プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

FX取引のまだまだ初心者の部類に入る一般人ですが、最も基本的な質問をさせてください。

教科書では、各通貨ペアの数値間には一例として、次のような関係式が成り立っていると説かれます。
[EUR/JPY]=[EUR/USD]X[USD/JPY]

検証すると、これらの理論式は確かにほぼ成り立っていますが同時に常に乖離が存在していることも事実です。教科書ではこの乖離は、インターバンク市場に於いて「裁定(アービトラージ)」の働きで常に修正されて、理論式の正当性が担保されているとも説かれます。確かに尤もな話ですし疑う理由はありませんが、教科書ではこれ以上の具体的な説明はありません。

インターバンク市場に於いてこの裁定取引を行なっているのは誰でどのように行なっているのでしょうか? 特定の裁定取引の専門的なファンドなのでしょうか? それとも、インターバンク市場に参加している銀行が夫々に独自に最大利益を目的として裁定取引しているのでしょうか? 後者なら定めし銀行群の集合的裁定機能とでも呼ぶべきものでしょう。

いづれにせよ、裁定を起動させるロジックはいかなるものでしょうか?乖離が常に存在する以上、閾値とでも言うべきものが存在するはずです。

また、乖離を修正するロジックはいかなるものでしょうか? 上記の一例で言えば、数値をいじるのは、[EUR/JPY],[EUR/USD],[USD/JPY]のいづれでしょうか?

以上、皆様のお知恵をいただければ幸いです。

A 回答 (3件)

裁定取引を手数料を払い、大口でトレードできるようなサヤはめったにないでしょうね


まあしかし、手数料を気にしない且つ取引を把握しているであろう本家本元なら
可能な気がしますが・・
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今どきはプログラム取引で、乖離が何pipsになったらいくら注文を入れる、という自動プログラムを組んでしまいます。


暴走しない限り、必ず裁定取引が入ります。各機関投資家(各国政府、決済機関、銀行、保険、大手業者)が百巴ぐらいでぐちゃぐちゃになってやってますから、素人の出る幕はまずありません。
ユーロドル、円だけでなく、通常の取引があるほとんど全ての通貨で自動売買が組まれていると思われます。
たぶん、理論値より1pipsずれれば即座に入るかと。
ただ、取引の少ないマイナー通貨なら必ずしもそうは言えないと思います。
(関心無いので実際の所は知りませんが)
取引高が少ないと、裁定を入れても成立しなかったりしますので。
円-ドルなどは1日に数十~数百兆円ぐらいの取引がありますので、かなりの部分はプログラム取引だろうと。
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この回答へのお礼

sebleさん、回答を有難うございます。

自動売買、プログラム取引だろうとのこと。確かにそうでしょうが、今度はそのロジックがどうなっているかに興味がわきます。通常の裁量取引においても役に立つはずです。

sebleさん、回答を有難うございました。

お礼日時:2013/09/01 21:49

各参加行が独自の立場で取引しますから、特定の通貨ペアで裁定取引するのは各参加行です(一方信用とかで取引から排除される銀行も有り得ます)。


銀行間市場は2営業日後に受渡日が定められています(世界共通です)。この2営業日保たないと判断された銀行が排除対象です。
さてと余談はさておき、裁定取引は必ず儲かる「利益確定取引」です。隙間で儲かるならどの銀行でも参加します(一方、裁定されて損する銀行も存在する訳でもあります)。
銀行間市場は常時売り買いのレートを出し続ける必要があります。極端に差があると馬鹿にされますし、ぎりぎりにすると軒並み撃ち抜かれ損する世界が相場の世界です。自分は撃たれずに他人を撃って稼ぐのがディーラーの仕事。だから裁定なんて美味しい仕事は常に市場を隈なく見ている銀行(ディーラー)が持って行きます。
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この回答へのお礼

simotaniさん、回答を有難うございます。

この裁定取引について具体的イメージがわかってきました。
「利益確定取引」と聞けばその詳細を知りたくなるところですが、各銀行とも企業秘密なのでしょうね。

simotaniさん、回答を有難うございました。

お礼日時:2013/09/01 22:11

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