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ふと考えたことなんで、すごい偏見かもしれないし間違ってるかもしれないんですが、
歴史がある地域、つまり、過去にものすごい発展していた地域とか国って、現代では世界の中心的存在にはなっていないことが多くないですか??

具体的には、それこそ非常に高度な古代文明が栄えていたギリシャやエジプト、中国、中東地域などは、現代において世界をリードする先進国ではない、ですよね?
ヨーロッパも、歴史があるといっても中近東に比べたらまだまだ浅いですし・・・・

それに比べ、歴史の浅いアメリカ(現在の国家の歴史が浅いという意味です)は、どんなに他の地域が頑張ってもやはりダントツでトップの国です^^;

これは、日本でも当てはまって、(スケールは全然違うけど)長らく日本の辺境の地であった関東より、よっぽど国家の中心地として長い歴史を有する関西も、現在の日本の中心ではないですし、東京都内でも、浅草や上野、両国などの江戸の歴史地区よりも、つい最近まで湿地や雑木林などであったり、ごくごく一般の庶民の町であった青山や田園調布、白金台、麻布十番のほうが、現在最先端でお洒落な超一等地との認識が一般的な気が^^;

やっぱり古い考えなどにとらわれてしまうと、そこから変化を遂げられず、その点において新興国や新興地域は常に新しい考えを取り入れることで、最先端として発展することができるんでしょうか??

みなさんの興味深い考察を楽しみに待っています^^

知識もろくにない私の取るに足らない疑問なんで、上げ足をとるような回答はどうかご遠慮ください^^;

A 回答 (8件)

傾向としては何となくあるかもしれないが、法則とまでは言えないかも。


例えばヨーロッパではギリシャ~伊~トルコ~独襖~仏~英など、盛衰がくるくる変わったが、その中の中核都市はアテネ、ローマ、イスタンブール、ウィーン、ロンドンなど常に不変であり、ローマがミラノやナポリに首都の座を奪われ・・・ということはあまりありません。
いっぽう中国では、首都が洛陽~長安~北京~南京などくるくる変わったが、東アジアの中心は常に中国であり、その座を朝鮮やベトナム、チベットなど周辺諸国に奪われ・・・ということはほとんど起こりませんでした。
日本では、飛鳥~奈良~京都~鎌倉~江戸とくるくる変わったが、一番長い文化中心である京都では、その中枢は常に京都御所周辺から羅生門付近まで(現在のいわゆる京都市街地)にあり、そこからまったく動いてません。
そしてアメリカでは、第二次大戦の勝利により世界の覇権を新大陸へ奪いとってきたが、その中心は常にワシントン~ニューヨークの北東海岸にあり、その地位を南部諸州や西海岸、カナダ、メキシコ、南米に奪われ・・・といったことは起こっていません。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます
みなさんほんとにいろいろご存知ですごいです^^

