プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

歴史好きな人と話すことがありますが、彼らが話すことは人物や事件ばかりで、良くても火縄銃や蒸気機関が話題に上るぐらいで食材についてはほとんど触れられません。
それどころか香辛料や塩、芋、コーヒーやチョコレートといった以後と以前で世界を変えてしまうほどの食材に対する知識はゼロに等しいです。塩なんて人間に必要な栄養分ぐらいしとしか捉えていない人が多くて残念です。

どうしてなのでしょうか?

という私も偶然に料理の本で塩の歴史を呼んで興味を持ったので、偉そうなことは言えません。

A 回答 (12件中1~10件)

簡単に言うと“教科書には書かれない”からです。



基本的に社会は一人ひとりへの教育の上に成り立つので、その教育の内容が社会の常識として定着するわけです。よってその教育の内容から外れるものはなかなか定着しないわけです。

無理に教科書を読み直せ、とはいいません。社会にはあまり知られていないもの、要するに「社会から」見た“ムダ知識”はそのまま持ち続けるのがよいのではないでしょうか。むしろそれを広めるときに、「物知りだ」と言われるときのちょっとした優越感を味わってみるのもよいと思います。

この回答への補足

社会から見れば不要物かもしれませんが、塩の重要性ぐらいはもっと認知して欲しいです。ただでさえ、日本人は前の戦争で東南アジア諸国や中国で兵量が尽きて餓死者が大量に出たのですから・・・。

補足日時:2012/01/05 19:31
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確かにそうですね。

おもしろいことに気がつきましたね。

そういった類の本は探せばありますが、あまり詳しく書き過ぎると消費者の購買意欲がなくなったらコーヒーやチョコレート作ってる会社の死活問題になるから学校でも圧力かけてるとか……?
チョコレートがどうやって作られてるのかって本を読んだら、なんか……食べるたびに涙でてきて……ここ数年、買うのを躊躇してます。そんな感じでマ○ドも何年も食べてないです。
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おいおい、そういうのならジャガイモが世界史に与えた影響くらい自分で勉強してもいいんでないかい?ジャガイモが広まったせいでアイルランドは人口が爆発し、国内でまかないきれなくなってアメリカへの大量の移民を生みました。


唐辛子を朝鮮半島に伝えたのは秀吉(より正確にいうなら朝鮮半島に上陸した日本軍)で、最初は「あれは日本人が朝鮮人を殺すために植えた毒草だ」といわれていたんですぜ。

まあ真面目に回答すれば、男って機械モノが好きじゃないですか、あと武器も。だから、火縄銃とか蒸気機関なんてのは男の興味をそそって注目されるけど、ジャガイモやトマトは男心をワクワクさせないから注目されないんじゃないですかね。
んで、女性はトマトやジャガイモでワクワクしても、歴史にゃワクワクしない(歴史に興味を持つ女性をわざわざ歴女なんて呼ぶあたりがマイナーな証拠です)から注目されなかったのでしょう。

あとこっちから逆質問。貴殿は食材の歴史について注目しないのがなぜ?と聞くけど、じゃ、カイコが歴史に与えた影響について注目しないのはなぜですか?
西洋じゃ、まさかイモムシがあのシルクの原料になるなんて夢にも思わなかったのでずーっと絹を生産することができずに中国からの輸入に頼っていたんですぜ。
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暦利カテとはちょっと違って「食文化」になりますね。


これはこれで栄養士さんなどはけっこう勉強しています。
「日本の食文化」でググればそれなりに、書籍も出てますよ。
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No4 追加です。



塩と言えば、サラリーの語源になっていますが、日本でも平安時代は塩を皿に盛って生でなめていたようですね。

http://www.ada1000.com/uturi.html
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基本的に歴史とは政治史だと思います。


だから、人物=権力者と事件=政治的事件の話しか歴史好きはしません。

塩に関して言うと、日本では海から塩を取ることが偏在していないので、大きな政治的なマターに成り難い。
偏在する所では権力と塩は絡んできます。
なので黄巣の乱の黄巣は塩の密売人だったりするし、漢の段階で塩鉄論が大きな政治的マターになる。

