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「ダイエット」を「食事制限」とか「食事療法」とかいう意味で使ってね!
少なくとも「運動(エクササイズ)」という意味はありませんからね。

「ジョギングの方がウォーキングよりもダイエットには効果的です」
「ジョギングの方がウォーキングよりも食事制限には効果的です」
変ですよね?

「脚を左右にスライドさせるダイエット器具がありますか?」
「脚を左右にスライドさせる食事療法器具がありますか?」
「変ですね。

「ダイエットのためにジムに行きたいです」
「食事制限のためにジムに行きたいです」
変ですね。

中学生も、高校生も、大学生も、一般の人も、質問者さんも回答者さんも、草の根で「ダイエット」という言葉を正しく使っていきましょう!!


で、質問ですが、
いつから日本では「ダイエット」という意味を間違って使うようになったんでしょうか?

A 回答 (7件)

まず質問の回答。



http://d.hatena.ne.jp/pitapita0913/20101121/1290 …
のようなサイトがありました。1970年代にマクドナルドが日本に進出して、食の欧米化が本格化し始めるとともに日本人の体格がよくなり、中には残念な体型になる人たちも増えてきました。
欧米からは食文化とともにウェイトコントロールのアイデアも紹介されるようになりました。

さてアイデアを導入するときは、あまり聞きなれない語の方が新鮮な響きがあります。ジョギング、エアロビクス、エステティック(本当はAestheticだからエスセティックと発音すべきなんだが)。初めて聞いた日本人は、一体そりゃ何だ?となる。命名法の妙というやつで、想像がつかないから一度話しを聞いてみようという気持ちが出てくる。

紹介する側は本の翻訳者であったり、エステ業界関係者であったりして、一儲けしようとしている連中ばかり。だから注目されそうなネーミングが重要なわけなんです。

ところが肝心の痩身・減量に対していいネーミングがない。ボクが使うのはウェイトコントロールという語ですが、これはあまりにも「そのもの」の語で、だったら痩身・減量で十分。でもそれじゃ命名法の妙がない。キャッチーな言葉じゃないということですね。他にスリムアップとかトリミングなんて語もあったけど消えていきました。

そこで英語を理解できない日本人に「ダイエットしましょう!!」とやみくもに言い始めたのです。
ダイエットは食事制限という意味ですよと説明してしまっては身も蓋もない。「何だ。単に食わなきゃ痩せるって話か。そんなの当たり前だろ。下らない」と見向きもしてくれない。だからそこは言わないことにした。ダイエットという言葉の響きから何となく想像してくださいな、という戦略です。

そして「あ、"ダイエット"すると、我慢しなくても楽に痩せられるかも」と思わせることに成功したんです。エステ業界、健康産業はウハウハですな。

その結果どうなったか?

「食べ物を減らすことはできないんです。運動も苦手、だけど効率よく○週間で×kg痩せる方法を教えてください(><)」なんて質問がこういうQ&Aサイトに山のように飛んでくる。

それが結果です。長くなりましたが、質問に対する回答としては70年代後半から80年代にはすでにそういう誤解が生じていたと思料します。

さて、基本的にはボクも質問者様と同じ考え方ですね。上記のような幻想・誤解・誘惑をなくすために言葉はオリジナルの通り、正しく使うべきなんです。もちろん言葉は時代に合わせて意味が変遷していくことは知っています。でも教育を通じて正しく修正していくことも同時に必要ですね。

自身はウェイトコントロールとか減量・痩身という語を最近では使うようにこころがけています。

ウェイトコントロール(Weight Control)とは消費カロリー(calory consumption)と摂取カロリー(calory intake)をコントロールすることで、消費カロリーは運動(exercise)をすることで増やし、摂取カロリーは食事制限(diet)をすることで減らす。

この言葉の関係をしっかり押さえている人からは、上記のようなばかげた質問は出てきません。デブになりたくなりならもっと動け、食い過ぎた、ってことがよく分かる。

ところが今でも「○○ダイエット」なる魔法の方法があって、それさえすればTVタレントのようにきれいになれると信じている蒙昧な人たちが大勢いる。それでいいんですか?みなさん!!!

