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ドラマDOCTORS~最強の名医~の再放送をやってるのを観ているのですが、
滝沢沙織さん扮するエスアイ製薬のMRを見て、MRっておもしろそうだなと思っています。(黒いところに食い込んでいけるちょっと黒そうなところなど・・・)

が、所詮ドラマなので、ステレオタイプ的なところとか、脚色も色々とあるかと思います。(実際のお医者さんがあんなにドロドロしているとは思いませんし・・・)
実際とのギャップなど教えていただけないでしょうか?

例えば、
ドラマでは殆ど薬の情報提供はしないでパンフレットを渡しているだけ(ドラマの進行上)だが、実際はもっと薬の話をするとか、
ドラマでは手術を見に来てもいいよと言われ、実際(外からですが)立ち会ったりしているが、本来は部外者は入れないとか・・・?
細かいところから、根本的な部分まで、なんでも構いません。

あと、MRは実際の薬には触れないと仕事のページに書いていましたが、作中では薬を手配していたりするのも疑問です。本音と建前のようなルールもあるのでしょうか??

実際のMR業務により近い作品などあれば、教えていただければと思います。
(もしくは本作が一番忠実だと思うといったご意見でも歓迎です)

よろしくお願いいたします。

A 回答 (1件)

ドラマを見ていないので、そちらはわかりませんが、


MRについて一言。

MRの仕事は、医師に薬の情報を伝える……のではなく、
自社の薬を使ってもらうのが仕事です。
情報を伝えるのは、その中の一つです。
パンフレットを見てもらえるなんて、最初だけだと思ってください。
例えば、日本の製薬会社は約40社。
その営業マン(MR)が医師に取り巻いていると思ってください。
まともに、MRの話を聞いている時間があると思いますか?
そんな時間はありませんよ。
でも、時間を作らなければならない。

極端な話、10分かかる話を、10等分して、1回1分、
10日間かけて話をする……ぐらいの苦労が必要です。
その1分のために、数時間待っているということも
日常茶飯事。

私は、かつて、医療機械の営業をしていたことがあり、
大学病院の先生の依頼で、国立病院の先生に書類を
届けに行くことになりました。
その先生の会議が終わって出てきたのが、午後6時だったか、
7時だったか、覚えていませんが、
初対面の先生(部長)を廊下で立ち止まらせて、
大学病院の先生からの依頼の書類を渡して、
ついでに、自社製品のPRを廊下で5分ほどしました。
説明を終わってから、関連会社のMRから、
○○先生を廊下で立ち止まらせて、初対面で、
製品のPRをするなんて、医療機械はいいな。
MRだったら、怒鳴られて、帰れと言われる。
と、いわれたことがあります。
それぐらい、MRの仕事は厳しく、難しい。
(ちなみに、一般の方でも知っている超大手のMRです。
私はその関連会社の医療機器会社にいた)
ついでに言えば、そのときPRした製品は、採用されました。

医療機械の仕事だったので、手術室にも何度も入りましたが、
MRが来ているのを見たことは一度もありません。
ライバルメーカーの担当者とかちあったことは、何度もありますが。

とにかく、MRという仕事は泥臭く、地道で、大変です。
この薬でなければならない……というのならば、PRしなくても
売れます。
でも、現実には、よく似た薬が10、20とあるのです。
その中から、自社製品を使ってもらわなければならない。
せっかく使ってもらっても、効きが悪ければ、二度と使って
もらえません。
なので、最初の症例は、良く効く症例を選ばなければなりません。
それを医師と話し合うのも重要な仕事です。

某メーカーの大学病院担当の新人MRと話す機会があったのですが、
大学まで歩いて行けるアパートに住まわされ、
朝6時には病院へ行って、先生に朝の挨拶周り。
診療が始まる9時ごろに、喫茶店で、食事をしながら、
朝のあいさつ回りの成果などをミーティング。
食事が終わると大学病院へ戻り、午後2時、3時まで仕事。
それから、食事をしながらミーティング。
午後4時ぐらいから、夕方から夜の仕事。
8時ぐらいから夕食。すぐに、大学に戻って、
夜勤や研究のために残っている先生と話をして、
アパートに戻るのが12時。
風呂に入って、すぐに寝る。
翌日、5時半に起きて、6時には病院。
土曜日曜も、病院へ行って、出勤している先生と話をする。
そこまでしないと、ライバルに勝てないと言っていました。
ちなみに、私が勤めていたグループ会社とはライバルの、
超有名な会社のMRの話です。
かっこいいなんて、世界ではありませんよ。

でも、一般にはないメリットもあります。
私の家内が手術をすることになったとき、
知り合いの先生を通して、
大学病院の腕の良い評判の先生に頼むことができました。
もちろん、快く引き受けてもらいました。
その先生から、MRから良く依頼を受けると言っていました。
家内が手術を受ける数ヶ月前にも、MRの依頼で
手術をしたそうです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます
成果を上げるためには死に物狂いで働かねばならないということですね
これまたドラマの影響で、医療機械メーカーの方のほうがハードなイメージがありましたが、そういうわけでもないんですね

お礼日時:2013/07/10 16:48

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