性格悪い人が優勝

いわゆる「大和撫子」など、日本の伝統的な淑女のありかたを描いた本を探しています。

山本周五郎「日本婦道記」
福沢諭吉「女大学」

ひとまず、こんな本を見つけましたが、他にも探したいと思います。

ご存じの方、ご紹介ください。

A 回答 (4件)

いわゆる「大和撫子」など、日本の伝統的な淑女のありかたを描いた本としては、貝原益軒の『女大学』と、『和俗童子訓』の「巻5 教女子法」が適切ではないかと思います。

両書とも短く、Web上でも公開されていますので、簡単に確認できます。
なお、福沢諭吉の『新女大学』は、益軒の『女大学』を否定しています。

『女大学』原文
http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/754896/3
「大和撫子」のルーツを発見? 「女大学」全文公開(現代語訳)
http://www.tanken.com/onnadaigaku.html
『和俗童子訓』原文
http://www.nakamura-u.ac.jp/~library/lib_data/c0 …
『和俗童子訓』(現代語訳)
http://ixzpapa.com/modules/xpwiki/456.html
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
とても参考になりました。

お礼日時:2012/10/12 10:40

 失礼かとは存じますが、質問者様は男尊女卑を是とするお立場でしょうか。

それならばこうした問題は無意味な設問に属する性質の問題といわざるを得ません。
 確かに貝原益軒の『和俗童子訓』には「女人三従」の一項を立ててはいますが、それは儒教に裏付けられた古くさい女性観を提示しているにすぎません。
 現在ではもはや古典となった感のある中根千枝氏の『タテ社会の人間関係』と女性史総合研究会編『日本女性史 全5巻』(東京大学出版会)、近刊では女性史総合研究会編『日本女性史』(吉川弘文館)総合女性史研究会編『時代を生きた女たち 新・日本女性通史』(朝日選書)などの論稿をお読みになることを強くお勧めします。
 「大和撫子」などとはそれこそ「イエ至上主義」の象徴ともいえる存在で、歴史のあだ花とでも呼びうる部分です。一見「これが正しい見本」などと考えられたのでは、その範疇に含まれない普通の暮らしを営んでいた女性達は女性ではない、との暴論にもつながりかねませんので、女性を取り巻く社会環境や社会の中で女性が占めていた立場の歴史からの検証などの視座を持つことが大切です。
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この回答へのお礼

男尊女卑という発想はありませんでした。
ちょっとびっくりしましたが、ありがとうございます。

お礼日時:2012/10/12 10:42

 女性を清楚ななでしこの花にたとえるのは万葉集にも見られますが、しとやかで従順な女性像と結びつけられたのは明治以降ではないかと思われます。



 江戸時代、女性が働かないで養われていたのは主に上級武士か富裕な商家で、普通は重要な労働力でした。また、家庭内でも発言力があったと思われます。

 むしろ明治期の方が伝統的女性像と近代的女性像の衝突がよく分かるのではないでしょうか。漱石の三四郎など。

 明治初期の女性の手記として教務深いのは、富岡製糸場で働いた和田英の日記でしょう。WEBで読むことができます。http://cruel.org/alc/alc200609.html

 森まゆみさんの明治を題材にした著作はどれも面白く、資料を博捜した跡がうかがえる力作ですが、ひとつということなら『明治快女伝』が必見でしょう。
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この回答へのお礼

『明治快女伝』、おもしろそうですね。
ありがとうございました。

お礼日時:2012/10/12 10:41

たしか新渡戸稲造の「武士道」のなかに参考なる記述がたしかありました。

量としては少ないのですが、まあ読んでみてください。
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この回答へのお礼

参考になりました。
ありがとうございます。

お礼日時:2012/09/27 11:52

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