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お世話になります。

青色申告用ソフトを使って記帳をしています。
小売業ですが売上金の扱いについては、必ず銀行振り込みをしていただいているので、預金出納帳の記帳でほぼ事足ります。
その中で、売上の返金、購入した事務用品の返品に伴う記帳について疑問を持ちましたので質問いたします。

1 当方が販売した商品について、何回か、返品による返金が発生しました。
その場合は預金出納帳の勘定科目を「売上高」にして
借方金額に返金額、返金に伴う振込手数料を記帳しています。
これで正しいのでしょうか?
年間の損益計算書の借方に返金した金額(および振込手数料)が入りましたが、これで正しいのでしょうか?

2 当方の経費で、事務用品として置き時計を買いました。
しかし故障品だったので返品しました。(交換ではない)
店頭で現金購入、返品、全額返金というやり取りでしたら、
「面倒なので、取引そのものをなかったことにして、記帳も省略しよう」
ということもできましょう。(実際にはそうしちゃイカンのでしょうが)

しかし代金支払いを、事業として使っている銀行口座からの振込で行い、返金時は”組戻し”で返金に対応してもらいましたので、カネの動きがばっちりと銀行通帳に残っています。
「記帳が面倒だし、全額返ってきたのだから、時計を買った取引そのものを”なかったことにしよう”」
というわけにはいきません。
組戻しによる手数料は当方負担ですので、もしも時計の購入、返金を記帳しなかったら、組戻し手数料の出費が理由不明になってしまいます。帳簿に記帳しないわけにはいきません。

この場合、返品時に総勘定元帳で勘定科目は事務用品費、借方金額に時計の代金を記帳しました。
年間の損益計算書には経費の事務用品費に貸方に時計の代金が載っています。が、ほかの貸方欄が全く空白なので、何か気持ち悪いです。はたしてこれが正しい記帳なのでしょうか?


複式簿記に慣れていないので、よくわかりません。
詳しい方、よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

売上代金を銀行振り込みにするのはいいのですが、振り込まれた日に必ず売上がたつとは限らないので



■代金先払いであれば

・代金を受け取ったとき

普通預金 50,000  前受金 50,000

・納品したとき

前受金 50,000  売上 50,000

■代金後払いであれば

・納品したとき 

売掛金 50,000 売上 50,000

・代金を受け取ったとき

普通預金 50,000 売掛金 50,000

のような記帳が必要です。

■店頭で現金で売り上げたときは

現金 50,000  売上 50,000

でいいわけです。


■一部返品をうけたとき

売上 5,000 売掛金 5,000

売掛金 5,000 普通預金 5,000

などの記帳が必要です。


それは置いておくとしても(青色申告であればおいておくわけにはいかないかもしれませんが)

>その場合は預金出納帳の勘定科目を「売上高」にして
借方金額に返金額、返金に伴う振込手数料を記帳しています

これでは逆です。貸方に返金額、借方に売上代金がこなくては、商品を売った方が代金をもらわないで支払うことになってしまいます。

ただ、簿記でいう預金出納帳と銀行預金通帳は貸借が逆になっていることが多いので注意は必要です。



>年間の損益計算書には経費の事務用品費に貸方に時計の代金が載っています。が、ほかの貸方欄が全く空白なので、何か気持ち悪いです。はたしてこれが正しい記帳なのでしょうか

・買ったとき

事務用品費 10,000  普通預金 10,000

・返品したとき

普通預金 10,000  事務用品費 10,000
支払手数料 735

貴方の話をもとにすると上のようになるのですが、貸借の取引が相殺され、残高には事務用品費は残っていてはおかいいことにになります。 取引の記録は残ります。

しかし、これも現金でその場で買った場合など以外は

購入時
・事務用品費 10,000 未払金 10,000

支払時
・未払金 10,000 普通預金 10,000

返品時
・未収金 10,000 事務用品費 10,000

返金時
・普通預金 10,000 未収金 10,000


など(一例)の記帳が本来は必要です。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2012/02/20 22:59

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