プロが教えるわが家の防犯対策術!

銘柄が市場からとても注目され機関も入っているものとして

(1)物凄く良い決算が予想され、決算日まで株価が上昇基調である場合
(2)物凄く悪い決算が予想され、決算日まで株価が上昇基調である場合


(1)は決算発表または上方修正により株価急騰
(2)は決算発表または下方修正により株価急落
する可能性が高いとみて良いでしょうか?

A 回答 (4件)

決算発表前はもちろん外部要因(欧州財政危機や中国景気減速など)も


ありますが、個別の企業業績でも株は動くと思います。

基本は、

業績のいい会社は決算発表に合わせて徐々株価が上がっていき、決算
発表と同時に『やっぱりよかったね』という感じで株は下がります。それま
で上がっていた分、大きく下落することもあります。これを好材料出尽くし
と言います。

業績の悪い会社は決算前に業績が悪いのを見越して早めに売られるの
で、決算が悪くても『想定内』という感じで買い戻されて株は上がることが
多いです。これを悪材料出尽くしと言います。

つまり、

業績のいい会社…決算発表前に上がり、発表と同時に下落。
業績の悪い会社…決算発表前に下がり、発表と同時に上昇。
の組み合わせが一般的です。

これが『予想で買われて結果で売られる』という株の格言の意味です。

数年前、任天堂がWiiやDSがすごく売れて過去最高益を決算発表で出し
ました(つまり業績は最高潮)。当時任天堂の株は半年で35.000円が
70.000円以上と2倍に上がっていたので、決算発表翌日スットプ安の
5.000円下げたこともあります。※任天堂は単元100株なので、350万円
が半年で700万円まで上がり、過去最高益の決算発表で1日で50万円
下がったという恐い話です。


ただ時として、予想してた以上に決算がいい悪いというパターンもあり、
この場合は、業績のいい会社はさらに上がるし、悪い会社はさらに下が
ります。

>(2)物凄く悪い決算が予想され、決算日まで株価が上昇基調である
場合

このパターンはほぼないかもです。
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この回答へのお礼

ご回答頂きありがとうございます。
とても丁寧にご回答頂いて非常に参考になっています。

ご回答の前半部分がいわゆる材料織り込み済みというものですね。
基本は織り込まれているもので投資家が発表内容をどう判断するかで株価が上下するということですね。

>ただ時として、予想してた以上に決算がいい悪いというパターンもあり、
この場合は、業績のいい会社はさらに上がるし、悪い会社はさらに下が
ります。

結局は決算内容が投資家の予想を超えた分だけ株価もそれに応じた動きを見せるというところでしょうか。

当時は株取引はしていなかったのですが、決算について調べてる中で任天堂の件は存じておりました。
投資家の期待が高すぎて好決算でも株価が急落してしまったのでしょう。
ホルダーにとってはとても苦い経験になったと思います。

>>このパターンはほぼないかもです。

今だとKLab(3656)などが上げられます。
3Q発表時点で4Q予想がとても悪いと見込まれ株価は低迷したものの、4Q発表前だというのに連日の材料上げで株価が急騰しています。

>決算発表を見るときに、実績よりも見通しのほうがウエイトが高いです。

このご意見を見ると、KLabの場合来期が非常に期待出来、また来期への投資による急減収と言われる4Qは織り込み済みで発表当日は最悪の決算でも急落ということはないというところでしょうか。最悪決算で落ちてきたところを拾いたいところですが、予想ウエイトと仰いますと、逆に上がる可能性が高く感じます。

予想していた銘柄の決算発表日はとても楽しみですね。
私はまだまだ詰めが甘く予想的中率は低いですが、視野外の要因で違った決算内容だったとしても、そこから得られるものは多いです。
ホールドしていない銘柄に限定していえば、むしろ今は外れてくれた方が経験値が高くなるのではと思っています。

お礼日時:2012/10/06 13:30

材料織り込み済みと悪材料出尽くしは、多くの場合、結果を見てから言われています。


(1)の場合は決算発表で株価が下がっても、じりじりと上がるはずです。
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この回答へのお礼

ご回答頂きありがとうございます。
言われてみれば結果発表があったあとに聞く言葉ですよね。
例えば先の関西電力の決算発表では最悪の決算であったにも関わらず、寄りで一旦急落したあと株価は急騰しましたね。
詰まるところ結果論になるわけですが、やはり機関の方でも未来のことをドンビシャで的中させるのは至難の業といったところでしょうか。

お礼日時:2012/10/06 23:34

No2です。

追加。

決算発表を見るときに、実績よりも見通しのほうがウエイトが高いです。

10月末から11月中旬にかけて、主力企業が中間決算を発表します。
4月~9月の上半期実績+10~13/3月の下半期予想が決算の内容です。

企業が下半期の予想をどう見ているかは重要です。輸出関連の場合は
為替前提といってドルとユーロの予想をしますし、尖閣湾諸島問題に絡む、
今後の中国の動向(不買運動や、工場の稼働など)の判断。

上半期の実績にはほぼ中国の動向は関係なく、下半期にその影響がどう
出ると読んでいるかは、注目度が高いと思います。

そんなことを頭に入れて決算発表を迎えると、株はすごく楽しいです。決算
発表の時期は、いつも以上に株に動きがでますので。

この回答への補足

No.2です。

補足日時:2012/10/06 14:02
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この回答へのお礼

No.1のお礼とまとめております。

お礼日時:2012/10/06 14:02

株は噂で買ってニュースで売れとの格言があります。

上がっているなら売ってしまうのも。
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この回答へのお礼

ご回答頂きありがとうございます。

確かに噂で買ってる節はあるのですが、慎重に株価を見極めてる感もあります。
simotaniさんの理論でいきますと、決算発表日は急落というところでしょうか・・・?
そうなると怖いので中々決算勝負は出来ないですね。

お礼日時:2012/10/06 13:29

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