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1単位は何時間分の授業に換算されるのでしょうか?

A 回答 (3件)

最新の「大学設置基準」改正(平成二五年三月二九日文部科学省令第一三号)の第21条に、単位の定義があります。

「第二十一条  各授業科目の単位数は、大学において定めるものとする。」

一般的な決め方は以下です:


「一単位の授業科目を四十五時間の学修を必要とする内容をもつて構成することを標準とし、授業の方法に応じ、当該授業による教育効果、授業時間外に必要な学修等を考慮して、次の基準により単位数を計算するものとする。」とあって、「講義及び演習については、十五時間から三十時間までの範囲で大学が定める時間の授業をもつて一単位とする。」、「実験、実習及び実技については、三十時間から四十五時間までの範囲で大学が定める時間の授業をもつて一単位とする。」などと決められています。

分かり易くします:

大学では実時間(実際の時間―皆さんの時計で)の45分を1時間と見なします。実際の物理的な1時間を基にしているわけではありません。この定義は昔からのもので、休憩時間なども含め時間割上の時間を大学での時間と見なしています(以降の「時間」はこの意味)。

大学での履修時間は、学内での1時間(たとえば講義)を15回(計15時間)と学外での2時間(たとえば予復習)を15回(計30時間)で、合計45時間で<1単位>と計算します。これを言い換えると、時間割上の1回の授業では、1時間の講義と2時間の予復習を合わせて3時間となります。

しかし、ご存じのように、時間割上では1コマという数え方があり、一般的に1回の講義は、実時間で45x2の90分間(2時間と見なす)です。したがって、90分間の講義を15回(15週)行うことで<2単位>としている大学が一般的です。
これは「講義及び演習」の授業の場合です。

「実験、実習及び実技」の授業の場合は、たとえば、語学や体育などですが、時間割上では週2コマを15回(15週)やると2単位(4単位ではなく)、あるいは、週1コマを15週やって1単位というように決められています。

ご質問への答えは、実時間か見なし時間か、講義・演習タイプか、実験・実習・実技タイプかで異なってきます。

ちなみに、定期試験は15回の中には含まれませんので、別に時間がとられます。

また、たとえば、大学により、「講義及び演習」について、半期に15回(15週)のコマを消化するのが難しくなると、祝祭日に授業をすることになったりします。とくに月曜日に祝祭日が来ることが多いです。または、土日に授業を割り振ったりすることもあります。
ある時期までは、大学での授業の回数が大学や教員によってまちまちだったため、文科省は標準化して現在の状態になっています。
今後は、4学期制を導入したりする大学もあり、大学によって学期毎のコマ数が変わってきたりするでしょう。
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平成3年法改正が最新のようなので、


このPDFファイルの2~3ページ目
の方がわかりやすいかもしれません。

大学設置基準で、1単位あたり45時間の学修が必要で、
講義であれば1単位当たり最低でも15時間の講義が必要(この中に定期試験の時間は含まない)。

というのが基本のようです。

文科省中央教育審議会大学部会(第112回)資料1-3
『柔軟なアカデミック・カレンダーの設置について』(PDFファイル)

http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chuky …
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下記のように決められているようです。




>>文科省
>>大学設置基準の一部を改正する省令の施行等について
>>六 教育課程について
>>(二) 単位の計算方法について

http://www.mext.go.jp/b_menu/hakusho/nc/t1991062 …
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