A 回答 (5件)
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No.5
- 回答日時:
「高い声」「低い声」などが、以前のいつ頃から使われていたのか
を知りたいのなら、次のような方法もあります。
ウェブで「高い声」、「声楽」、「合唱曲」、「音声周波数」などの
上記「カギかっこ」を付けた言葉を検索したら、その言葉が使われた
年代が出てくると思います。
No.4
- 回答日時:
高音の声を「頭声」といい、低音の声を「胸声」といいます。
声の響きを感じ取る身体部位の上下が、そのまま高低と表現されたのではないでしょうか。もっとも高音が頭にだけ、低音が胸にだけ反響するわけではないそうです。
No.3
- 回答日時:
通常言う「高い声」「低い声」は、昔から使われていた俗称です。
強音・弱音や、大声・小声を表そうとして、誤って感覚的な表現で
表した俗称が広まったとされています。
正しい意味は、「高い声」は周波数が高い領域の高音の意味で、
「低い声」は周波数が低い方の低音を表す呼称です。
いつの時代からかは、正確には知りませんが多分「明治」以前から
誤称されたと推察します。 詳しくは、NHK放送技術研究所(東京、
世田谷区)か NHK放送文化研究所 へ問い合わせたら分かる筈です。
周波数が高い領域・低い領域を「高音」「低音」と正しく呼ぶよう
になったのは、恐らく西洋の声楽が日本へ導入された頃と推察し
ます。
その後オーディオ技術が普及した頃から 高音・低音、強音・弱音
の使い分けが明瞭に区別され認識されるようになったようです。
No.2
- 回答日時:
なかなか鋭い着眼点ですね。
歴史的なことはわかりませんし、国語の専門家でもありませんが、似たようなことで不思議だなと思うことがいくつかあります。
「声の高い・低い」の例でいえば、「甲高い声」とは、おそらく「周波数の高い声」とほぼ同じ意味だと思いますが、小さな声には多分使いません。
逆に、「声高(こわだか)に話す」は、音量が大きいさまであって、音の高さを言っているわけではありません。同じく音量が大きいものには「大きな声で話す」があります。
同様に、「低い声で話す」というときの「低い」は、「周波数が低い声」ではなく、声の強さを弱く、音量を「小さく」という意味です。
周波数の低い声は、「太い声」のような表現をするかと思います。
逆に「かぼそい声」は、周波数が高い声というよりは、「弱く、音量の小さな声」です。
どうやら、日本語では、「高い・低い」は、どちらかというと「大きい・小さい」「良く響いて遠くまで届く、ぼそぼそと不明確で聞き取りにくい」の意味で使っていたのではないかと思います。
「周波数が高い・低い」という連続的な「レベル」を表わす日本語はなく、「金切り声」とか「太い声」といった、典型的な音の高さを何種類かで言い分けていたような気がします。
それが、現代では「高い声(音)=周波数の高い声(音)」「低い声(音)=周波数の低い声(音)」という意味に固定したように思います。音量は「大きい・小さい」で表現して。
これは英語でも同じですので、その影響があるのかもしれません。
・高音 High tone = High note = High frequency
・低音 Low tone = Low note = Low frequency
ただし、ひそひそ話を「低い声で話す」、喧嘩などで「声高に叫ぶ」という表現も残っているので、若干の混乱はあると思います。
一方、「周波数」の方は、明らかに明治以降に新しく入ってきた技術用語で、数字を伴う連続的なレベルを示すものだと思います。
ところが、これの程度を表す形容詞が、あまり明確ではありません。
「周波数」の場合には、一般に「高い・低い」を使いますが(高周波、低周波など)、同じ意味でも「振動数」を使うと「大きい・小さい」または「多い・少ない」になります。(振動数が「高い・低い」と言わないこともないとは思いますが・・・)
この「高い・低い」と「大きい・小さい」は、いろいろなところで混在して使われています。
周波数が高い←→周波数が低い
振動数が大きい(多い)←→振動数が小さい(少ない)
可能性が高い←→可能性が低い
可能性が大きい←→可能性が小さい
確率が高い←→確率が低い
確率が大きい←→確率が小さい
英語の表現(High/Low possibility、High/Low provability)による「高い・低い」と、科学技術的に数字が「大きい・小さい」が混乱して使われているものと思います。
こう考えると、「音が高い・低い」は「周波数が高い・低い」から来ているのではないか、という質問者さんの疑問は、逆に「周波数が高い・低い」という表現自体が英語の影響で、本来の数字の観点から言えば「周波数が大きい・小さい」という方が自然ではないか、と考えることもできると思います。現に、「振動数」は「大きい・小さい」ですので。
以上から類推すると、音や声が「高い・低い」というのは、周波数が「高い・低い」というよりは、英語の表現などの影響ではないかと思います。それが、日本語本来の表現や、明治以降の技術用語・数字との関係などが入り混じり、複雑なことになっているのではないかと思います。
単なる素人考えですが。
No.1
- 回答日時:
結論から言うと、周波数という言葉が
作られるより、高い、低いが先と思われます。
日本語含め、日本語の音の高い低いにあたる
言葉は、多くの言語で周波数の高い低いと
重なるようです。
ただ人間の感じる音の高低は
音色や音の大きさ音域によるそうです。
枕草子で既に、高し、との言葉が
人の声について書かれていますが、
現代語に訳される場合は、大きな声、と
訳されるようですね。
科学的な数値が少ない時代は、
高し、といっても、現代人が高い音と
いうのと、大きな音というのと、含めた
感覚だったのやも知れません。
雅楽もありましたから、音のピッチの
概念は古代からあったでしょう。
音楽は貴族のたしなみですから、
それを表す言葉が存在しなかったはずはない
と思われます。
音楽についての記述がある古文は
ちょっと見つけられませんでした。
高し、低し、なのか、
他の言葉もあったのか。
以下、音域学会サイトより。
ピッチと周波数の事が書いてありました。
ヨーロッパの話ですが。
Q:音叉はいつごろから使われているのですか。エ レクトロニクス時代の今日,発振器は種々ありま すが,音叉はまだすたれていないのですか。 A:音叉は基準周波数発生の道具として長く使われ ています。振動している両端自由な棒を手で持つ と振動が殆ど停まってしまいますが片持ちカンチ レバー二つをU字型に繋げたような音叉は手で 持っても振動が停まらないようにできています。 この性質は実用的には実に重要です。音叉を最初 に作ったのは英国宮廷の楽隊でトランペットを吹 いていたジョン・ショアさんで彼が自分のリュー ト(古い撥弦楽器の一種)を調律するために1711 年に発明したと言われています。以後、
の便利さ故に次第に各国に普及しました。昔の音 叉を調べるとその時代の音楽演奏に採られた基準 のピッチが分かります。モーツアルトが愛用して いたピアノの中から音叉が発見されて、
数からその当時の基準ピッチが推定されたりして います。18世紀の当時は歴史的に見て「ピッチ= 周波数」という知見はなかったと思います。なく ても音の高い低いという概念はありますから音叉 ができてそれが何Hzの音を出しているかというこ とは知らなくても実用的に音の高さの基準に使う ことはできたのです。その後、音響学が発達し周 波数測定ができるようになって「ピッチ=周波 数」という知見ができ上がり、1859年には各地で 行われる音楽演奏の基準ピッチをそろえるために パリに全欧州で使われている音叉を提出させ新た な基準として435Hzに統一する宣言をしました。 その後、1939年には440HzがThe New
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