
英長文の過去問を解いているときに疑問に思うことがありましたので、質問させてください。
以下の文中の☆any lessについてお尋ねします。
Even if you feel that atoms themselves are cold, boring, and totally lacking in any interest (a view I would strongly contest), this is not to say that a world composed of atoms should be ☆any less wonderful than one built from some sort of mysterious stuff.
(訳)たとえ原子そのものは冷徹で退屈で全くどんな面白みもないと感じられるにせよ(私はそういう観点には強く反対するが)、だからと言って、原子で構成されている世界が何らかの神秘的なもので造られている世界よりも素晴らしさが少しでも劣るはずだということにはならない。
上記の英文中の
...should be ☆any less wonderful...
が
「素晴らしさが少しでも劣るはずだ」
となるのが何故なのか解らなくて…。
今まで
any less
は
「それでもやはり」
という訳になると思っていました。
出題形式は「英文を訳せ」というものだったのですが、"any less"の訳し方に躓いてしまった為ここで質問させていただきました。
何卒、よろしくお願いいたします。

No.4ベストアンサー
- 回答日時:
すみません。
追加です。「そしたら、実際訳す時どちらを訳せばいいんだ?」という疑問が起こっても当然です。
●センターでは「日本語に直せ」という問題は出ないから、というより「他の英語へ言い換えたものを選択せよ」という問題の方だと思いますので、頭の中で"as ~ as"と理解しておいた方がいいでしょう。
●2次などで「日本語に直せ」という問題が出る場合は、最初の"not ~ any 比較級 than"をひとつひとつ逐語的に訳した方がいいと思います。でも日本語は分かりにくいですよね。
なぜかというと、"not ~ any 比較級 than"の中をそれぞれ"not"と"any"と"比較級"と"than"をそれぞれ日本語の言葉にひとつひとつ置き換えているからです。それでも、そういう表現に慣れている人は分かるのですが、慣れていない人は何かおかしいと感じてしまうのです。以上です。分かりにくいところがあれば補足ででもお尋ねください。

No.3
- 回答日時:
遅くなって参加して申し訳ありません。
考えようによっては、これは意外と簡単なんですよ。
●【例】あとで少し変えますが、次の英字ニュースの見出しの意味を調べてみましょう。
1)"Researchers Create World's Smallest Camera, As Small As a Grain of Salt"
「開発者、塩一粒ほどの小ささの世界最小のカメラを創る」
2)"Animals As Small As Fingers"
「指と同じくらい小さい動物たち」
●上の2つの英文の見出しは実際にネットに掲載されているものですが、
実は[no + 比較級 + than]で表されているのです。サイトもご覧になってください。
1)"Researchers Create World's Smallest Camera, No Bigger Than a Grain of Salt"
http://www.pcmag.com/article2/0,2817,2381752,00. …
2)"Animals No Larger Than Finger"
http://very-bored.com/index.php?option=com_conte …
●上の「塩粒」も「指」もサイズは小さいということは分かりますよね。つまり
1)as small as a grain of salt=no bigger than a grain of salt
2)animals as small as fingers=animals no larger than finger
となります。中で使われている形容詞の元の形(原級)を見てみましょう。
1)small←→big
2)small←→large
ここでは"big"と"large"の使い分けには目をつむりましょう。
●簡単に言うと、反対の意味を表す形容詞(副詞)を使って、同じ意味を、"as+原級+as"と
"no+比較級+than"の両方の形で表すことができるということです。
●ご質問の内容は【not ~ any less wonderful than】という形ですよね。これを"not"+"any"="no" ですから、【no less wonderful than】に書き換えればいいのです。
そして、中の"less wonderful"の反対の形容詞を見つけて、意味の分かりやすい"as+原級+as"に書き換えればいいのです。"less wonderful"の意味は「よりすばらしくない」という意味ですから「すばらしい」という単語は"less"を除いた"wonderful"ということは誰でもわかります。
●【as wonderful as】=【no less wonderful than】ということになります。
★さて本文に戻りますと、☆のマークの"not"を後ろに移して"not ~ any"="no"にしましょう。
"this is ☆not to say that a world composed of atoms should be ☆any less wonderful than one built from some sort of mysterious stuff."
