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図のように水平面と角θをなすあらい斜面上に全長L、質量Mのロープの一部が置かれ、残りの部分が鉛直面にそって垂らされた状態で静止している
垂らされている部分の長さをaとする 
斜面の上端の部分は滑車のように働き、滑らかに力が伝えられるものとする
ロープは太さが一様で均質であるとし、伸びは考えない

Pにおける張力の大きさをTとすると
PB部分に注目するとT=Mb(PB部分の質量)gが成り立ちます
AP部分に注目すると斜面APに沿って張力Tが働いているんですが

ロープの重さが無視できないのにどうしてBP方向にPに働く張力とAP方向にPに働く張力は等しいのでしょうか?

わからない部分の説明が下手で申し訳ありません

「張力がよくわかりません」の質問画像

A 回答 (3件)

ロープのままだと考えにくいのではないでしょうか?


P点で、ロープをAP部とBP部とに分け、軽くて伸び縮みしない糸で繋ぎ直す。
糸の部分を滑車に掛ける。
こんな思考上の操作を加えると、図のようになります。○の部分が各ロープの断片を1まとめにしたものに相当します。
図から、当然のように、P点で糸に掛かる張力は、A側,B側共に同じ大きさになっていないとおかしいことがわかるのではないでしょうか。

もちろん、同じ大きさとは言っても、aの長さによって、張力Tの大きさは異なってきます。
T=M'g
T=Mgsinθ
「張力がよくわかりません」の回答画像3
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます

図までご丁寧にありがとうござます

お礼日時:2011/07/30 01:22

ロープ自体に質量がない場合、どの区間を切り取って両端にかかる張力を元に運動方程式を立てても質量がゼロであるため、張力が等しくないと加速度が発散してしまいおかしなことになります。



今回の場合、ロープ自体に質量があるため張力がいたるところで等しいなどとはいえません。
PA,PBの両区間で先端に行くほど張力は弱くなります。AP方向とBP方向に働く張力の大きさが等しいとはあくまでPでの張力についてのことです。

>ロープの重さが無視できないのにどうしてBP方向にPに働く張力とAP方向にPに働く張力は等しいのでしょうか?

場所によって張力が異なるならこのような疑問は当然のことです。
このてんについて議論するのは少しばかり面倒なことなのです。

Pの部分に滑車が付いているとしましょう。(図があると良いのですが、ご自分で紙に書いて確認してください)
ロープのうち滑車にかかっている部分を考えます。
ロープのこの部分にかかる力は次の4通りの力になります。
1.B方向からかかる張力T1
2.A方向からかかる張力T2
3.滑車からかかる抗力の合力F
4.その部分にかかる重力mg

実は滑車の大きさを非常に小さいとすると、3と4の合力の向きは
ロープの滑車にかかっている部分の中央部でその点で滑車の面に垂直な方向
になります。(この点は受け入れてもらわないと説明できません)
ロープは動かない前提なので1~4の合力はゼロでないといけないため、1と2の合力の向きは3と4の合力の向きと逆向き(1直線上)でなければなりません。「
この向きはPAとPBのなす角の二等分線になります。
二つの力の合力の向きがその二つの力のなす角の二等分線となるとき、その二つの力の大きさは必ず等しくなければなりません。(平行四辺形の対角線が内閣を二等分するとき、その平行四辺形は必ずひし形となります。証明略)

以上の理由で、P点におけるロープの張力の大きさはPA,PBのどちらの向きでも同じになるのです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます

つまりP部分に滑車があると考え、滑車の質量を無視すれば

B方向からかかる張力T1とA方向からかかる張力T2の合力=滑車からかかる抗力の合力F
となり

二つの力の合力の向きがその二つの力のなす角の二等分線となるとき、その二つの力の大きさは必ず等しくなければなりません

よりT1=T2となるわけですか?

お礼日時:2011/07/30 01:21

1本のロープだからです。


1つのロープではどこにおいても張力は等しいのです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます

お礼日時:2011/07/30 01:18

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