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僕はめったに病気にかからないので、殆んど病院とか行かないからよく知らないんですけど、医学部の学生さんが病院で診察していることもあるんですか?

先日珍しく病院に行ったらお医者さんがみんな若いので意外でした。20代半ば位(あくまで僕が見た感じですけど)のお医者さんで、看護士と「この後大学に戻って」どうのとか話していたので、やっぱり医学部の学生さんだったんでしょうか?

それからもう1つ。決して失礼な事を聞くつもりではありませんが、お医者さんの腕は、おおむね大学の偏差値のレベル順になっていると考えていいんですか?

医療のこととか全く知らないど素人の質問ですいません。

A 回答 (3件)

都内某所で脳外科医をしています。



みなさん書いておられるように、大学医学部付属病院は、「臨床」、「教育」、「研究」の3本が必要であり、そのうち「教育」の一環として、医学部の学生が病院で実習を行います。たいてい、医学部5年次~6年次前半にかけて医学生は病院実習を行うことが多いと思います。最近は、「クリニカル・クラークシップ」といって、従来の知識詰め込み教育を排し、学生が指導医や研修医で構成される診療チームに加わり、診療することを通して、臨床能力を身につけるような教育へ移行しています。

また、6年生にもなると希望する学生は大学外の市中病院でStudent Drとして、指導医につきながら患者さんの診察をさせていただくことも可能です。ただし、学生が許される行為はあくまで診察までで、それ以降の検査や点滴などの処置に関しては医師免許を持った医師が行います。

質問者様が病院に行かれた際に耳にされた言葉は、ひょっとしたら外勤で大学から派遣されて来ていたDrだったのかもしれません。私も含め、卒後4,5年目の医師は大学から支給される給料だけでは生活を賄いきれないことも多く、週に1~1.5単位で外勤が認められています。私も大学の医局に所属していますが、週に1回の外勤が許可されており、このときは市中病院で外来診療に従事しています。

医者の腕は、これまですでに回答されている方々のおっしゃっている通りだと思います。
内科は、頭で勝負する科ですが、外科はどちらかというと運動部出身の人が多く、かつ体力のある人が選ぶ傾向にあります。
医学部の偏差値というのは、実際医師になってみてあまり意味のないものだと私自身は思っています。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。脳外科医の方から回答を頂けて、とても参考になりました。それにしても卒後4,5年は生活を賄えないほどの薄給だとは、驚き愕然としました。正直、勤務医はもっと高給が保証されてもいいと僕は思います。アイドル歌手や飲み屋の姉ちゃんなんかが医者より高給を取っている世の中は、絶対おかしいと思います。(僕の考え方が未熟なだけかもしれませんが…)

お礼日時:2011/07/06 08:04

大学は教育の場でもありますので、医学部附属病院などでは、診察の見学はあります。


しかし、診察はできません。
普通の病院では、おそらく病院実習はしないと思います。
大学病院なら、すべての診療科がありますので。
1学年で100人前後が、いくつかのグループに分かれて実習しているようです。

お医者さんの腕は、卒業後の努力次第ではないでしょうか。
医師国家試験の合格率も、毎年発表されますが、どうしても私立大学は低い傾向にあります。
ただし、国立大学よりも高い私立大学もあります。
国家試験対策の授業をすれば高くなりますし、教授などが、国家試験に関係なく授業をすれば、東京大学でも90%を割り込みます。

国家試験に合格すると、2年間の研修があります。
10年少し前に改正されてから、産科や小児科の医師が減ってきています。
2年間の研修がすむと、内科なら内科の医局に入り、先輩の指導医の下で何年間か勉強をします。
診察の仕方、診断の付け方、クスリの処方など、すべて指導医に教えてもらいます。
30歳くらいで、ようやくひとりで診察し、クスリを処方、どの検査をするのか、などができるようになります。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。僕を見た先生は診察から薬の処方まで全部一人でやっていましたが、ひょっとすると20代前半位に見える若い方でした。それにしても一人立ちするのに30歳位までかかるというのですから、改めて医師は大変な職業だとつくづく思いました。

お礼日時:2011/07/06 07:46

>医学部の学生さんが病院で診察していることもあるんですか?


 日本では大学において6年間の医学教育が行われていますが、医師免許を持たない学生は法律的に医療行為を行えません
 なので学生は医師免許を持たない以上、診察はできません。

 医者には3つの仕事があります
 『研究』『教育』『臨床』
 診察は『臨床』の仕事です。しかし大学などで、医者になった後研究を続ける人も大勢います。その目的は2つ
 1.博士号を取得すること
 2.論文を研究発表し、大学などで自己の地位を高めること。

医者は特に博士号を持っていることが一種のステータスになります。なので若い人で大学(病院)などで研究を続ける人も大勢います。

>偏差値のレベル順になっている
 その傾向は高いです。
 ただ特に傾向が高いのは『臨床』のスキルではなく『研究』のスキルです。
  有名な話ですが、漫画家の手塚治虫はて大阪帝国大学附属医学専門部(元:大阪大学)
出身なのですが、手先が不器用で医者に向いていないと言わたそうです。

 まぁ個人的には内科、小児科なら勉強が出来る人→『腕がいい』という図式があるのですが、外科、整形外科など外部的手術を行う部署は『手先が器用』のほうが『腕がいい』ということになります。
 特に一流大学出ても大学内で研究ばかりしている人よりも、三流大学ででも手先が器用で、手術ばかりしている人の方が圧倒的に(外科方面)腕がいいのです
 特に外科は大学よりも、現場で数をこなすほうがスキルはみにつけやすいのではないでしょうか?
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。後半のご意見には大いに納得しました。僕も素人なりに、同じ医者でも内科と外科では求められる能力が随分違うんじゃないのかなぁと前から思ってました。

お礼日時:2011/07/06 07:36

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