ということでダラダラと長く回答してきましたが、こういう誤解をなくしていくためにも、せめてここのカテの回答くらいは、きちんとした言葉の使い方を徹底してはどうかなと思うんですよね。

この回答への補足

素晴らしい回答に対してお礼が少ないので補足させていただきます。
金儲け主義的な背景も含め非常に参考になりました。
あらためてありがとうございました。

補足日時:2012/01/22 00:09
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この回答へのお礼

>せめてここのカテの回答くらいは、きちんとした言葉の使い方を徹底してはどうかなと思うんですよね。

質問の意図を正確に理解していただき適切な回答をしていただきホッとしています。

私は色々な国の人と会話する機会が多いのですが、少なくとも私の経験からではダイエットを話題にした会話において間違った使い方をしているのは日本人だけです。

大変ありがとうございました。

お礼日時:2012/01/21 23:27

 質問者の言うとおりです。

日本人はダイエットの本来の意味を間違って使っています。世界から見れば、そんな日本人は恥知らずだと私は思うんです。あのNHKや朝日新聞でも平気で間違って使っています。本来の意味を知らないから、減量する/痩せるためには運動するのがいちばん効果があると誤解するバカな人が多数出てくるんです。
 ダイエットは本来は食べ物や食べることを意味し、この言葉が生まれてきた頃(ギリシャ時代のことです)、社会生活を営んでいたときに収穫したものをみんなで分ち合う「分け前(=食べ物)」のことを言っていたんです。ダイエットは運動や痩せることとはまったく関係ありません。ダイエットについて欧米人と話をすると、まったく意味が通じないでしょうね。嘲笑ものですよ。
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この回答へのお礼

>ダイエットについて欧米人と話をすると、まったく意味が通じないでしょうね。嘲笑ものですよ。

まさに、そうですね。
間違った使い方を訂正してくれる親切な欧米人(欧米人に限らず)なら良いのですが、だいたいは「アホな日本人」ということで、そう思われたらその先のレベルには進めないのですね。
アメリカなどに住んでいらっしゃる日本人もそのあたりのことはよく指摘されていますね。

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2012/01/21 23:34

言葉の意味は変わっていくんだよ。



料簡が狭すぎる。

コイツの回答もろくでもないのが
多いけど質問も糞だな。
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この回答へのお礼

糞?

アンチなんでしょうね、あなたの生き方そのものが。
自分が高い山の頂上からすべてを見下しているつもりでも、すべての人から見下されていることに気付いていない。糞というのはそういうもんでしょうね。

お礼日時:2012/01/22 07:54

>いつから日本では「ダイエット」という意味を間違って使うようになったんでしょうか?



少なくとも僕が小学生の頃、25年ほど前ですが、今と全く同じように痩せるという意味で使われていました。質問者さんと同じように昔からそういう話をよく聞きましたが、冗長だなあという印象しか・・・。

外来語だけでなく、日本語でさえ言葉の意味は時代によって変わります。多くの人がその意味で使っていればそれが定着し、それに合わせて辞書が編纂され直す、というのを繰り返しています。
もともとの意味が違うのを知っていても、現在どのような意味で使われているかで言葉を使い分けているという人が多いですよ。

そもそも英語で言う「diet」でさえ、もともと食餌療法という意味じゃないです。「食餌療法」という意味に定着してからも、非日常的な食事療法を指していて日本人のように間食を控えるとかカロリーを制限する程度のことをダイエットというのは必ずしも適切ではありません。少なくとも「DHCプロテインダイエット」みたいな非日常的な方法がdietです。だから「ダイエットは一生続けるもの」なんて言い方も変な印象を与えますね。