基本的に政治的なマターになるのは 偏在する資源であり、偏在するから取り合いが生まれて、その取り合いの記述が歴史だったりする。
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個人的な見解で、何も科学的根拠は示せませんが、参考程度になればと回答してみます。



「食の歴史」というのは、歴史学の中でも一つの確立した分野としてあります。(食文化史,考古学でも特に稲作には関心が高い)
ただ、こうした「専門的分野」に進むのは、日本では早くて大学3,4年。
ほとんどは大学院からとなります。
なので、たとえ大学の歴史学科を出たからといって歴史に詳しくなれるわけではありません。
さらに、日本で行われる歴史教育は、教科書を丸暗記させるようなモノで、学問の体をなしていません。
こうなると、「歴史好き」というのも、「社会的現象」として捉える人よりも、「物語的現象」として捉える人が多いわけです。
その結果、戦国武将の英雄伝や枝葉末節的な事件(物語)にしか興味関心が行かず、それら英雄がなした政策・戦略の一つ一つや事件が社会に及ぼした影響にまで目が向かなくなるのでしょう。

さっき、教育の問題のように書きましたが、これは裏をかえせば社会の問題でもあります。
日本人の歴史に対する認識というのは、非常に甘く、物語を盛り上げるためなら平気で嘘をつくものに満ちあふれています。
NHKの大河ドラマでさえ、創作部分がおおく、時代考証もお粗末なものが多くなってきています。
時代小説なんかでも、外国人が書いたほうがよほどしっかりとした時代考証がされていたりします。

つまり、一般人における日本人の歴史認識は「物語的歴史」に多くの注目があつまり、「社会的歴史」にはあまり目が行かないという傾向があるようです。

もちろん、専門的な研究ではしっかりとされています。
ただ、悲しいかな日本の専門家は研究室や所属学会内に引きこもりがちで、外に発信しようという気概はあまり感じられませんね。
発信してる人は、歴史学の訓練を受けていないジャーナリストや思想家だったり、専門家の間ではキッパリ否定された説を持ちだして売名行為に及ぶ人だったりします。
気をつけましょう。

ではでは、参考になれば幸いです
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簡単なことです。

日本人は世界一バカなのです。日本人には脳みそがないのです。だから誰一人として自分の頭で考えることができません。日本人の頭の中は赤ちゃんと同じで全くの空っぽなのです。例を挙げてみましょう。西欧では天動説と地動説論争がありました。教会は天動説を教えたが、天文学者は地動説を唱えた。天動説では説明ができない現象があることきづいたからです。教会でも嘘を教えることがある。そういう事実に気づいて西欧では暗黒の中世を脱することができた。宗教の干渉を排除して科学が独立できた。それが西欧の歴史です。ところが日本には、こういう歴史が全く無いのです。古代、日本は中国から暦を教えられて、中国の暦は日本に合わないことに気づいて、江戸時代以前までは朝廷に雇われた天文学者が日本独自の暦と作り江戸時代になってからは徳川幕府に雇われた天文学者が暦を作りました。暦が実態と合わなくなっていることに気づいて何度も改暦をしています。それでも誰一人として地動説といった発想を持った天文学者は現れなかったし、議論にもならなかったのです。誰一人として疑問に思わない。明治になって西欧から最新の学問が伝えられて、西暦が導入されました。それでも誰一人として反発するものがいなかった。頭の中が空っぽなので、そのまま受け入れることができたのです。元々余計な知識が無かったので布に水がしみこむように受け入れることができた。それが日本の歴史なのです。歴史好きと呼ばれる連中にしても同じです。彼らの頭の中は空っぽです。教科書に書いてあることは、何も疑うことなく頭の中に入ります。しかし教科書に書いていないことは何も頭の中に入らない。この現代でも、日本人にとっては学問は宗教と全く同じだということなのです。日本ではまだ宗教と科学が分離していません。明治以来このかた、日本人にとっては学問というのは西欧の文献を日本語に翻訳することでした。日本には疑うという方法論がないのです。江戸時代と何も違いがない。江戸時代は蘭学といってオランダ商人からオランダ語の書籍を取り寄せて学んだ。オランダ語が英語に替わった程度の変化しかないのです。日本の教科書は呆れるほどスカスカで中身がありません。そんなものを猿どもは聖書のように崇め奉っているのです。だから彼らの頭の中も呆れるほどスカスカで中身がありません。当然です。自分の頭で考えることができないのですから。彼らの知識って経典のお経のままなのです。日本人にとって学問とはお経をどう解釈するかというだけなのです。それだけが学者の仕事なんですね。余りにも馬鹿すぎる。