お礼日時:2011/08/15 10:16

 いわゆる「発展」の意味なり基準を何処に設定するかとの問題ですよね?。

例えばヨーロッパ一つをみても18世紀の産業革命を基準とみるならば中心的存在はイギリスということになりますが、文化の中心は大陸のパリなりウィーンということになります。
 ダントツでアメリカがトップというのは20世紀が石油の時代だったからであり、アメリカは国内で石油も石炭も賄うことができたとの背景もあるといえます。では石油の産油国である中東がなぜアメリカのような発展を遂げるに至っていないかとの疑問も派生します。そこには『イスラム(モスリム)』の存在があるとも考えられます。アメリカでは経済は経済として独立した存在ですが、イスラム世界では経済も政治も『価値観としてのイスラム』に規定される側面が影響していると考えられます。全てはイスラムのためにある、のが中東世界の価値観であり、経済活動の意味がイスラム以外の世界とは異なると考えてはどうだろう。
 東京と京都の街作りを比べても、京都は風致地区であるために高層ビルを建築することはままならず、奈良にいたっては街中を掘り起こしても至る所から遺跡が出てくるから地階や地下街を造ることは法規制の上から事実上不可能です。
 もし最先端との言葉で考えてみれば、平安末から鎌倉初頭にかけて日本の最先端地域が何処だったかといえば平泉であろうというのが一つの見解でもあります。今は中尊寺のみになっていますが、産出された金を豊富に使い経済的には京都や鎌倉を凌駕する存在だったことも知られています。ではなぜそうした地域が歴史から取り残されてしまったのでしょう。
 またアメリカと東京の共通点の一つに双方とも「お上りさん」によって造られた人工的な都市空間との側面もあるでしょう。様々な地域から集まった人により様々な文化が集積され、そこから新しいモノが生まれる。殊にアメリカは移民によって造られた国家でありそこはヨーロッパ大陸から空間的に隔絶された世界だったから必然的に全てをゼロの状態から造り出さざるを得ず、既にそこにあったネイティブの文化をある部分破壊しつつある部分吸収して都合良く造り替えていったとも考えられます。
 新聞やテレビのニュースで次の先進国として現在のG7に対しBRICsの名があげられていますが、この中にインドと中国も含まれています。共に例の四大文明の地に該当する国々です。これらの国々は生産と消費の双方で大きな市場である。ロシアもかつてのアメリカ同様、国内に地下資源を有しそれを背景に潤沢な資金供給が可能です。
 僕は「今ある最先端」が必ずしも新しいとは思えません。職人技があるところでは常に新しい文化が生み出され続けているとの印象もあります。京都や博多そして東京の職人は反って先進の技を貪欲に採り入れ、刺激的な文化を生み出してもいますよ。
 
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この回答へのお礼

やっぱり伝統を守るだけでなく、新しいものも積極的に取り入れていかないとだめなんですね とても興味深いです^^ありがとうございました☆

お礼日時:2011/08/15 10:18

 都市~地域レベルで数十年レベル起こる話と国レベルで数百年単位で起こった話では理由が異なります。



 都市~地域レベルの発展を支えるのはその都市がもつインフラです。
 このインフラは数年~数十年程度で寿命を迎えるので、再開発(老朽更新)が必要になります。都市計画に則って建設された都市では、インフラ整備が集中的に行われるため、その都市の特定エリアのインフラ(主に建物)がほぼ同時に寿命に達します。インフラが古くなったエリアは自然と寂れ、局地的に経済が衰退します。そのエリアの人は順次、開発・発展中の地域に移っていきます。
 衰退してしまった地域からの人の移動と再開発を計画的に行えれば、その都市全体の経済自体は衰退させずに済み、順調に発展し続ける事が出来るでしょう。この都市再開発計画が上手くいかないと、その都市はまるごと衰退していきます。
 まるごと衰退してしまいもうどうしようもなくなると、昔の都市であれば遷都してしまうことになります。

 国レベルの数百年単位での衰退は、上記の都市レベルの話とは異なります。
 原因は主に資源エネルギー問題と気候変動です。
 国が発展して人口が増えるとどうしても主要都市に人口が集中します。人口が増えた分だけ資源やエネルギーが必要になるわけですが、資源やエネルギーの輸送能力に限界もありますし、資源やエネルギーの生産能力には限度があります。
 もちろん需要の増大に応じて供給を増やすべく生産能力の拡張も、他の地方から運び込むための輸送網整備も行われますが、技術的限界もあるので地域環境への負荷を極端に増大させ、結果的に生産能力の低下を招いき、最終的に衰退への道を歩むことになります。

 たとえば中東地域ですが、今は砂漠と荒野の不毛な地域というイメージがありますが、昔はレバノン杉の生い茂る緑豊かな地域でした。
 当該地域の発展にともない、建設資材や燃料としての木材の需要が高まり、過剰な伐採がおこなわれるようになります。木材に代わる資源を見つける事が出来れば良かったのですが、残念ながら当時の中東地域では木材に代わる燃料を見つける事が出来ませんでした。
 また、同地域では麦の栽培も盛んでしたが、人口の増大とともに主食である麦の需要も高まりました。既に畑にできる土地は畑にしてしまっていたので、灌漑によって水の供給量を増やすことで、面積当たりの収穫量を増やすようになっていきます。一時的に麦の収穫量は増大しましたが、その後、今世界中で起きているのと同じ問題…水不足と煙害…が発生しまし、最終的には土地がやせて麦の収穫量は減少していきます。
 建築資材(木材)、燃料(木材)、食料(麦)、水の供給が需要を満たせなくなり、自然破壊が気候変動をもたらして、今のように衰退した砂漠と荒野になってしまいます。
 この話は極端な例ですが、多くの場合はそこまで酷い事になる前に、少なすぎる資源&エネルギーを獲得するために戦乱が起こります。戦乱は生産性を低下させますが、それ以上に人口を減少させてしまうため、経済はもちろん何もかもが丸ごと後退してしまいます。
 これ以上ないくらいに十分衰退しきったところで、また一から再開発されるようになります。

