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私は、ある実用書をA社から何冊か出しております。この度、B社から同類の本を出すことになったのですが、A社の本を作る際に作った語呂合わせをB社の本にも使うことはできるでしょうか? また、A社の本を作る際に作った問題をそのままB社でも使うことはできるのでしょうか? 

A 回答 (4件)

古典の語呂合わせを巡って裁判が起きたことがあります。

有名な565シリーズです。

語呂合わせの著作権有無についてその裁判では多くのゴロは創作性がはいとされましたが、一部の語呂合わせには創作性を認め地方裁では3つの語呂合わせで著作権侵害の判決もでました。これは質問者と違いいわゆる盗作を巡る訴訟です。
しかし、二審では原告よりも前に別の出版社で同じゴロが使われてるから、被告が原告の語呂合わせに依拠したとはいえないのではないか、偶然の一致てはないかという漢字で進み、損害賠償請求は認められませんでした。


質問者に関係するところは語呂合わせはありふれたものが多いけど必ずしも著作権が得られないわけではないという点です。まぁ上の裁判で認められたたとえば「あさまし」の意味の語呂合わせなんてどこが他と比べて創作的なのか理解できませんが。誰が一から作ろうが同じになりそうなのに。

同じ出版物なら出版権設定や独占契約にもよりますが、文中の一部の語呂合わせについては出版権も及ばないでしょうし、契約でそこまで明示されていないなら著作権者が他の出版社で利用することは自由でしょう。
その語呂合わせが目玉になって出版社を代表するようなキャッチコピーになってるならまずいと思いますが
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この回答へのお礼

なるほど、そういうことですか。そのあたりの判断が難しいですね。ただ、誰でも思いつくような語呂合わせでは自分ではないと思っています。半日以上費やして作ったものもあるので… とりあえず、今回のアドバイスで、よほどのことでないかぎり、他社でも語呂合わせは使えるようだとわかりましたので、参考にさせていただいて判断したいと思います。ありがとうございました。

お礼日時:2014/08/10 12:23

その『語呂合わせ』は誰かの知的創造物ですよね。

その人が語呂合わせについての知的所有権を持っています。

今回の質問の語呂合わせの知的所有権が、質問者さんだけのものなら、出版社には何の権利もないから、B社からの出版物に使っても問題ないでしょう。(質問文にある『問題』についても同じです。)


ただ、A社と質問者さんとの契約において、何か支障が発生しないかは注意しておいた方がいいでしょう。(A社との契約で、『他社から類似本の出版はしない』なんてあると、もめます。)
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この回答へのお礼

実は、その類似本の出版はしない旨の決まりごとは契約書に書いてあります。そのあたりが悩みの種なんです。類似とは、どこまでを類似というのか…同じ人間が書けば、大抵、似てくるものだと思いますので… ありがとうございました。

お礼日時:2014/08/10 09:18

>A社の本を作る際に作った語呂合わせをB社の本にも使うことはできるでしょうか?


語呂合わせには、著作権が無いと二十年くらい前に聞いたことがあります。

もうお二人とも、第一線からリタイアされているようなので、実名を出して書きます。
古典文法「助動詞の”む”の用法」を暗記する方法に、
「すいかとめてよ」という暗記方法があります。

この語呂合わせを最初に考え付いたのが、旺文社のラジオ講座等で、仕事をされていた、山田先生でした。しかし、受験生の間で、この語呂合わせの暗記方法が物凄く広まっていたため、予備校講師の土屋先生が、自身の著書で、この方法を書かれたそうです。(しかも、この土屋先生の本が、結構売れたそうです。)。

結果、いつの間にか「土屋先生が、"すいかとめてよ"を提唱した人」になったそうです。

山田先生は、「カネを儲けられたことよりも、本家が自分なのに、自分が真似していると思われるがいやだ」と話されていました。

長々となりましたが、語呂合わせには、著作権は無いみたいです。
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この回答へのお礼

詳しい例で説明していただき、ありがとうございました。そうですか。そのような例もあるんですね。参考になりました。

お礼日時:2014/08/10 09:08

その程度なら問題ないのではないでしょうか。


青木雄二とか、あちこちの著書で似たような話してますよ。
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この回答へのお礼

そうですか。そういう例もあるんですね。ありがとうございました。

お礼日時:2014/08/10 09:06

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