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母の事です。

2001年

事故により、大腿骨頚部骨折の為、スクリュー固定手術を受けました。 
5ヶ月間のリハビリを経て、自転車に乗ったり、短時間であれば、杖無しで歩く事もできる様になりました。
血流が悪かったらしく入院も長くかかり、退院時は50%の治癒率でした。

2008年まで

  定期的に外来診察を受け、レントゲンを撮って様子を見ていました。

1012年4月

痛みが酷くなってきたので、再度レントゲンを撮ってみると、最後に撮った2008年の時には見られなかった、骨頭壊死が進んだ状態(ギザギザ状態)が見られました。

2013年2月

人工骨頭置換の手術を行いかけましたが、切り開く途中で、脂肪と筋肉との間のあたりに、しずく大の白い膿のようなものが見つかりました。

主治医と執刀医は「炎症、癒着、ひきつりなども見られない。それが何なのか、また、どうしてそこにあるのかがわからない。よって、手術を続けるより、一度閉じて感染の検査を行ってから再検討した方が良い。」と判断され、手術を中止しました。

その時に3箇所から採取して細菌の検査を行いました。1週間の増菌培養後、そのうちの1つ(2001年の最初の手術のスクリュー付近の関節包の辺り)から、Staphylococcus species が検出されました。

執刀医と主治医の意見が同じ部分:

細菌検査は100%では無い。実際に菌がいても、100%で見つかるわけではない。また、実際に体内に菌を持っていなくても、どこか他のところ(採取時、検査時の誰かの皮膚など)からまぎれた菌が、結果に出る場合もある。しかし、感染の結果が出ている以上、人口骨の手術はリスクが高いので、行わない方が良い。(感染症から足の切断に至る事もある。)

執刀医と主治医の意見が違う部分:

執刀医:クラビット錠250mgを3ヶ月飲む。股関節の痛みに対しては、痛み止めを飲んで、行動の制限を無くす。(痛みが無くなった事で、歩いたり、好きな事が好きなだけできるようになる。)

主治医:クラビット錠250mgは1ヶ月程度にしておく。痛み止めは、何か特別に必要な時以外はなるべく飲まないですませる。

現在は主治医に外来診察で見て頂いています。クラビットをは1ヶ月間服用で止めました。痛み止めは飲まずに、痛みを我慢しています。


ここで質問があります。

1.手術前の血液検査では感染は現れていませんでした。中に見つかった膿の為にそこらへんを採取して培養した結果、菌が見つかったわけですから、除菌の薬を服用した後の今、菌が除去されたか否かを知る方法は、菌が活性化されて今後血液検査に現れれば別ですが、再度足を切って細胞を採取して調べるしかないのですか?

2.痛みがあれば、股関節に負担の掛からないような動きしかできませんが、痛み止めで痛みを抑える事で行動範囲を広げてしまっては、そのための摩擦などで骨董壊死の進行が早まるのではないのでしょうか?

3.菌が見つかった事実と、除菌が100%行われたか確認方法がない事を考えると、この先人口骨の手術はもう行えないのでしょうか?

4.今の病院では行われていないのですが、MISという手術方法でも、こういった場合、手術を受けるリスクは同じなのでしょうか?

5.2012年9月よりフォルティオの注射を始めました。少しでも骨密度が上がればと期待しての事ですが、骨董壊死の進行を遅らす助けになりますでしょうか?


手術後、痛みは、おしりから股関節、膝、太ももへと範囲が広がっています。手術前にはおこらなかった、股関節あたりがガクガクとなるのを感じています。痛みを我慢しながら不自由に日常生活を送っています。痛み止めで今の痛みをごまかしたとしても、骨董壊死が進んで、今後歩けなくなってしまうが恐ろしいです。人口骨に変えれば、痛み無く歩けるようになる可能性があるとの事なので、何とか手術を受けられればと思いますが、感染症も恐ろしいです。


何か良い方法などご存知の方、どうぞご回答宜しくお願い致します。

A 回答 (1件)

順にお答えします。



1.穿刺して培養に出す、レントゲンやCT、MRI、ガリウムシンチなどの画像検査である程度は推測することは可能だと思います。しかし、最も信頼できるのは、切開して局所を見て培養を出すといったことです。

2. 患者さんがおそらく高齢であると仮定してお答えします。実際に完全に安静にするのは困難かと思います。高齢者でまったく動かなければ、すぐに動けなくなっていまいます。廃用予防のためにもある程度動くことは必要かと思います。

3.行えないことはないですが、かなりのリスクを伴います。人工骨頭の手術をしない状態でも、すこし痛いながらも車椅子に無理なく移動できるなら、手術をせずにこのまま生活するというのも一つの手のなのかもしれません。

4. MISでは視野が悪くなりがちなので、むしろ不利になるかもしれません。

5. 骨頭壊死の進行を抑えるかについては申し訳ないのですが知りません。調べたらそういう報告や論文もあるのかもしれません。ただ、反対側の大腿骨頚部骨折を予防する、腰椎圧迫骨折を予防するという意味で効果的だと思います。


手術をするかどうか、また、その時期などは整形外科医の間でも意見の分かれるところだと思います。また、ご本人、ご家族がどのように考えているかによっても変わってくると思います。大事なことなのでよく相談して決めましょう。

この回答への補足

丁寧なご説明を頂きまして、どうもありがとうございます。


もう少しお伺いしたい事がございます。


>2.廃用予防のためにもある程度動くことは必要かと思います。

  母は85歳です。他の筋肉も含めて使わなければ衰えていくの恐ろしいです。ですが、骨頭部の壊死は長時間歩いたりする事などの摩擦で、進行が早まってしまわないのですか?ボロボロと崩れていき、支えきれなくなり、立てなくなるのではないかと恐れています。

>4.MISでは視野が悪くなりがちなので、むしろ不利になるかもしれません。

  おっしゃる”不利”とは、感染症に対しての事でしょうか?どのように不利なのでしょうか?

  それとも手術全般にかかわる事でしょうか?

  手術前に、医師より、例えば手術中の骨折だとか、他い幾つかリスクの説明がありました。MISは切るのが少ない分、リハビリ期間も短くなり、患者への負担が少ない手術かと思っていました。今回見つかった膿のようなものも、MISでは見落とされる可能性もあるのですか?

6.手術前には丁度前側の足の付け根の中心辺りに痛みを感じているだけでした。長時間の歩行には杖を使っていましたが、小さいスーツケースを持って、新幹線で東京ー大阪間の往復も頻繁に独りでできていました。

  ですが、手術後今では1,2分歩く為にも杖が必要で、ベットや椅子からは時間をかけてゆっくりと痛みを我慢してでないと起き上がれなくなりました。お尻から、大腿部、膝下までと広範囲に痛みが増しています。

  また、痛みがあるのでお尻から大腿部を手で押さえて歩くと、骨がガクガクとなるのを感じています。これはいったいどう言う事なのでしょうか?今まで眠っていた菌が活性化されての事でしょうか?それとも菌の採取時にスクリューへの接触があって、ずれたりした可能性があるのでしょうか?

  主治医には、この様な状態を説明する母が単に”ぼやいている”としか受け取って頂けていません。もう歳なのだから。。。という感じで、詳しく説明を受けれません。

  どうぞご回答宜しくお願い致します。 

補足日時:2013/04/29 14:06
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