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国文法の参考書を勉強していた所、
副助詞の「ほど」は「数の違い」、「くらい」は「量の違い」を表すそうです。
そこで疑問に思ったのですか?量と数の違いはなんですか?

A 回答 (3件)

「数」は、「かず」と読む場合と「すう」と読む場合で意味が違うと思います。


(「かず」、「量」)と(「すう」)に分けて考えたほうが良いでしょう。

「かず」は、1つ、2つと数えられる個数や人数なとを意味します。
「量」は単位のついた物理的なものです。1m、30g、5時間など。

「すう」抽象的な概念で、「かず」も「量」も一緒くたにして、さらに抽象化したもので、単位はつきません。自然数から、整数、有理数、実数、複素数と拡張されています。
ですから、1、2、3などだけでなく、1.5、円周率なども「すう」です。

演算についても性質が違います。
「かず」や「量」は、同じ種類でないと加減算ができません。「世界の国のかず」+「日本の人口」や1時間+10gはだめです。
また、乗除算を行うと種類が変わります。「日本の人口」÷「都道府県数」=「都道府県平均人口」、「距離」÷「時間」=「速度」など。
「すう」は加減乗除などの演算をおこなっても結果は数になるだけです。

「ほど」と「くらい」についてですが、
「50個ほど」、「50個くらい」、「5.5kmほど」、「5.5kmくらい」と、「かず」と「量」には使えますが、「3ほど」、「3くらい」、「3.14ほど」、「3.14くらい」など「すう」への適用は違和感があるように思います。
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この回答へのお礼

>「かず」は、1つ、2つと数えられる個数や人数なとを意味します。
「量」は単位のついた物理的なものです。1m、30g、5時間など。

ご名答!

お礼日時:2011/09/28 06:54

一言で言えば、その大きさを分割出来るかどうかということです。


量は分割できない場合の表現、数は分割できる場合の表現です。
ですから重さやかさなどは量で表しますが、その物が分割できる場合は数で表します。

たとえば水1リットルは1リットルのペットボトルなら1本ですが500ccのボトルなら2本ですね。
これが全てを物語っています。1リットルという量はどうやっても1リットルなんですが、
2つの数に分ければ500ccずつになりますよね。

水は1リットルこれが量、ペットボトルが1本か2本これは数です。

この箱と、その箱じゃ同じ2kg入りでも入ってるみかんの量が違う・・・というのは誤った使い方です。
入っているみかんの量はあくまで2kgで数が違うのです。
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この回答へのお礼

丁重なご回答誠にありあとうございます!
とても助かります!

水の例わかりやすいです!

お礼日時:2011/09/28 06:52

>「量」と「数」の違いはなんですか?





「量」 : 容積やかさ、、目方や分量のように大きさや重さを指し示す。

「数」 : 物事の多少、前後の文字に関連した対象の多少を指し示す→ex、件数・軒数・桁数・数案・数冊・数量
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この回答へのお礼

丁重なご回答誠にありがとうございます!とても参考になります!

お礼日時:2011/09/28 06:51

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