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自然淘汰説によれば正直者は淘汰され嘘つき者は適者と考えてよろしいでしょうか?
とすれば、世の中は有害無益者だらけと考えていいでしょうか?
あくまで進化論が正しいとした場合のことですが。

A 回答 (10件)

 まず、あなたが自然淘汰説や進化論に対してひどく誤解なさっていることを指摘しておきましょう(#8の方のように論外レヴェルには達してはいないようですが)。

ま、情緒的にいろいろあったのかな、って匂いもしますけど。

 それでは誤解を解くうえであなたが提示した仮説を検証してみましょう。
 仮に、人類という種が他者を欺き騙し盗みとることに特化した種だと考えてみましょう。そうであった際、人類は現在の巨大な社会を造り得たでしょうか。
 まず、それがごくごく初期の人類たちが作っていた十数人程度の集団であってもその維持は不可能でしょうし、群れによって行なう狩りや採取などの食料の調達は恐ろしく非効率的なものとなり、捕食者の襲撃によっていともあっさりと群れは崩壊し、残った個体には飢えて死ぬ以外の運命は選び得なかったでしょう。もちろん、後に人類が始める農耕にしても個々に分担された役割がまるきりアテにならないものだったとすれば、農耕によって人類が過剰なまでの繁栄を勝ち得ることなどなかったわけです。
 つまり、群れによって得られる利をより最大化するために、ヒト(のみに限らず群れをつくる生物)は互いをより信じあうように進化したわけです。逆説的にいえば人類がこれほどまでに巨大な社会システムを有していることが、人類における適者は正直者であることの証左であり、加えてあなたのように嘘つきを忌避する心性もまた、群れを効率的に稼動させるために発達したものと考えていいでしょう。
 しかし、その一方で農耕(特に穀類)というものは自然環境に大きく依存するものであるが故に、ヒトの群れのありようを大きく変えてしまったものでもあるんです。旱魃や洪水があればその群れは飢え、逆に好天がつづけば群れに過剰な収穫をもたらすであろうことはお分かりであろうと思われます。そして、その過剰と欠乏が富の偏在と戦争を生んだ訳です。
 で、農耕の初期では作物を奪いに来る獣たちを追い払う役割を受け持っていた人々が、やがて飢えた人々を追い払い(ソフトなものいいをするならね)、他の群れから略奪したりという役割へと変化していったわけです。もちろん、略奪したものを群れで公平に分配、なんてことがあろう訳もなく「おれたちが命がけて分捕ってきたんだから」云々と、一番後ろで声をはりあげただけの御仁が戦利品を独り占めし、従順な下っ端にのみ仰々しくスズメの涙ほどの分け前を下賜してやる、なんて、いまでもどっかの職場で行なわれていそうなことが行なわれていた分けです。
 しかし、その間にも(なにせこの何十字かの間に数千年が経過してるんです)農業技術は向上し、天候によって生ずるリスクはなくなっていないにせよ(ま、いまでもそうなんですが)、頻繁に略奪をする必然は減じていったわけです。
 とはいえ、継続的な略奪によって特異的な社会的地位を得た人々(いってみれば初期的な豪族といったものですね)が、自分たちがこの社会に必要がなくなったんなら、大昔のようにイノシシでも追い散らすことにするよ、なんてことになる訳もなく、よりその地位によってもたらされる富を拡大するために、敵をでっちあげる訳です。ここらヘンはW.ブッシュ政権がなにをして、いかなる負の遺産を残しまくっているかを思い出せばいいでしょう。
 このあたりは英議会で保守的な立場をとる議員のテストステロンレヴェルが常人を大きく超えていた(同様の調査は多く行なわれ結果も同様)という結果からも推測できるように、高テストステロンレヴェルの人物の行動様式は猜疑的で怜悧、粗暴で強欲、嘘つきで不誠実と、なんだか邪悪さの一覧みたいなもので、おおよそ文明社会が許容しちゃダメだろ、って種の人間なんですが、困ったことに先に述べた人類の日常が今よりはるかに血生臭かった頃に培われた行動様式に従い、社会的に下位の若い♂は己の下っ端遺伝子に酔わされて見事なまでに、蛮人の血を強く引くリーダーとやらに信任を与えてしまう訳だったりするんです。
 困ったことに人類のおおよそが善良で正直であるが故に、そうしたリーダーなる幻影にいともあっさりと惑わされてしまったりする訳で、善良なるが故により邪にふるまわされることってのは人類史においてさほど珍しいものじゃないんです。