★【no less wonderful than】の形にすると、"this is not to say that"は"this is to say that"になっていることに注意してください。
"this is to say that a world composed of atoms should be no less wonderful than one built from some sort of mysterious stuff."となります。
★【as wonderful as】で書き換えると、"this is not to say that"は"this is to say that"になっていることに注意してください。
"this is to say that a world composed of atoms should be as wonderful as one built from some sort of mysterious stuff."となります。
意味は以下のとおりです。
「原子で構成されている世界は、何らかの神秘的なもので造られている世界と同じくらい素晴らしいはずだということである」
●全文は、以下のとおりです。
"Even if you feel that atoms themselves are cold, boring, and totally lacking in any interest (a view I would strongly contest), this is to say that a world composed of atoms should be as wonderful as one built from some sort of mysterious stuff."
●全文訳は「(たとえ)~せよ」がありますので「だからと言って」を省略します。
「たとえ原子そのものは冷徹で退屈で全くどんな面白みもないと感じられるにせよ(私はそういう観点には強く反対するが)、原子で構成されている世界が何らかの神秘的なもので造られている世界と同じくらい素晴らしいはずだということであります。」
★本文は"this is not to say that ~"という形で"to say"を否定しなければなりませんが、
"not"が"any"と同化して"no"になったため、"this is to say that ~"の部分だけは肯定に訳さなければなりませんから、上のように、日本文として意味の通る日本語に変形しなければなりません。
●まとめ、【not ~ any less wonderful than】=【no less wonderful than】=【as wonderful as】
英文法の参考書にはいろいろ書いてありますので、日本語で理解しようとするとなかなか難しく思える内容も、英文書き換えをすると簡単になることもあります。
★ついでに【no+比較級+than 】は、実は【not+比較級+than】よりはやさしいですから、きちんと理解しておいた方がいいでしょうね。英語の問題を難しくしようと思えば、否定と省略と比較を出せば得点率はぐっと下がります。
ご回答いただき有難うございます!
反応が遅くなってしまい申し訳ありません。
なるほど、書き換えを用いて理解した方が分かりやすいです!
英字ニュースのリンク、是非参考にさせてください!
助かりました、本当に有難うございます(>_<)
No.2
- 回答日時:
おっしゃるように、成句とみなせそうな語句ですね。
「any less」というか、たぶん辞書には「not ... any less ~」という形で載っていると思います。
文の形によって「no less ~」などになっていることもありますが、意味は同じことです。
また、ご質問の英文は、「not ... any less ~ than ...」となっていますよ。
いずれにせよ、単語の元の意味を考えてみればよいと思います。
「less」は何でしたでしょうか?
「より少なく(少ない)」でしたね。
「より少なく~だ」とは、「ある基準ほどには~でない」という意味です(「~」は形容詞)。
「any less」は何でしょう?
ご質問の文章では否定文中で使われていますが、肯定文なら「some less」です。
そう、「いくらか(少しは)、より少なく」となりますよね?
また、別な見方として、「wonderful」の比較級は「more wonderful」だよと学校で習うのですが、これが増加方向の比較級とするならば、減少方向の比較級が「less wonderful」なんだよ、という言い方もできると思います。
なので、ご質問の文には「not」があり、「少しでもwonderfulでない……ということはない」ということを表すことになるから、質問文のような訳が出てくるのです。
Old news, but not any less important
古い知らせだが、重要でないことはない(けっこう重要な)もの
などとも言えるでしょう。
辞書にはこんな例文も載っていましたよ。
I love her none the less for her faults.
欠点はあるが彼女が好きだ.
