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ワーファリンを服用していると納豆は食べてはいけないと良く言いますが、なぜ納豆だけを強調するのでしょうか?ビタミンkがこの作用を弱めると言いますが、納豆以外にも色々あると思うのですが、どうして納豆だけをとくに強調するのでしょう?

あと、逆に納豆キナーゼは血栓を溶かす作用があると聞きますが、その影響についてはどうなのでしょうか?どなたか分かりやすく教えてください。

A 回答 (4件)

参考URLの「ワーファリンと納豆」をご覧ください。

疑問がすべて解けます。

他に、緑色の強い野菜や海藻類 ほうれん草・小松菜・春菊・三つ葉・パセリ・にら・芽キャベツ・ブロッコリー・サニーレタス・クレソンは一度に大量に食べないようにとのことです。
(http://web.hosp.kanazawa-u.ac.jp/snp/ntm/10-55wa …より抜粋)

参考URL:http://www.people.or.jp/~otakisuta/warfarin.htm
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この回答へのお礼

早速の回答ありがとうございました。やはり納豆がだめという理由は、ビタミンKのためみたいですね。

参考のページの内容から考えると、納豆キナーゼの働きは総合的にみて、微々たるものと言う事になるのでしょうか?つまり納豆にふくまれるビタミンKの働きのほうが圧倒的に強いと言う事でしょうか?だとしたら、納豆は血栓症にいいとは言えないのでは?
それとも、凝血作用と、血栓を溶かす作用とを比べる事が間違ってるのでしょうか?凝血させないことと血栓を溶かす事は全く別の事になるのでしょうか?
またまた質問になりましたが、よろしくおねがいします。

お礼日時:2001/05/07 12:05

ワーファリンという薬を飲んでいない人には、『納豆は血栓症にいい』といえますが、ワーファリンを飲んでいる人には、良くないということだと思います。

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以下の参考URLサイトは参考になりますでしょうか?


「納豆」
これを見ると「血液凝固因子」も単純ではないようです?
その13因子の寄与度がどうかとの問題でしょうが・・・?
「ビタミンK」が一番関与しているかどうか、データは探せばあるのでしょうが?

さらに
http://www.net-ibaraki.ne.jp/uchihara/02/nosan-2 …
(納豆の効能)
これによると「納豆キナーゼ」は「ウロキナーゼ」よりも活性が高く、持続性もあるようです。
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2001/nto20 …
(弘大でにおいの少ない納豆菌発見)
http://www.health.co.jp/NEWS/features/nf904.htm
(納豆)

ご参考まで。

参考URL:http://naoru.com/nattou.htm
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この回答へのお礼

ありがとうございました。なかなか単純には理解できないようです。参考ページもみて勉強します。

お礼日時:2001/05/09 00:18

他の回答でも指摘されているように、納豆菌の産生するビタミンKは、ワーファリンの活性を低下させます。

納豆が特に強調されるのは、ビタミンKの産生量が多いからです。他にも、緑色の野菜にも含まれていますが、普通ワーファリン治療を行っている患者さんには、納豆と野菜の中でも含有量の多いブロッコリーは食べないように指導しますが、他の野菜については、大量に摂取しなければ特に問題はありません。
そもそも、肝臓で作られる凝固因子のうち、4種類はビタミンKがないと、産生されません。つまり、血液の凝固にビタミンKはなくてはならぬもので、新生児メレナとよばれる下血も、閉塞性黄疸の時の、出血傾向も全てこのビタミンKの不足によるものです。ワーファリンはこのビタミンKに拮抗することにより、抗凝固作用を発揮します。すなわち、ワーファリンとビタミンKはお互いに拮抗作用を持っています。したがって、ワーファリン投与時は、ビタミンKを多く含む食べ物は制限しなければなりません。
ワーファリンの効果は、服用をやめて数日でなくなりますが、例えばこれを服用中に脳出血などを起こすと、致命的になる危険性が高くなります。このような場合は、ビタミンKを静脈内に投与して、ワーファリンの効果を短時間で失活させる治療を行います。

ビタミンKが不足すると、ビタミンK依存性の凝固因子の産生が低下して、出血傾向が出現します。それでは、ビタミンKを多くとりすぎると、血液が固まりやすくなるかというと、凝固因子はビタミンKだけでできるわけではありませんから、そのようにはなりません。まとめると、ワーファリンを服用している患者は、もともと血栓症などの血液が固まりやすい素因を持っていますから、ビタミンKを摂取してワーファリンの効果が減じると血栓症を起こしやすくなりますが、もともとそのような素因を持っていない人が、納豆やブロッコリーなどのビタミンKを含む食物をたくさん食べたとしても、血栓症を起こしやすくなるということはありません。むしろ納豆キナーゼの働きにより、血栓が出来にくくなるというわけです。
最後に蛇足ですが、納豆に含まれるビタミンKは納豆菌が産生するもので、納豆自体に含まれているわけではありません。ですから、加熱すればワーファリン服用中の方でも納豆を食べられます。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。単純に納豆キナーゼの働きと比べてたのですが、そう簡単なことではなかったようですね。でも、疑問に思っていた事がわかってとてもすっきりしました。わかりやすい説明をしていただき、ありがとうございました。

お礼日時:2001/05/09 00:26

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