時代や話す人に合わせて、どのような意味で使われているのか読み取らなければならない、少なくとも僕は国語の時間にそう習いました。

ダイエットを食事療法という意味で使い続けようという場合、それ以外の言葉も同じように本来の意味で駆使しないと主張に一貫性がなくなります。
スーツと言うのは服全般を指す言葉ですが、日本人はテーラードジャケットとスラックスを組み合わせたフォーマルな衣装のことを指します。「jacket」はジャージでもなんでも上着全般を指しますが、日本人はジャケットと言えばテーラードのことだと思っています。パンツは下着です。

それらの言葉を、正しく本来の意味で使い分けていらっしゃいますか?
世の中でどう使われているか次第で使い分けているのが大半で、それが適切でしょう。
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この回答へのお礼

言葉はその国に入ってきて定着しだすと元々の言葉とは使われをすることは確かに多いと思います。それは、日本に入ってきた言葉ばかりではなく諸外国に取り入れられた日本語も同様と思います。日本語自体の変化も時代とともにあるでしょう。
しかしながら、そういう言語学のようなことを私は質問の意図としている訳じゃないです。

>時代や話す人に合わせて、どのような意味で使われているのか読み取らなければならない

確かにその通りだと思います。読みとる場合はそれでいいですが、自分が話す場合には正しく言う必要があると思います。特に外国人との会話においては最大限の注意が必要と思います。

>それらの言葉を、正しく本来の意味で使い分けていらっしゃいますか?

私はパンツを下着の意味でもズボンの意味でも使い分けておりますが、「ダイエット」という言葉を少なくとも「運動で痩せる」意味ではどんな場面でも使っておりません。

私の質問は、中高生などこれから海外で活躍するような若い世代に正しく使って欲しいというのが質問の趣旨です。日本ならともかく海外だとズバリ馬鹿にされますからね。

補足的なお礼になりましたが、ご回答ありがとうございました。参考になりました。

お礼日時:2012/01/22 07:52

誰しもダイエットは食事制限、食事療法と言う事は知ってると考えます、食事のみでなく合わせて運動を行う事で健康的に痩せられるので多くの人は勧めてるのです、杓子定規に考える事はないと思いますよ。

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この回答へのお礼

>誰しもダイエットは食事制限、食事療法と言う事は知ってると考えます

誰しもではなく多くの人が(少なくともこのカテの中では多くの人が)間違った感覚を持っていると思います。

お礼日時:2012/01/22 07:48

外来語なんてそんなものでしょう。



いつから間違った使い方をし始めたのかは分かりませんが、もう『ダイエット』は英語のDietとは違う、日本独特の言葉として浸透している気がします。

『リストラ』だってそうでしょう。本当は『再構築』という意味ですが、
俺、昨日リストラされたんです。
俺、昨日再構築されたんです。
って意味わからないですよね?これと一緒。ダイエットに限ったことではなく、どうしようもないと思います。
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この回答へのお礼

>ダイエットに限ったことではなく、どうしようもないと思います。

どうしようもないとあきらめずにお願いしたいです。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2012/01/22 07:46

 単語はは相手の言っている文脈で理解するしかないですし、それが多数派なら、最低でも意思疎通に困らないようにしませんと。



 農林水産省サイトでも、運動含めた意味でダイエットと言ってますし。

 ダイエットだけではないですよ。放射能もエコロジー(等のエコ**全て)も、もう原義を云々してもしかたないですし。

 ただ、英語などをしゃべるときは要注意ですが。

>「ダイエット」を「食事制限」とか「食事療法」とかいう意味で使ってね!

 元々と言うことなら、dietに与えられた訳語は「規定食」でしたよ。議会じゃないほうですけど。
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この回答へのお礼

農水省でもそうですか?諸外国との交渉で不利な立場になる原因になる可能性がありますね。
まあ、このカテの問題として質問した訳ですが、そんな国の機関でもそうなら草の根では無力でしょうかね?

お礼日時:2012/01/22 07:43

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