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 カラーコード「茶黒金金」の抵抗器の抵抗値をデジタルテスターにて測定をし、理論値である1.0Ω±0.5%以内になるはずなのですが測定値では1.20Ωと出てきてしまい誤差率が20%になっていました。
ほかの抵抗器で行うと誤差率以内に入っているのですがこの「茶黒金金」だけ変です。

 原因がわかる人がいましたらよろしくお願いします。

A 回答 (7件)

 理由はいくつか考えられます。



(1)テスターの内部抵抗の影響
 テスターといえども、測定対象に全く影響を与えずに測定できる訳ではありません。抵抗を測定するときには、テスター内部の電源から供給した電流値(もしくはそれによって測定回路に発生する電圧値)を読み取っていると思います。このとき、テスター内部にも過電流保護抵抗などを含む測定のための回路、レンジ切替えスイッチ、テスト棒、測定対象の表面よごれによる接触抵抗などの様々な抵抗が加算されます。
 測定対象が「1オーム」という低い抵抗値の場合、これが結構影響します。少なくとも、テスター自身に既に0.5%以上の測定誤差が含まれていると思います。(ご質問文のように、テスターの表示器が小数点以下2桁なら、そもそも1オームに対して1%の精度でしか読み取れないし・・・)
 抵抗器が100オームやキロオームのオーダーだと、相対的にこれらのテスター内部回路の影響は小さくなります。「ほかの抵抗器で行うと誤差率以内に入っている」とありますが、それは抵抗値の大きい抵抗器ではありませんか?

(注)お使いのテスターはデジタル式とのことですが、アナログ式を使う場合には、No.5さんのように測定する抵抗レンジごとに測定テスト棒を短絡させて「ゼロオーム」の補正をする必要があります。抵抗の測定に対する内部回路の影響とは、その程度微妙なものです。

(2)抵抗素子の製作誤差
 「1.0Ω±0.5%」というのは理論値ではなく、製品の仕様値ではありませんか? 通常であれば、公称誤差0.5%が標準偏差(1シグマ)の場合には「製品の68%がこの範囲内」ということです。2シグマ(標準偏差の2倍)の場合でも、「製品の95%がこの範囲内」ということに過ぎません。
 従って、ある一定の確率で公称誤差の範囲外となることは十分あり得ます。
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ちょっと待てよ?0.5%級の抵抗器ではカラーコードは5本あるはずですが?4本と言うことであれば最後の金色は5%を示すはずですよね?まぁ、どちらにせよ20%は異常ですから、その抵抗器は不良品として扱われるべきものですね。

ただし、この例のような低い抵抗値の素子では、素子の端子(足)の部分の状態次第ではその程度の差は出てしまうことがありますし、同様にテストリードの方の状況も起こりえます。低い抵抗を測るという事は大きな電流(まぁ、計測においてはと言う意味です)を流すことになりますので、プローブのちょっとした酸化皮膜や部品の足のちょっとした皮膜でもこの程度の誤差は出てくるでしょう。
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こんにちは。



原因として考えられるのは

1、デジタルマルチメーター(テスター)のテスト棒をショートさせても0Ωにならず、0.2Ω程度を表示する

2、テスト棒或いはマルチメーターのレンジスイッチ接点が汚れてることで微妙な接触抵抗を生じさせてる

3、1Ω抵抗器のリード線が汚れることで接触抵抗が生じてる

4、1Ω抵抗器が不良品
である

アナログ式テスターを長年使い慣れた私などは、抵抗値測定前の0Ω確認が習慣になってますが、テスト棒をショートさせて0.00Ωになるか確認してください。
リード棒汚れや抵抗値測定レンジのロータリースイッチ接点などの接触抵抗が僅かでもあると0.2Ω程度の抵抗値が加算されることは日常的にありますし、被測定物である抵抗器のリード線汚れによる接触抵抗も無視出来ません。

なお、許容誤差の5%(金色)は理論値ではなく抵抗器の許容値であって、許容値を外れた不良品が混じってることもあり得ますから、正しく校正された業務用抵抗測定器で測ってみる必要もあります。
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他の抵抗値が正常で、この抵抗だけ範囲外でしたら、普通に考えて、その抵抗が不良だと言う事だと思います。



手持ちのテスター(デジタル)で低抵抗を測定する場合は、短絡時の抵抗値を確認すると良いですよ、例えば短絡時0.3オームとなったら、抵抗を測定した際にはその値分(例では0.3オーム)を指示値に加算すれば補正が出来るはずです。
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素人な私ですが・・・



私の持っているデジタルテスターだと何も無くても多少の抵抗が出ます。
テスターのリード線などの抵抗や接触抵抗が出るのだと思います・・・・

まず何も無しで(コードだけで)どれだけ抵抗が出るか?確かめた方が・・・

私は車の整備士ですが
デンゲンのテスターで確認した所、何も無しで0.4Ωほどありました。
このテスターで1Ωの抵抗を測ると1.4Ωぐらいになると思いますが・・・・
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1Ωぐらいの抵抗になると、テスターとテスターリードの接触抵抗、テスターリードの抵抗、テスターリードと抵抗の接触抵抗などの影響で0.1Ωオーダーの誤差が出る事は覚悟しなければなりません。



数Ωより小さい値の抵抗値を正確にはかろうとすると4端子法による測定を行う必要が有ります。
http://hioki.jp/tech/tc_ele06.html
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測定値の1.20Ωは間違いでしょう。


1.0Ω±0.5%の抵抗器の抵抗値をデジタルテスターにて測定する場合は、低抵抗測定手法が必要になります。
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