 こうした問題を克服するためには技術革新が必要です。
 たとえば近代初頭の欧州でも同じように燃料(木材)の枯渇が深刻な問題になりましたが、欧州では石炭を燃料として使う事を思いつき、燃料を木材から石炭に切り替えることで燃料枯渇の危機を脱します。また結果的に石炭を燃料として使うようになったことで、その後の産業革命へとつながっていきます。
 他にも食料保存技術、通信技術、各種工学、法律等の発達が、昔ならとっくに限界に達して衰退している筈の都市や地域、国を発展さえつづけることが可能になってきています。

 歴史の長い地域が今現在衰退しているのは、その地域が発展を維持し続ける技術が無かったからであり、歴史の浅い地域が今発展しているのは、何もなかったから開発しやすかったにすぎません。ある程度歴史を持っていても、(戦乱による強制リセットや都市計画の発達による)再開発が上手く行われていた地域は、それなりに発展し続けています。
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この回答へのお礼

なるほど~!!とても興味深いです^^ありがとうございました☆

お礼日時:2011/08/15 10:06

kizuna0902です。



補足回答します。
天皇や古代日本人は古代イスラエル人がルーツだそうですよ。
旧約聖書に出てくる11人の一人のうちが天皇のご先祖様だって研究者もいるそうです。
その類の本も探せばあるよ。
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この回答へのお礼

そうなんですか!!それは驚きですね~

お礼日時:2011/08/15 01:13

原野であったアメリカが



アメリカは原野ではありません。

北米に西欧人が本格的に移民しだした頃のネイティブアメリカンの人口に関して

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%B3% …

「ヨーロッパ人がアメリカ大陸にやってくるようになった頃、1890年12月ウンデッド・ニーの虐殺により、白人によるインディアン戦争は終結した。最終的には推定1000万人いたインディアンは白人の直接・間接虐殺により実に95%が死に絶えた。」
http://www.geocities.co.jp/Technopolis/5215/fubu …
大ブリティンの1600年における人口=700万人

アメリカがNo1になったのが1900年ころとすると
アメリカ 7600万人
イギリス 4500万人

ヨーロッパ人がアメリカに来る前 → 1900年ころ

イギリス 700万 → 4500万人
アメリカ 1000万 → 7600万人

1900年にアメリカがイギリスの経済に追いついた段階の人口比率でアメリカにはネイティブアメリカンが住んでおりました。
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この回答へのお礼

歴史に詳しいんですね~すごいです^^

お礼日時:2011/08/15 00:56

事象としては仰る通りだと思います。

ただ、理由は「古い考えなどにとらわれてしまうと変化を遂げられない」という一つにくくるのは乱暴だと思います。もちろん、その理由も一因だとは思いますが。

建築物つまり街造りに関して言えば、「歴史がある」場所には既存の建物があるわけですから、当然「歴史がない」場所の方に移動しやすくなります。
たとえば、例に出されている東京で言えば、江戸の歴史地区に新たに建物を作ろうとすると、既にある建物を壊す必要がありますし、経費も高くつきます。必然的に、未開発地域に新たな建物を作り始めます。

文明で言えば、新たな発見がなされることで発展する要因が変わります。
古代文明は大河の傍に栄えた例が多いですが、これは農業に便利だったという要因が大きいと思います。工業が発展するにつれ、貿易の拠点となる個所や工場を作れる地域が栄えるようになりました。今はITが発展していますから、地域の制限がなくなりつつありますね。

