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There is nothing for it but to obey the order.についてです。

訳は”その命令に従うしかありません”です。(参考書に記載あり)

”to obey the order”は不定詞の名詞的用法でButによってnothingと並列に主語として働いていると解釈して良いでしょうか?

”to obey the order”の文中での働きを教えてください。

A 回答 (4件)

【ご質問】


There is nothing for it but to obey the order. (その命令に従うしかありません。)
"to obey the order”は不定詞の名詞的用法で but によって nothing と並列に主語として働いていると解釈して良いでしょうか?

【回答】
その通りです。

【解説】"but" について
(1) conjunction: with the exception of -- used before a word often taken to be the subject of a clause <None but the brave deserves the fair.> (2) preposition: other than <This letter is nothing but an insult.> [Merriam-Webster Dictionary]
ご質問の文中で but の後にくる "to obey the order" は "There is..." の文の主語と位置付けられますので、ここでは、上記の定義(1) による用法として、接続詞ととらえましょう。この場合、必ずしも but の後が節である必要はなく、"to obey..." のような不定詞の句でも、或いは単語(主語になるもの)であっても良いのです。
[文例] There is nothing (for it) but to obey the order. (but の後が句)
[文例] There is nothing (for it) but we obey the order. (but の後が節 -- "that" は"but" で代用できるため不要です)
上記の他に、"but" は "other than" と同じ意味(及び用法)として、接続詞としても前置詞としても使用できます。but の後ろに目的語がくる以下の文例では "but" を前置詞とみなすのが自然ですが、"to ..." 不定詞を目的語としてもってくる事は、文法書にどういった規定があるにしても、スタイルとしては一般的で、むしろ下手に動名詞 (obeying) で繋げる(人もいますが)よりは余っ程マシでしょう。
[文例] This job description has nothing but (= other than) to obey the order.
[文例] This job description has nothing but (= other than) we (must) obey the order.
この職務規定(書)は命令に従うことしかうたっていない。

【解説】"to obey the order" について
ご質問の文中には、"but" と 不定詞句 "to obey..." の間に何も語句がありませんから、そのままこの不定詞句を "There is..." の文の主格とみなすのが自然です。文の主語は "nothing" でしたが、これが "but" で接続されて "to obey..." が主語として入れ替わる形になります。従って、"nothing" と "to obey..." を並列とみなす事は、文の構造の上でも意味の上でも適切でしょう。"but" と 不定詞句 "to obey..." の間に(修飾される対象として)何らかの語句が入らない限り、この不定詞句は名詞句として認識されます。
[文例] There is nothing (for it) but to obey the order. (不定詞の名詞的用法)
[文例] There is nothing (for it) but our effort to obey the order. (不定詞の形容詞的用法)
[文例] There is nothing (for it) but we fulfill our duty to obey the order. (不定詞の副詞的用法)

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総じて、ご質問者の『"to obey the order”は不定詞の名詞的用法で but によって nothing と並列に主語として働いている』という解釈が適切で、最も簡潔に文章の構造と語句の用法を説明しています。
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この回答へのお礼

aminase様

ご教授ありがとうございます。

>パッと見で "nothing" と "to obey..." が同格だということが簡単に分かりますし、"to obey..." が主格として名詞の様に扱われている、という解釈は自然に成り立ちます。

ぱっと見て分るのが理想です。これができるように練習しています。

ぱっと見て分る文もあるのですが、分らない場合はどれが主語で何が何を修飾してと考えてやっと意味が分るレベルです。

どうすればぱっと見て分るようになるのでしょうか?

これはさて置きご教授ありがとうございます。理解を深めることができました。

お礼日時:2004/04/09 12:39

>There is nothing for it but to obey the order.についてです。


>”to obey the order”は不定詞の名詞的用法でButによってnothingと並列に主語として働いていると解釈して良いでしょうか?

その解釈でいいと思います。
イディオムとして

There is nothing for it but to do~
~するよりほか仕方がない

という言い方がありますので覚えておかれたらと思います。
直訳すれば、

There is nothing for it
それには、何もない(そのためには何もない)

but to obey the order.
しかし、命令に従う事(だけはある)

という事で、「命令に従うほかない」と訳せると思います。

to obey the orderのところを命令に従う事と訳して、名詞的に考えていいと思います。
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この回答へのお礼

honeyracoon様

とても分りやすい解説ありがとうございます。よく理解できました。いつもありがとうございます。

お礼日時:2004/04/09 12:28

辞書のnothingの成句の欄に、『There is nothing for it but to do』で『~するよりほか仕方ない』という意味で載っています。



名詞的用法の不定詞であるとするなら、butが前置詞であることは有り得ません。なぜなら、前置詞の目的語に名詞的用法の不定詞は置けないからです。基本です。よって、butは接続詞です。

この不定詞の用法が何かというと、少なくとも副詞的用法ではないでしょう。どの副詞や動詞を修飾しているのかと言われても分かりません。無いと思います。よって、形容詞的用法か名詞的用法のどちらかでしょう。

形容詞的用法ではないと思います。被修飾語を何らかの形でおくべきでしょう、その場合なら。省略・脱落もしないでしょう、被修飾語を。よって、副詞にしろ形容詞にしろ、修飾語としての不定詞ではないと思います。

以上のことから、恐らく名詞的用法でしょう。下記の文から『to do』が脱落したのだと思います。
There is nothing to do for it but to obey the order.
並列的な関係があるとするなら、『nothing to do』と『to obey the order』との間にでしょう。この場合は名詞的用法です。ただ、これが文法的な説明に適うものなのかどうかは、自信ありません。

私が言えることは、『取り合えず成句として覚えてください』ということです。しっかりとした結論を出せずにすみません…。
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この回答へのお礼

polite様

ご教授ありがとうございます。詳細な考察をして頂きとても参考になりました。

お礼日時:2004/04/09 12:23

Butは前置詞で~を除いてという意味になります


前置詞の後なのでto obey the orderは名詞的用法で一つの名詞、「命令に従うこと」
だから
命令に従うことを除いてそれについて何も(することが)ない
つまり
その命令に従うしかない
という訳になるのでしょう
but to obey the orderはただのMだと思われます
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この回答へのお礼

nobunobu1go様

ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2004/04/09 12:21

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