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質問です。(1)

dq座標上の電圧方程式は

vd=(R+PL)id-ωLiq
vq=ωLid+(R+PL)iq+ωΦ P=d/dt

この式において

dq座標上では、直流と考えるためにid、iqは一定ですよね?
ということは右辺の、PLid、PLiqは0と考えていいんでしょうか?



もう1つ質問です。(2)
IPMモータは、磁気異方性によりインダクタンスLが、回転子角度によって変化します。
このL(Ld、Lq)の変化とは、固定子巻線のLが変化しているのですか?


すいません。どなたか教えて頂けませんか?

A 回答 (1件)

>dq座標上では、直流と考えるためにid、iqは一定ですよね?


>ということは右辺の、PLid、PLiqは0と考えていいんでしょうか?
定常状態で運転しているとき,id,iqは直流で一定値です。
このときはPLid=PLiq=0です。
過渡状態(スタート時や突発短絡など)ではid,iqが時間とともに変化するため,
この項が効きます。

>IPMモータは、磁気異方性によりインダクタンスLが、回転子角度によって変化します。
>このL(Ld、Lq)の変化とは、固定子巻線のLが変化しているのですか?
はい,固定子巻線のインダクタンスは,回転子と固定子電流の位相差で変化します。その効果を,dq座標系ではLdとLqで表します。abc相座標系ではインダクタンスが時間の関数になって複雑になるので,dq座標系に変換しているわけです。

実験的には,モータを止めた状態で,固定子巻線にインダクタンスメータをつなぎ,
回転子を手でゆっくり回してやると,回転子の方向によってインダクタンスが変わるのを確認できます。

また,永久磁石のないモータなら,固定子に三相交流電圧を加えておき,同期速度から少しずれた速度で回転させると,固定子電流がすべり周波数でうなるのがわかります。この方法を利用して,Ld,Lqを測定できます(すべり法)。
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この回答へのお礼

わざわざすいません。とても分かりやすかったです。
ありがとうございました。

お礼日時:2011/11/04 11:25

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