食材の話でしたね。例えば江戸時代初期に薩摩藩の前田利右衛門という人が琉球からサツマイモを持ち帰り、薩摩藩でも栽培に成功しました。前田利右衛門の業績は地元では高く評価されています。サツマイモのおかげで薩摩藩では飢饉の時に一人の餓死者も出さなかった。その話が徳川吉宗の耳に入って、吉宗は青木昆陽に命じて関東でもサツマイモを普及させたのです。ところが中央の歴史界からは前田利右衛門の功績は全く忘れ去られています。琉球のサツマイモも元をただせば野国總官が中国福建省から密かに苗を持ち出したのがはじまりです。野国總官は野国神社から祀られているほど地元では高く評価されているのです。ところがやはり中央からは無視されている。本当の歴史が地域にうずもれたままになっているのです。私の乏しい知見を恥ずかしげもなく披露していますが、こういった話が山のようにうずもれたままになっているのです。このようなうずもれた話を少しでも発掘して皆様方に紹介したいと考えています。

ところが猿どもときたら講談師が創作した作り話を歴史と信じ込むだけで疑うことを知らない。歴史が好きだろうと嫌いだろうと猿は所詮猿です。奴らに知識などない。
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 粗食・美食・聖食 ~ 知らなくてよい者と、知らねばならぬ者 ~
 
 夏目 漱石は、米が稲から採れることを知らなかったと伝えられる。
 当時の東京帝国大学教授にとって、無用な知識だったのか。
 森 鴎外も、陸軍軍医総監として、脚気の原因を認めなかった。
 
── 陸軍兵士は、日露戦争で総数110万人のうち22万人が脚気を
患い、約3万人が病死した。一方、海軍は「海軍糧食条例」を定め麦飯
と副食を重視して脚気の患者を激減させた。
http://takedanet.com/2010/06/post_1f69.html
 武田流 健康法(8)森鴎外と夏目漱石
 
── 君がどんなものを食べているか言ってみたまえ。君がどんな人で
あるかを言いあててみせよう(略)新しい御馳走の発見は人類の幸福に
とって天体の発見以上のものである。《Impressions gastronomiques》
http://d.hatena.ne.jp/adlib/20050202 食味喰餐
 
── (兼高 かおるの)知らない国で生きのびる技術は、何でも食べ
ることだそうです。そのために心がけていた三原則は、つぎのとおり。
 1.見つめない。2.噛まない。3.思いださない。
http://q.hatena.ne.jp/1155289271#a586507 世界共通の作法
 
── 人はパンのみにて生くるにあらず《新約聖書「マタイ伝」第4章》
 
 1=話し方(父系の、後天的な教養レベルが分かる)
 2=食べ方(母系の、先天的な機能レベルが分かる)
 3=寝がお(先祖の、人類学上の発達段階が分かる)
http://q.hatena.ne.jp/1086706531#a104384 作法九条
 
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それは単に質問者さんの知る人達がそういう


知識を持っているという事に過ぎません。
コーヒーやチョコレートの前にコンブの知識
と歴史を学ぶ人もいるのです。たとえば
六波羅蜜寺を検索してコンブと茶の歴史効果
を学ぶとかすれば天皇の歴史も一部認識できる。

日本人は学者を含めて猿並だとの回答が在りますが
私はそう思わない。知識在る人は多くを自慢げに
話さないので回りが知らないだけでしょうね~
私が思うに元寇の理由はコンブを求めてと考えます。
その理由は省略しますがそれ程に
歴史と食材に大きな関係が在るのは当然です。

芋奉行として昔から日本全国で有名な伝承も在る
のですから食材が歴史好きに無縁という事は無い。
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