 ううむ、長くなりすぎてしまった。
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この回答へのお礼

今の社会は良く出来上がってるなと感じます。それは、人が優れた社会システムを考え出したからだと思います。もしそれをなくしてしまえば世の中はうまく回らなくなってしまうと思います。知恵を有益なことに使えたことが成功できた理由でしょう。でも、自然淘汰は人類の進歩を妨げているようにしか見えません。

お礼日時:2013/08/13 18:01

中学生の教科書から勉強し直してきましょう。

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人間は区別しないといけません。

人間は嘘つきに淘汰圧を加えられます。日本のように憲法9条やパチンコ賭博や国民年金マルチに淘汰圧がかからない嘘つき社会は嘘つきのみの社会に近づきます。韓国はまさに淘汰圧がありません。日本もないのです。アジアはないのです。

ヒト以外の場合は正直も何もありません。それはワクワク動物番組的に擬人化してみているだけです。刑法も民法も仁義も男の約束も人間の話です。
動植物の何が不正直と言えるのですか。つまり人間的な信条を後回しに物質的に活動する日本人はエコノミックアニマルなのです。絶滅するかも知れません。というか家畜化したものだけが生存している品種もあるでしょう。
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だますというのは生き残るための重要な要素だと思いますよ。


昆虫の擬態や、肉食動物の様々な狩の手法に、相手を欺く
手法が含まれています。

だますということが、集団が生き残ることを阻害するなら
つまり、個人間の連携としての社会の優位性を阻害するなら、
嘘つきは社会から有る程度締め出されるでしょうね。
このあたりは動物の世界でも成り立ちそう。

国家や政治家は嘘つきが普通ですが、組織の中堅以下が嘘つきだらけ
だったらその組織は保てないでしょう。
結局集団を形成して組織として行動する動物では、正直は
組織を保つ上で、必要な資質だと思います。
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この回答へのお礼

もし本当に自然淘汰が働き有害無益化しているとしたら人類の進歩を妨げる働きが自然にはあると言うことですね。

お礼日時:2013/08/13 15:11

どれが適者かは神の判断。


正直者・嘘つき者と言った区分ではいずれかが圧倒することはないようです、ある時点で逆転します。
自然界での動物と食物との関係にも似ています、動物が食物を食べつくしたら・・?。
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人間わずか500万年


進化の過程を比ぶれば夢幻のごとくなり

正直とかいう概念は人間だけのものですね。
人間以外の生物は子孫を残すことに正直に生きてました。
それでも環境に合わずに滅んだ種もたくさんあります。

絶対に言えることはひとつです。
現存する生物の全ては種を残すことに正直である。
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進化論は結果論でもあります。

また有害か無害か、無益か有益かは立場によって異なりますから、進化論が正しいか正しくないか、とは関係なく、この予想自体が成立しないことではないでしょうか。
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まっそうなんじゃないですか 程度の差こそあれ

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進化論が説明しているのは、自然淘汰で生き残ったものが子孫を継続できると言う事だけです。


何が自然淘汰されるかは、状況により異なるので、前提が正しいかどうかは、生き残っているもので判断するしかないです。
正直物が淘汰され、嘘つきものが適者かどうかは、生存者を調べることで判断するしかないです。
つまり、結論から前提が導かれるべきであり、前提から結論を導き出すのは不可能です。
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>自然淘汰説によれば正直者は淘汰され嘘つき者は適者と考えてよろしいでしょうか?



正直者が淘汰される環境ならばそうです
嘘つきが淘汰される環境なら違います

また嘘つきが常に嘘をつくならそれは正直者と変わらないので淘汰されるでしょう

>とすれば、世の中は有害無益者だらけと考えていいでしょうか?

いいえ、一時的なバランスの変化はあるでしょうが有害有益と無害有益と無害無益とのバランスは一定になるはずです
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この回答へのお礼

自然淘汰が働けば自分に有利な行為をしたものが生き残ることになりそれが嘘をつくことなら嘘つきだらけになります。でも実際は利益不利益関係なく正しい行為を選ぶはず。これって自然淘汰が働いていないのでは?

お礼日時:2013/08/13 13:27

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