政治的な意味合いで言えば、過去に政治の中心地であった個所は避ける場合があります。
鎌倉や江戸に幕府がおかれたのは、京都の影響を抑えるためでした。
明治維新の際に東京が中心とされたのは、幕府の残党を監視する意味合いもありましたし、当時は経済の中心が大阪であったため、政治の中心を江戸にから離せば江戸がさびれるという懸念もあったためという説を聞いたことがあります。
またアメリカの前に世界のトップであったイギリス、大英帝国が発展する前にヨーロッパのトップであったスペインなど、ひとつ前のトップというのは次のトップから警戒されがちのため、逆転することは困難ではないかと思います。中国も「眠れる獅子」などと呼ばれ、植民地支配を行ったヨーロッパから警戒されていたことも近代化に乗り遅れてしまった理由ではないかと思います。日本の場合は、異国文化があこがれられただけで警戒はされていませんでしたからね。

上げ足を取ってしまっているかもしれませんが、「新興国は、常に新しい考えを取り入れる」は矛盾してしまってますよ。トップになった時点で既に新興ではなくなってしまいますから。
現実問題として、すでにアメリカは「ダントツでトップ」とは言えなくなっていると思います。ただ、幸いにも世界大戦など現状を大きく覆すことが起こっていないのと、これまでに世界のトップになった国と違いアメリカは移民を積極的に受け入れますから、他国で生まれた強い力がアメリカに行きやすいのが、現在アメリカがトップでいられる理由だと思います。
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この回答へのお礼

なるほど~^^すごい分析ですね!!
ありがとうございます☆

お礼日時:2011/08/15 00:55

古代の文明地域(エジプト、インダス、インカ等)はどれもが全部、侵略によって滅ぼされたからじゃないの。


私は別に反米ではないですが、アメリカも侵略して原住民を滅ぼして出来た国だってなんかの本で読みました。
アメリカの原住民インディアンって生き残りっているのかなぁ?
中国の純粋な漢民族(現代の中国人とは全く違う、しっかりとした民族だったそうです)も侵略とかで完全に滅ぼされたようですし、チベット民族も同じ輩に滅ぼされようとしてる。
今の日本人だって本当に純粋な血筋の日本人はいないかもしれないですね。
私ももしかしたら……。純粋な日本人じゃないかもしんない。
研究の結果で古代日本の文明は中国と朝鮮半島の古代文明より遥かに古い遺跡が東北地方で発見されたそうですね。
だから、よく日本は中国や朝鮮の弟分やみたいなこといわれてますが、実は日本の方が祖父母で中国や朝鮮は子や孫みたいなもんらしいですね。
ネットで検索したら、出てきて感動しましたね。
天皇の由来なんかにも更に興奮しちゃいました。

この回答への補足

あ 勘違いしてました><日本のほうがルーツである可能性があるということなんですね?確かにそれは興味深いですね^^

補足日時:2011/08/15 00:33
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この回答へのお礼

古代はロマンですね~^^
すべての人間も、もとをただせばアフリカ大陸がルーツですしね☆
天皇が朝鮮半島からの渡来人?というのはどっかで聞いたことありますよ!!
ほんと興味深い話です^^

お礼日時:2011/08/15 00:27

歴史上発展したA地点が常に発展している地点を保ち続ける。


という命題が成立するかどうか?
と、言い換えること出来ますが、「常に発展している地点であることはできない」

しかし、あるい地域で中心と位置づけられた期間が長い。
というのであれば、エジプトのカイロあたりは長いし、イラクのバクダットあたりも長い。

歴史があると発展の阻害要因になる
というよりは、発展した経験のある場所は、再度発展する地理的要因に恵まれていて、時々発展していないというような言い方のほうが妥当かと。

大阪城のあるところは、大阪では微高地なので、難波宮の時代からずっと中心地。
中国史で言えば、洛陽のあたりは、黄河を渡河する南北の中継地なので、たびたび首都になっている。
北京も遊牧世界と農業世界の交易ポイントなので、たびたび首都になる。という地理的要因があるかと。

この回答への補足

急に思ったのですが、東京都が日本の中心でいられる期間も、これまでとこれからの長い歴史を上から見渡せば、ほんの一瞬に過ぎないことなのかもしれませんね~

補足日時:2011/08/15 00:32
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この回答へのお礼

古代文明が栄えた場所は格が違うということで・・・

それでは、歴史上これまでずーっとほぼ原野であったアメリカが栄える理由は・・・

すいません><とにかくご回答ありがとうございますッ☆^^

お礼日時:2011/08/15 00:22

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