こういう文なら質問者様のおっしゃる「それでもやはり」という訳がまさにピッタリはまると思います。
けれども、こういう文でも、「less」の元の意味を考えれば訳し方とか考えなくても意味が分かります。
つまり、「愛し方が全く少なくない」ということですね。
「for」は「~という理由で(好きだ、嫌いだ)」ということ。
ちなみに、「それでもやはり」とも訳せる場合、「それでもやはり~する」というふうに、動詞を伴うと考えられそうですね。
ということは、その場合の「less」は「少ない」(形容詞)ではなく、「少なく」(副詞)なのではないでしょうか。
こういう例文もありました。
He is not any less a coward than his father.
彼は父親と同じくらい臆病者だ(いやもっと臆病かもしれない).
「同じくらい」と意訳していますが、「父親と比べて臆病さが少なくはない」ということ。
この「less」も副詞ですね、なるほど。
「not ... less」のようなものは、二重否定と言います。
日本語で言えば、「なくなくなくない?」みたいな言い方ですね(笑)
肯定の意味を強める作用も期待できそうです。
Alone Again (Naturally)という歌の歌い出しで、Gilbert O'Sullivanは「not ... less」を使って、「ちょっとでも気持ちが辛くなくなかったら」と言っていますよ。
面白い言い方ですね(笑)
こういうのはあえて意訳しないほうがいいと個人的には思います。
このサイトに歌詞は書けませんから、歌詞サイトへのリンクを「参考URL」に貼っときますね。
気が向いたらどうぞ。
★今回のトラブルの解決策
「less」の意味をはっきりと確認しておきましょう。
また、「not ... less」など、否定語と一緒に使うと二重否定になるということにも留意されるとよいでしょう。
それで、もう分からなくなることはないでしょう。
参考URL:http://music.yahoo.co.jp/lyrics/dtl/KAA023301/AA …
ご回答いただき有難うございます!
反応が遅くなってしまい申し訳ありません。
二重否定…!
そうですよね…回答者様の御蔭で気付けました。
私にも分かる様にたくさん例文を用いて説明してくださって本当に有難うございます!
本当に助かりました!!

No.1
- 回答日時:
this is not to sayですから、that節の内容が間違っているということですね。
では、that節を見て行けばいいわけです。anyで引っかかるのであれば、辞書を引きましょう。すると、
---------------------------------
any
~~~~
━ [副詞]
1 《形容詞・副詞の比較級およびdifferent, good, tooなどを修飾して》《疑問文・条件節で》いくらか,少しは;《否定文で》少しも
Do you feel any better? 少しは気分がいいですか
His proposal wasn't any different from mine. 彼の提案は私のと少しも違ったところはなかった.
プログレッシブ英和中辞典 第3版 小学館 1980,1987,1998
---------------------------------
といったものが見つかりませんか? that節自体は、疑問文でも条件文でも否定文でもありません。しかし、that節について、this is not to sayでしたから、否定文として使ってるとみていいでしょう。
すると「少しもlessでない」ということになります。すると、a world composed of atomsは、one built from some sort of mysterious stuffに少しも劣らない、となりますでしょうか。で、
>「素晴らしさが少しでも劣るはずだ」
は書き間違いでしょうか。訳文は「少しでも劣るはずだということにはならない」ですが。あ、もしかして、上記が否定されるということでしょうか。そうだとして続けます。
と思ったけど、必要なことについては説明することが残ってないですね。
じゃあ余談。
>any less
>は
>「それでもやはり」
>という訳になると思っていました。
私は不勉強にして、そういう記述を見たことがないのですが、anyもlessも辞書ではたくさんの分量の説明があるような単語です。そういうものの組み合わせで、余程に慣用表現として意味が固定されているという知識なり確信がない限り、可能性はいろいろ考えたほうが、面倒なようで結局は早道ではないかと思います。
反応が遅くなってしまい申し訳ありません!
ご回答文中の質問についてですが、
すみません、私の書き間違いです;
わかりやすく説明していただいて助かりました!
ご回答いただき本当に有難うございます(>_<)
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