官」というのでしょう。



「面接役」、「面接係」、「面接員」ではなんとなくしまらない。

日本語では、民間部門において役職についている人を敬意をもって表す用語がなかったので、「官」なる用語で代用したのだと思います。

一方で英語圏では、officerは公務員、官公吏、の他に(会などの)高級役員など民間人であっても敬意をもって呼ぶ名称がありました。

高級船員、高級会社員、などなどOfficerです。
 
英語では、面接官は単に inteviewerだけでよいのですが、" Interview Officer"と言うこともあります。

日本では朝廷の役目を果たす人、国家の役目を果たす人だけが偉い人で、敬意をもって呼ぶ名前がありました。

民間人については例えば商人とか船頭でしかありませんでした。

つまるところ日本語では、民間部門において役職についている人を敬意をもって表す用語がなかったので、「官」なる用語で代用したのだと思います。

<物を売る人は販売官なんでしょうか>・・・・・尊敬の念をもって呼ぶひとだと考えてないからでしょう。 それが証拠に物を得る人でも、専務取締役、常務取締役、監査役・・・といいますが「役」は「役人」の略でご尊敬申し上げています。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2011/05/30 17:36

> 官は役人の意味ではありませんか。



もともとは「建物」の意味です。
人を指す意味は有りません。
「館」の元字で、「宮」も同源漢字です。

従い、ある建物のトップなどを「長官」、ソコで働く人を「官人」「官員」などと言うのですが、昔は多くの人が働いたりする立派な建物は、公的な役所しか無かったので、「長官」「官人」などが、「役人」と同義に扱われる様になったんでしょうね。

特に日本では、「官」は概ね「太政官」(行政官僚)を指す言葉となりました。
その結果、仰る通り、現在の「官」は役人を指す場合が殆どです。
しかし元々は「官員」も「館員」も同じ意味です。

「〇〇官」などと言う場合、その建物や部屋を「仕切る人」と言う様な意味で用いられていると理解すれば、それほど奇異な言葉では無いのでは無いかと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2011/05/30 17:37

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